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【後編】『マイメイト』『トライオート』の2サービス体制が確立 スタートラインに立った2022年から足固めの2023年へ

2022年は、AIによるトレードサービス『マイメイト』が本格リリースを迎え、『トライオート』とともにインヴァスト証券を支える二本柱が確立。新たなミッション「デリバティブとテクノロジーで、資産運用の未来をつくる」も掲げ、次のステージへの扉を開けた年だった。続く2023年は、さらなる成長を見据え、運用の基盤づくりや人材育成など足固めに注力していく。

そんなインヴァスト証券の現在地と決意を、これから仲間になる人と今いるメンバーに向けて、前編・後編の2回にわたってお届けする。

取締役副社長 伊藤 誠規
※2023年4月より代表取締役社長に就任

≪前編≫はこちら

【前編】『マイメイト』『トライオート』の2サービス体制が確立 スタートラインに立った2022年から足固めの2023年へ | インヴァスト証券株式会社
2022年は、AIによる自動売買サービス『マイメイト』が本格リリースを迎え、『トライオート』とともにインヴァスト証券を支える二本柱が確立。新たなミッション「デリバティブとテクノロジーで、資産運用の未来をつくる」も掲げ、次のステージへの扉を開けた年だった。続く2023年は、さらなる成長を見据え、運用の基盤づくりや人材育成など足固めに注力していく。 ...
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社会インフラとしての資産形成手段を提供する存在へ。足固めの2023年

今さら言わずもがなですが、2022年は、世界的に社会、経済が大きく揺れ動いた一年でした。株価や為替は乱高下し、金利上昇と物価上昇にも翻弄されました。幸せな人生を送るために、ますます資産形成が重要だと認識された一年だったと思います。我々の商品が、その選択肢の一つであるべきですし、我々は社会インフラの一つとして、金融や資産形成へのアクセス手段を提供する存在だと自負しています。

社会インフラとして、すべての人に資産形成手段を提供できるように、我々は『マイメイト』、『トライオート』を展開しています。我々は、あらゆる金融商品を高い資金効率で取引できるデリバティブを世の中に広めたいと考え、今はFXやETFなどのCFD(差金決済取引)商品を手がけています。今後は、これ以外にいろいろな原資産を増やし、お客様の裾野を広げていきます。近い将来、『マイメイト』『トライオート』に株価指数や暗号資産、個別株などの資産を入れることを視野に入れています。

このような展望を見据え、2023年は、その足固めの年と位置づけています。今まではリリースに注力してきました。次の段階として、この1年は安定的かつ成長をさせないといけません。その上で、プロダクトの強化や原資産の追加に取り組みたいと考えています。今まで我々はずっと走り続けていましたが、安定した、問題のない運用を確実にできることが、次の成長につながると信じています。


開発に加えて運用に注力する2023年。社員にはもう一歩、更に一歩先を期待

そのために、組織の拡充や人材の育成にも今まで以上に力を入れていきます。人的リソースも、これまではかなり開発に割いていましたが、運用にも目を向ける必要があります。開発と共に運用にも人材を投入していく必要があります。リリースまで全力で走ってきた開発部隊には、今度は「教える」「育てる」という面で、もう一歩先に行かなければなりません。というのも、「運用の人が必要だから採用しよう」という簡単なものではないからです。開発に携わった人は運用もできますが、いきなり運用に来た人は一から覚えないといけません。開発も、新しく来た人はソースコードやシステムの構成を理解しないといけません。人材が増えるほど、チームが増えるほど、リリースで活躍したメンバーがまた重要になります。本当に彼らが支えてくれているのだと実感します。

インフラも同様です。これまでは構築やブラッシュアップに注力してきましたが、サービスの拡大に備えて人材を拡充するなかで、技術を伝え、人材を育てるという、これまでとは違う仕事が増えてきています。インフラのメンバーにも、もう一歩、更に一歩先を進んでもらいたい。

2023年も、引き続き新しい仲間を増やしていく予定です。プロモーション、ディーリング、カスタマーサービス(CS)といったフロント人材も必要です。お客様を喜ばせなければいけない。お客様にいいものだと知ってもらわなければいけない。そしてお客様が増えれば、お客様にサービスを提供するフロントのメンバーも拡充しなければいけません。システムメンバーに加え、フロントメンバー。更にプロダクト人材を強化していくことでサービスクオリティーが向上し、次の提案ができるようになり、それを開発部隊が実現し、さらに品質を上げていく。この良き循環が続くように、人材採用を進めていくつもりです。

商品の良さで勝負するインヴァスト証券。次の10年を支える人材の育成が重要!

