今回は、 新卒二年目でリーダーに任命された社員にインタビュー!
新卒第一期生として当社への入社を選択した理由や、働く上で大事にしていること、どんな人と一緒に働きたいか?などについて聞きました。
■プロフィール
氏名:間瀬(ませ)さん
所属:プラットフォーム事業本部 リーダー
入社年月:2021年4月 新卒入社(一期生)
ガクチカは、サークルのディレクター
ーまずは自己紹介からお願いします!
東京都出身で、趣味はサウナ・料理です。
学生時代はミスコンを運営するサークルに入っていて、ディレクター(統括的な役割)を担っていました。企業がスポンサーとしてついて下さっており、一般の方も招くような大規模イベントだったため、一年中活動をしていて。サークル中心の生活でした。
ーどんなことがやりがいでしたか?
元々は1・2年生の時にイベントに携わる中で、こうしたらもっとおもしろいのに、もっと効率化できるのに、など自分の中で構想を練るのが楽しくて。自らやってみたいと思い、それを周りに発信していたところ、やってみないかと話を頂いたことがディレクターになったきっかけでした。
活動の中では様々な経験をしましたが、お客様の導線管理が私は一番好きでした。イベント当日はたくさんの方が来場されるので、お客様にどう進んで頂くか?を地図を見ながら想定して計画して誘導して。当日シミュレーション通りに上手く人が動いたときは、達成感があり嬉しかったですね。笑
ー裏方的な役割にやりがいを感じていたんですね。アルバイトは何かやっていましたか?
大学の近くのスタバで、4年間アルバイトをしていました。
スタバには企業のような人事評価制度があり、頑張った分時給に反映される仕組みがあったので、やりがいを感じながら働いていました。
「伝える」仕事がしたいと、広告業界を選択
ー学生の時はどんな就活をしていましたか?
就活をスタートしたのはわりと遅くて。夏・秋ごろはミスコンの運営で多忙すぎたこともあり、周りの動きに焦りつつも12月頃にナビサイトに登録をしました。
そこからESを書き、少しづつ企業へのエントリーを始め、1月以降に面接を受け始めました。情報収集は先輩や友達から、あとはTwitterからしていました。
ー就活の軸はどうやって決めましたか?
ミスコンの運営やアルバイトでの経験を通じて、伝え方次第で結果が変わると感じたことから、「伝える仕事」がしたいなと思いました。
そこから業界や職種に落とし込むのは苦労したのですが、「色々な商品や会社を多くの人に知ってもらう」ことは大事で、「それを支援する・広げる仕事」がしたいと感じ、広告業界に絞って活動するようになりました。
ーなぜビジネス職(営業)を選んだのですか?
職種への拘りはなく、広告業界の求人はほとんど営業職だったのでというくらいです。営業をやりたいと思ったことは一度もないのですが、逆にマイナスなイメージもなくて。
話すことを棚卸しをした上でロジカルに話すことはできるなと思い、何となくですが自分にできるイメージは沸いていました。
ー最終的にIMに決めた理由はどんなところですか?
考え方と事業の方向性が合っている、と感じたためです。
考え方について、会社としてどう意思決定してるのか?の部分が、私の価値観と近いと思いました。
根拠なく想像で決めたり、古い慣習に沿うのではなくて、事実に基づいて客観的に判断をしているという組織としての意思決定のプロセスを聞き、納得感を持って働けるなと思いました。
方向性については、適切な情報を適切な人に届ける、という私がやりたいことと、データを使って広告・ビジネスを最適化する当社の事業が合致しているなと感じ入社を決めました。
ーどういう場面でその共通点を判断できましたか?
選考途中の社員面談のタイミングです。実際に働いている方の働き方・考え方に触れ、自分と近しい価値観だと知ることができました。
リーダーとして、タスク単位ではなく会社単位で考える
ー入社をしてから現在までもうすぐ丸2年。どのように仕事を覚えていきましたか?
