【住宅ローンテック】 iYell(イエール)株式会社
ABOUTUSiYellについて
https://iyell.co.jp/
こんにちは! 広報の伊藤です。
いつもは私がインタビューをする側なのですが、今日は私がインタビューを受けるということで、めちゃくちゃ緊張してます…。
(みんなはいつもこんな気持なんですね。これがわかっただけでも、いい経験になった気がします)
しかも、インタビューアーは執行役員の伊東拓真さん。伊東・伊藤でいいかも! というノリで決めたことを今さらながら後悔しています(笑)
というわけで、さっそく伊東さんにバトンタッチしたいと思います!
▼iYellコーポレートサイト
伊東拓真さん(以下、拓真):
質問の前にちょっと呼び方を決めておこうかなと。早乙里(さおり)さん、でいい?
伊藤早乙里(以下、早乙里):
読んでる人が混乱しちゃいそうですからね。もちろんです! 私は拓真さん、でいきますね。
拓真:
うん、よろしく! まずはコーポレートサイトのリニューアル、おめでとう! そもそもなんだけど、iYell Branding officeのoffice長ということでプロジェクトに携わったんだよね?
早乙里:
ありがとうございます! そうなんです。iYell全体のブランディングとしてもコーポレートサイトは重要なのですが、これまでは微修正しかできていなくて。私自身はリニューアルに携わるのは初めてで、会社としてもまだ2回目なんですよね。
でも、資金調達もして、事業はどんどん大きくなっているし、人も増えるしで、会社はど変わっていってるじゃないですか。サービスやビジョンなど大事な情報も、ちょっと古いよね…となってきて、それでリニューアルすることになったんです。2021年10月からプロジェクトがスタートして、5月12日にリニューアルしたサイトをオープンできました。
拓真:
半年でここまでやりきったのはすごい! たしか、制作そのものは外部の制作会社さんにお願いしたんだよね?
早乙里:
かなり最初の段階から入っていただいてました! ご依頼をするときに、iYellのビジョン、ミッションや要望、デザインイメージをまとめた要件定義書を作ったのですが、エンジニアやディレクターの経験があったので、かなりスムーズにできたと思います。
拓真:
そういえば早乙里さんは最初、エンジニアとして入社したんだった。
早乙里:
そうなんです! その後、ディレクターも半年ほど経験させていただいて。「モーダル表示にしてください」みたいな言葉がすっとでてきたり、ちょっとした修正なら自分でできるのは、すごく活かせてます。
ただ…プロはさすがですね! デザインはもちろんなのですが、CMSなど見えない部分の提案までしてくださったんです。これまでiYellではWordPressというCMSを使っていたのですが、Concrete CMSのほうがデザインの自由度がかなりあるということで。機能も、修正の予約ができたりなどかゆいところに手が届く感じで、すごく使い勝手がいいんです。自分たちだけじゃ、ここまではできなかったのかなと。
拓真:
今回のデザイン、めちゃくちゃかっこいいよね。
早乙里:
ありがとうございます! みんなにもそう言ってもらえてすごく嬉しいです!
拓真:
早乙里さんが「こんなイメージで」みたいな感じで、制作会社さんにお願いしたの?
早乙里:
もちろん伝えたのですが、かなりざっくりでしたね。お客さまである金融機関や不動産会社、エンドユーザーに対しては、信頼感を持ってもらいたい。一方で「住宅ローンテックベンチャー」を名乗っているので、かっこいいイメージも与えたい。こんな感じで伝えたところ、制作会社さんが想像の上をいくデザインしてくださったんです。
たとえば、「応援し合う地球へ 〜chain of Yell〜」というビジョンに合わせて全体的に地球=丸を基調としていたり、トップページの動画+メッセージがロゴの「i」を模したものになっていたり。メッセージの背景も、バリューで使っているピンク(マインド)と水色(ジョブ)になっているんです。
まさに、信頼、テックベンチャー、経営理念・ビジョン・ミッション・バリューのすべてが融合されているデザインだな、と。
拓真:
制作会社さんがそこまで考えてくれるっていうのは嬉しいね。ちなみに、一番こだわったのはどの部分なの?
