当社はこの度、「子育て」へのサポートに高い水準で取り組む優良企業として、厚生労働大臣が認定する「くるみん」認定を取得しました。
「くるみん認定」とは
次世代育成支援対策推進法に基づき、一般事業主行動計画を策定した企業のうち、計画に定めた目標を達成し、一定の基準を満たした企業に対して、厚生労働大臣から「子育てサポート企業」として認定されるものです。
<取り組み期間>
2021年3月~2023年3月 ※2023年9月の決算を待って申請
<期間中の主な施策>
- 出産育児に関する社内アンケートの実施
- 妊娠中や産休・育休復帰後の社員のための相談窓口の明確化及び周知
- 産休育休ガイドブックの作成&周知
- 有給取得率の促進
- 所定外労働時間削減のための措置 など
取り組みにあたり、まずは社内アンケートを行いました。
2021年当時からインタースペースはすでにたくさんの子育て中の社員がおり、時短勤務・フレックス勤務・テレワーク勤務などの制度も充実していましたが、「育休を取得しやすいと感じる」という意見が90%未満となり、「取得に不安があるか」の質問では半数が不安を感じていました。
男性社員も育休取得に不安を感じていることがわかったため、女性だけでなく男性も復帰後の働き方や仕事との両立などの不安について解消できるようにガイドブックの作成を行うことにしました。
全54ページに及ぶガイドブックには、産・育休の基礎知識から産・育休に入る前と入った後の手続き、復帰に向けて保活の仕方や利用できるシッター補助などについても記載されています。
当社が運営するママ向けの育児支援メディア「ママスタ」のコンテンツ「ママスタ保活」から情報を引用して作成しました。
育休中の過ごし方や復帰後の働き方など復帰後の働くイメージをしやすいように、復帰社員7名分(男性育休取得含む)のインタビューも掲載しています。
ガイドブック以外の施策では、有給取得をさらに促進するための活動や、所定外労働削減のための施策も行い、2年以上にわたる一連の取り組みにより無事「くるみん」認定を取得することができました。
育休取得率も男女ともに高水準!
「くるみん」認定は、令和4年に認定基準が改正され基準が厳しくなったにもかかわらず、数値面ではかなり余裕をもってクリアすることができています!
育休取得の新基準とインタースペースの実績は以下の通りです。
男性育休取得新基準 10%以上
⇒インタースペースの男性取得率 70%
女性育休取得基準 75%以上
⇒インタースペースの女性取得率 92%
男性育休取得者も年々増加し、取得率は70%になりました。育児に参加しながら仕事でも成果を生み出すためにフレックス制度を活用し、夕方一度退勤しお子さんをお風呂に入れてから再度勤務する、という社員もいます。
まだまだ制度は進化の途中なので、世の中や社員のニーズに合わせて子育て中の社員も最大限パフォーマンスを発揮できる環境を作るため、さらなる取り組みを続けていきたいと思います。