新卒一期生として入社をし、最初の1カ月間は教育担当の先輩社員についてもらいながら、ビジネスマナーや会社・業界・商材についての研修を受けました。2か月目からはOJTという形で、実務を通して学び覚えていきました。
ー入社後組織体制は何度か変わりましたが、今はどんなことをしていますか?
今は、アフィリエイトメディアというグループで、大手クライアントをたくさん束ねているような企業とやりとりをし、WEB広告の成功報酬型のサービスを代理店を通じて提供しています。
中でも私はコマーステックというチームで、EC事業者様のクライアントが多いため、ユーザーの特性に合わせた広告配信の設計の座組みをパターン化してご提案しています。
直接やりとりをしご支援している企業様に対しては、一社一社のニーズに合わせた設計とご提案をし、レポーティング・効果検証から改善提案までを担っています。
ー先日(入社から1年半年後)新たにリーダーになりましたが、リーダーになって変わったことはありますか?
タスク単位ではなく、会社単位・事業単位で物事を考えるようになりました。
この業務が終わったらそれで終わりではなく、何のためにやっているのか?事業・会社のためにはその次にどんなアクションが必要なのか?という前後の文脈を想像し、視野を広く持つようにしています。
業務としては、既存の業務は私以外でできるように、それ以外の仕組みをつくる部分を自分がやりたいと考えていて、自分が担当していたクライアントをメンバーに引き渡す等し、体制を整えています。
ーメンバーとのコミュニケションで意識していることはありますか?
私がいなくても回るようなチームにしていきたいという考えがあって。
自分は何を考えて仕事をしているのか?等のベースの考え方をなるべくチームメンバーに共有していて、意思決定がブレないように気を付けているところです。自分が考えて正しいと思うことを先輩、上司に話して壁打ちしてトライし、自分が経験したことを事実としてメンバーに共有するように意識をしています。
プロダクトではなく、ソリューションを提案できる営業になる
ー成果を出すために、どんなことを意識していますか?
目的からズレないようにという意識はしています。
目の前の業務に集中しすぎてしまうと、何のためにやっていたのか?を見失ってしまうことが多くあると思うのですが、以前先輩に「間瀬さんは目的からズレないよね」と褒めて頂いたことがあって。その時初めて気付きました。それからは自分の強みだと考え、より意識をするようになりました。
ー自分の中で、アップデートしたいと思っているところはありますか?
1⇒10を考えるためのアイディア、それをアウトプットするためのインプットの量と質を増やしていく必要性を感じています。
私がいる部署は新規事業領域のため、明確な目標や前例がない中で動く必要がありまして。
事業化のアイディアは代表の簗島さんやCTOの木村さんが考えてくださっているので、どうカタチにしていくのか?そのために何をやるべきか?を考えていく上で、アンテナを張ってまずは情報を集め、アイディアを出してアクションしていく手数を増やしていきたいと思っています。
ー先輩や上司から教えてもらったことで、印象に残っている考え方や言葉があれば教えてください
「プロダクトではなくソリューションを提案できる営業になろう」と言われたことは今でも覚えています。
入社後、まずはIMのプロダクトがどうすれば売れるのか?という目線で営業をしていて、徐々に売れるようにはなったのですが、ある時上司から、「本当にクライアントが求めるものを売れるようになったら一人前だよね」と言われてはっとしました。
プロダクトを売ることがゴールではなく、お客様の状態や課題を捉えた上で、その解決ができるような提案を意識することが前提だなと。当社ではどの先輩もその考えを持っているので、私としても大事にしているスタンスです。
ーこれからチャレンジしたいこと・今チャレンジしていることがあれば教えてください
仕事では、Google Colaboratory(googleが無料で提供している機械学習のツール)の勉強をしていきたいと思っています。
「こうしたら上手くいく」というような広告運用における理想のモデルケースを作りたいと考えていて。Google Colaboratoryを使ってクライアントの成功事例を機械学習させることで、汎用性がある枠組みができるなと。そのためにはPythonの理解が最低限必要になるので、上司のMGRに教えてもらいながら取り組んでいきたいと思っています。
プライベートでは、サウナに週2回はいきたいですね。
やるべきことはたくさんありますが、サウナに行くと思考が整理できるんです。瞑想しながら、ダイイングメッセージみたいに思いついたことをスマホに箇条書きでメモして、TODOを整理し頭をスッキリさせています。
当社は終業時間が19時、だいたい20時くらいまで仕事をしているのですが、サウナに行く日は定時で終わらせてサウナに直行しています笑
活躍するためには、自ら切り開き選択することが必要
ーIMはどんな人が多いですか?