早乙里:
広報的に言うと、トップページの動画ですね。動画はもともと作るつもりだったのですが、素材を組み合わせてつなげる形にする予定でした。でも途中で、やっぱりちゃんと撮影したい! となって。急遽、制作会社さんに撮影をしていただいたんです。
拓真:
あれは台本とかあったの?
早乙里:
キャスティングと時間だけ決めて、「ちょっとここに座って雑談してね」とか「キーボード打ってて」とか、その場で伝えてました。音声があるわけじゃないし、おかげで自然な表情が撮れてよかったです。
拓真:
演技している感じとかまったくないもんね。さっき「広報的には」と言ってたけど、早乙里さん的にこだわったところとか、好きなところはどこなの?
早乙里:
するどいですねー(笑)。ほんとに完全に個人的な話になっちゃうのですが、ずっとオウンドメディアをやりたかったので、実現できたのがすごく嬉しいです。これまでもnoteで記事は出していたのですが、やっぱりコーポレートサイトにあると感慨深いですね。
拓真:
オウンドメディアになったから、もっともっと盛り上げていきたいよね。
早乙里:
はい! 全力でがんばります!(笑)
拓真:
プロジェクトを終えてみて、大変だったなと感じるところはあった?
早乙里:
大きく2つありました。ひとつは今回のリニューアルだけに限ったことではないのですが、全社横断的に関わる必要があること。会社として注力したいサービスをどう見せていくか、終了したサービスをどのタイミングで外すのかなど、全体を俯瞰して見てジャッジしていくのが、まだまだ難しいなと感じます。
たとえば、今回はそれぞれの事業やサービスの担当者に、説明文のようなものを書いていただいたのですが...文章が抽象的/具体的になりすぎていないかや、全体のトーンが合っているのかなど、調整と連絡に追われていました。
といっても、文字数や文章のサンプルを伝えれば察してくれたり、載せる写真もお任せいただくケースもあったりと、みなさんのおかげでかなりスムーズに進められたんですけどね。
拓真:
コーポレートサイトとなると、どうしても調整が増えてしまう。けど、察することができるのは、常日頃からお互いに協力しあったり、事業部を跨いだプロジェクトを一緒にやっているからかもしれないね。
もうひとつ、たいへんだったこととは?
早乙里:
トップページの動画撮影当日のことなのですが、同じチームのメンバー4人のうち2人がお休みになってしまったんです。それで、私ともうひとりのメンバーで撮影の仕切りやチェックをしたのですが、途中で「これ、5月12日に間に合わないかも…」と弱気になってしまって。
ちょうどそのときに窪田さん(※注:社長です)から、「こういう状況なんだし、間に合わなくてもしょうがない。無理するな。」って声を掛けていただいたんですね。そこで逆に、火がついてしまって(笑)。「なんとしてでも5月12日の創業記念日に間に合わたい!」というすごい意志で、やりきりました。
そういえば、テスト環境から本番環境に移行できない状況の中、全社でのお披露目会をしたりなんてこともありましたね。お披露目会で何を話したのか、まったく覚えていないほど心ここにあらずでした…。
拓真:
ぜんぜんそんな状態には見えなかったけどね。
早乙里:
そうだったんですね!よかった〜! 波乱万丈ではありましたが、みんなからの「自分の働いている会社のサイトがかっこいいと嬉しい」という言葉で、すべて吹っ飛びました。ほんと、すばらしい経験をさせていただきました。
拓真:
リニューアルが成功したことはもちろん、早乙里さんやメンバーのみんなにとっても学びや成長につながったのであれば、会社としては最高かな。今日は僕自身にとっても新しい気づきにつながる話を聞かせてくれて、ありがとう!