当然ですが、リリースはゴールではありません。「本当にお客様に必要なものは何か」と常に考え、形にしていかなくてはいけません。我々は、本当にいいものは広告を打たなくても売れると、どこかで思っています。もちろん伝えることは大事ですが、本当にいいものを提供できれば自然と広まり、お客様は増えるのではないかと思うのです。

というのも、我々以外のFX、金融の会社さんの多くは、「手数料をどれだけ安くできるか」という世界で戦っていますが、我々はそこにいないからです。AIを取り入れたり、取引を自動で繰り返す機能を拡充したりすることがインヴァスト証券の強みです。この強みで次のステップを踏み出し、戦い続けることでお客様に価値を提供する。我々が常に取り組んでいることです。『トライオート』も『マイメイト』も、このようにしてプロダクトが成長していくはずです。

なので、「本当にお客様が望んでいるものは何か」を追求し、形にできる人材を育てることが、当面の大きな課題です。リリースまでの走り続けたフェーズでは、強力なリーダーシップの下で、みんなが同じ方向を向いて進んでいました。次のフェーズに入った今、強力なリーダーだけでなく、ほかのメンバーも周りを引っ張れるようになる必要があります。考え、決断し、形にできる人材を1人でも2人でも増やすことが組織の課題であり、プロダクトの課題でもあります。10年後は、中心になっているメンバーも様変わりしていないといけません。

今の経営陣は、いずれも40代~50代です。10年後は、今の20代から30代のメンバーがトップに立ってやっているはず。5年後、3年後でも良いです。プロダクトの中心となる人材を、必ず育てなければいけません。鍵は「経験」だと思っています。私は、組織も機能も不十分な会社で、次々と降ってくる仕事を力業でやりきらないといけない環境で育ってきました。考え抜いて、闇雲に働いた結果、経験や知識がついたのです。が、今は違います。会社やサービスが整い、一方で経験を積むためには、自分の部署以外の知識を吸収する意識や自らがジョブローテーションをしていく必要があります。10年後の未来をつくるために、会社としてそのような環境を提供し、前に進んでいきたいと考えています。

次のステップへ。意識して役割をほかの人に委ねる覚悟

自分自身が意識していることは、会社にい過ぎないようにすることでしょうか(笑)

当社は、出社は自由なのですが、私は極力、出社しています。本当はリモートでも平気なタイプですが、現場にいる意味があると思っているからです。情報は、いいことも悪いことも含めて会社に集まりますし、出社すれば、物事をすぐに知ることができます。同じように出社している人とは、コミュニケーションも速い。また、上の立場になればなるほど、現場のことがわからなくなります。情報もそうだし、人の気持ちの面でも。現場にいれば感じ取ることができるので、会社にいる意義があると思っているのです。

バタバタしていたり、現場が好きというのもありますが(笑)

会社では、意識してみんなのところにおしゃべりをしに行きます。可能なときは一通り回って。無駄と言えば無駄な時間ですし、みんなは迷惑かもしれません(笑)。でも、誰がどんな業務をこなしているか、何を考えて職務にとりくんでいるか、顔色が悪い、元気がないといったちょっとした異変に気付くこともあります。他愛もないコミュニケーションで、ストレスが軽減している人もいるでしょう。ストレスになっている人がいたらごめんなさい。ちょっとした疑問も、フラッと行けば聞くことができる。得るものは多いのです。が、この現場主義のスタイルも徐々に変えていかなければと思います。気持ちは現場にいたいですが。

私は兼務している業務も多いのですが、それも徐々にはがし、このようなコミュニケーションも、誰かほかのメンバーに任せていくべきでしょう。当社は、プロダクトの為に組織横断で協力し合っているのですが、もっともっとプロダクトを中心に横のつながり、コミュニケーションが必要だと感じています。その課題は、私が動くのではなく、ほかの誰かが理解し、共有し、解決する必要がある。プロダクトオーナーに変わり、頭がちぎれるぐらい考える必要がある。いろいろな人が経験を積むことで、会社がどんどん強くなるのが理想です。私の一人の力など何もありません。一人が二人、二人が四人。意識を持った人が増えればそれだけ会社は強くなります。会社が次のステップに進むためにも、そのような環境をつくっていきたいと思います。

『トライオート』と『マイメイト』の二本体制という3年越しの計画が実現し、スタートラインに立った2022年。新たなミッションも策定しました。2023年は、さらなる飛躍に向けた足固めに、全社一丸となり取り組んでいきます。

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