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【クリエイティブ施策のこれから】デザインの力で組織へインパクトを。横の繋がりをつくり、新しい価値を築く。

クリエイティブ職とクリエイティブに興味がある社員を対象に開催してきた「クリエイティブ施策」。 

各事業部付けになっているデザイナー職の横の繋がりや、事業部単位で内包されているナレッジの共有などができる機会創出として始めたのがクリエイティブ施策です。

これまで1回目は外部講師・審査員を招いてのクリエイティブコンペ を実施し、

2回目はお互いの理解を深めることを目的にしたスキルマッピングの発表の場 を設けました。

今回は今後の展開についてまとめます。 


人事からデザイナーへバトンを。 

この取り組みは人事からの提案がきっかけでスタートしました。2回目に実施したスキルマッピングの発表を機に、デザイナーとして参加をしていたインタースペースの子会社、株式会社TAG STUDIO所属のチェンさんが「今後は企画から携わりたい」と声をあげてくれました。 

もともと人事が主導ではじめた施策でしたが、第一線でデザインに携わっている人が主導になった方がコンテンツの質が向上し満足度の高いものになると思っていたので、チェンさんのアクションはとても嬉しいものでした。そこでチェンさんにお話を伺ってみました! 


自らアクションを起こした理由はなんだったのでしょうか?

 昨年末から年明けにかけて人事制度のロゴのコンペが開催され、そこで初めて社内のデザイナー全員に会うことができました。6月にはそれぞれのスキルマップをまとめた発表会が開かれました。この2回で意図を汲んだデザインはもちろんのこと、プレゼンの難しさやデザイナー達が抱える得意・不得意、興味関心などを広く知り、面白い時間を過ごすことができました。同じ組織に属していても部署でやっていることや重視していることが違うため、刺激も多かったですね。 

デザイナー職における業務の領域が広く、デザインだけを求められる人もいれば、構成からワイヤーフレームにコーディング、リリースまで全部を担当する人、マーケティングから携わる人もいて、「皆のことをもっと知りたい。「もっと高め合いたい。」と思うようになったことがきっかけで行動に移しました。 

今私が所属しているチームは業務委託の方と2人でデザインをしているので、他の事業部のデザイナーとも仲良くなってコミュニケーションが増え、相談をしたり情報をシェアし合えたりするようになったら、相乗効果が生まれるのではないかと思っています。  


今後どのようなことをしていく予定ですか?

 “勉強・交流会”というようなイメージで、学びと繋がりをセットにしたものを実施予定です。 

スピーカーが話すだけではなく、カジュアルに参加ができ、ワークを通して意見交換ができるような企画を考えています。 

この方向性にたどり着くまで既に企画案を3~4回ほど直しているんです。(笑) 

Figmaの新機能追加のリリースがワクワクするものだったのでそのシェアなどをしたいと思って、サービスデザインからコーポレートデザインにも関わっている他部署の先輩デザイナーさんに相談をしました。そこから他の方にも声をかけて、4人でリハーサルをしています。  


リハーサルのフィードバック 

勉強会の目的やFigmaの新機能追加について、ガッチリ内容をまとめることはできたのですが、それが裏目に出てしまう結果でした。「内容をしっかり固めたことで、難易度があがって実施を継続させることや参加のハードルを上げてしまっている。」というフィードバックでした。 

勉強会と交流会を継続させることが大切だと考えているので、時間と場所、目的とやり方を決めて、その回毎に雑談しながらテーマを決めてやっていく粒度の方がやりやすくなるだろうと仮定して再考しています。それでもただ楽しいだけではなく、しっかり知識や業務に持ち帰ることができるものにはしていきたいですね。 


“皆が興味あること・すぐに業務に活かせるコンテンツ” 

参加者の興味関心に基づいたテーマで開催を予定しています。6月にそれぞれが作ったスキルマップを深堀りし、アンケートを取りました。そこから、UIデザイン、UX調査、調査/分析、言語化に特に興味があることがわかったので、そこからスタートできたらと思っています。 

内容によってはデザイナーだけではなく、エンジニアやマーケティング、営業の方にスピーカーになっていただく方が有益な情報を得られるケースもあるはずです。ゆくゆくは、他の職種の方も交えた勉強・交流会をしていけるようにできたら嬉しいです。 

私としては初めての試みでドキドキしているのも事実です。アンケートで、「実はこれやりたかった」「素敵な企画をありがとうございます」という声があって意欲に繋がっています。

 デザイナーは専門性が求められる職種で、数字で成果を測れない部分があります。でもデザイナーはビジュアルだけをつくる役割でもありませんし、いろいろな情報にアンテナを張ってデザイナー皆で吸収するものは吸収をしてチームに還元をしていけたらと思います。 

手探りで始めたクリエイティブ施策が、今後はデザイナー主導で形を変えて動き出しました。インタースペースグループに所属するデザイナーの皆さんは、Web広告に関わる人、自社メディアの運営に関わる人、コーポレートデザインに関わる人、独学でデザインの勉強をしてきた人とさまざまです。そういった個人や事業部が持っている強みやノウハウを横展開し、デザイン組織が更に盛り上がっていくのが楽しみです。今後の経過についてもまたお伝えしていきます! 

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