色々な人がいるなと思いますが、新しいことへの適応が早い人が多いですね。
データビジネスは新しい市場・産業のため、ルール整備のための法規制・改定が多く、外的要因による変化が多い業界です。そのため、変化に対しいちいち折れてしまうのではなく、それを事実として受け入れた上で、どうすべきか?どうしたらよいのか?をすぐに切り替えて思考できる人が多いと感じます。
ー入社前と入社後で、何かギャップに感じたことがあれば教えてください
想像以上に変化が激しい中、その変化を新入社員の自分であっても起こせる、というのは良いギャップでした。
具体的なエピソードとして、入社後しばらくは既存クライアントの営業担当というフロント側の役割がメインだったのですが、広告運用側の業務に携わっていなかったため、いまいち自社のプロダクトの理解ができずにいまして。そこで先輩や上司にもっと知りたい、と希望を伝えたところ、すぐに運用側の業務も経験させてもらえたんです。
その後も、やってみたいと発言していたことに対し周りが話を聞いてくれていて、その仕事にアサインをしてくださることが度々ありました。
新卒の自分の話をこんなにも聞いてくれるんだな、と驚きました。
ー新卒で当社に入社する魅力はどんなところにあると思いますか?
金融系など、大手かつ固めの仕事をしている同世代の友人と比べると、色々な経験をさせてもらっているなと思います。会社・業界毎の事情や背景はある前提ですが、「先輩の案件を2年サポートして、3年目からやっとメインで任せられる」というようなスピード感だと、若いうちから経験を積みたい人にとっては退屈してしまうのかなと。
業界の変化の早さもそうですが、当社は代表の簗島さん自身が事業領域を広げる・新しいサービスを提供することにとても前向きなので、色々なところにチャレンジし経験をできるチャンスが広がっているところは、経験値を上げたい人にとっては魅力ではないかと思います。
一緒に踏ん張ってくれる人と働きたい
ー間瀬さん自身は、どういう人と働きたいですか?
向上心がある人です。
当社はまだまだベンチャーなので、色々な部分が固まり切っていなくて、それ故に新人だと振り回されることもあります。そんな状況を楽しむには、自分がこうなりたい、と目指すべきものを持っている人ではないとしんどいのではないかなと。流れに乗りつつ、一緒に踏ん張りながら切磋琢磨できるような人と一緒に働きたいと思います。
ー最後に、現在・これから活動をする就活生の方にアドバイスをお願いいたします!
最終面接はしっかり準備していきましょう!ということでしょうか。
私の失敗経験からくるアドバイスなのですが、一次・二次面接で自分をアピールすることは得意で最終面接までは辿り着くものの、最終面接で落ちることが多かったんです。理由は圧倒的なリサーチ不足。当たり前ですが、しっかり調べて臨まないと、最終面接であっても普通に落ちます。
「競合と比べてなんでうちの会社?」と言われた際に(それ答えられる学生いるか?と思いつつ笑)、内容云々よりも、ある程度ちゃんと調べた上で自分の言葉で言い切れるか?を見ているなと思いました。採用する側としては、自社に興味がある人に入社してほしいと思いますしね。
あとは、ここでいうことではないかもしれませんが・・
面接は練習も含め、ある程度数をこなして受けた方がいいと思います。10社受けるのと、20社受けるのとでは取れるデータ(情報)量が2倍違います。数をこなすことで慣れますし、色々な傾向が分かり対策が練れますから。
学生という立場を上手く活用して、是非自分に合った企業を見つけてください。応援しています!