当社では半期に1度、社内表彰式「IS HEROES」を開催しています。
半期の結果を称えるWin-Win賞、挑戦を称えるBe innovative賞、最も優秀だった社員に送るMVPをはじめ5つの部門で、活躍している社員を表彰しています。
今回は、21期上期の「IS HEROES」で、2019年新卒ながらも新人賞を受賞したパフォーマンスマーケティング事業部アフィリエイト局Eコマースグループに所属している菅原にオンラインでインタビューを実施しました!
※新人賞とは、基本姿勢の意識と自己成長に向けた行動・目標達成への努力とプロセス、役割以上にチャレンジ/成果を残した社員の表彰
・メディアセールスとして、周囲の期待値を超えるという結果への強い意識と積極的な行動を積重ねたこと。
・売上達成率110%をはじめ大幅に目標達成できたこと。
・変化が激しいEコマース市場において、成功事例の創出や、インフルエンサーの開拓など、新卒入社者として行動プロセスにおいてもグループの好事例となったこと。
これらの功績を残すまでにどんな道のりを歩んできたのか、どういった考えで日々の業務に取り組んできたのかをざっくばらんに聞いてきました!
ユーザーの行動が数値で見えるおもしろさ
―まずは簡単な自己紹介をお願いします!
はじめまして、菅原です!
パフォーマンスマーケティング事業部アフィリエイト局で、有形商材を扱うEコマースグループに所属しています。Eコマースグループでは、広告主様への営業とメディア様への営業が分かれているのですが、僕はメディア様への営業を担当しています。
僕の場合は、1年目はメディア様の新規開拓がメイン業務で、2年目から自分が開拓したメディア様の担当として広告成果を出す企画提案を行っています。
―どういったメディア様を担当しているんですか?
担当のメディア様に最も多いのが、商材ごとの比較や口コミなどを集約したものです。広告掲載する商材の効果検証や比較などを実施いただき、商材ごとの特長やスペックなどをご紹介していただいています。
そのほかにインフルエンサーの方との取り組みも担当しています。インフルエンサーの方との取り組みは、僕が入社してからはじまったプロジェクトで、所属しているグループの中で当時は僕だけが担当している領域でした。
―メディア様への営業のおもしろさはどういったところですか?
1番最初におもしろいなと思ったのは、細かい数値が追えることです。
大学生のとき、広告学研究会に所属しており、代表として広告の制作を行っていました。当時はデータを見ないまま企画を考えていたので、自分たちが考えている企画が本当に成果につながるのか確信が持てずにいました。
だからこそ、データや数値をもとに企画・提案を実施できるWeb広告業界に飛び込んだのですが、実際にユーザーの行動が数値として目に見えることにおもしろさを感じました!
取得できる数値の具体例をあげると、メディア様に掲載していただいた広告をユーザーがクリックして、購入ページを訪れてから実際に購入手続きが完了するまでの時間が計測できたりします。
商材の価格やジャンルによって購入に至るまでのスピードも変わるので、入社した当初はこの点に気づいただけでもかなりおもしろみを感じました。
業務の一貫で、掲載していただく商材の説明文・PR文のご提案や、画像のようなクリエイティブの差し替え・変更のご提案をすることもあります。
自身が提案した結果、どのようにユーザーのクリック数や購入数に影響があるのか、定量的な効果がわかることもやりがいや達成感につながるおもしろさです。
自分の実力を高く見積もりすぎない
―実績につながった要因はなんだと思いますか?
定量的な結果に関する要因は、2つあります。
1つは、新規開拓の成果によって担当顧客数を増やせたことです。
ここでいう新規開拓とは、アクセストレードにご登録前のメディア様への新規ご登録・ご掲載の提案を指します。
グループへの配属当初、案件の引き継ぎはなかったため、お客様を自分で獲得しなければいけませんでした。テレアポやメールでのアポイントの目標アクション数を追いながら、着実に達成していって今では役30のメディア様を担当させていただいています。
2つ目の要因は、メディア様の数値を伸ばせたことです。
ここで言う数値とは、成果報酬金額を構成する成果報酬単価、コンバージョン数、クリック数などです。
メディア様に掲載していただく広告案件の領域を広げてもらうことができれば、自然と数値が伸びていくことに気づいてから結果がでました。
前途させていただいた担当顧客数のアップも個人予算の達成には不可欠でしたが、それと並行して自身が開拓したメディア様の売上、いわゆる顧客単価のアップも大切な要素でした。
アフィリエイトの大枠の仕組みとして、ユーザーの商品購入やサービスへの新規登録などの「成果」が発生しない限り、メディア様には報酬がお支払いできません。
そのため、1件でも多い成果を獲得できるように、新規広告案件のご提案を継続して行ったり、広告を複数箇所にご掲載いただいたり、掲載方法を変更していただいたり、さまざまなご提案をしてきました。
―どんな心構えで業務には取り組んでいたんですか?
当たり前ではあるのですが、「新卒1年目は自力がないところからスタートするんだ」という自覚を持って取り組んでいました。
新卒1年目として大事なことは素直に、先輩たちのアドバイスを吸収することだと思っています。
いつも自分に問いかけていたことは、「自分を高く見積っていないか?」です。
「1番できない」「どうせできないんだからやってなんぼ」「泥臭くやろう」「言われたことはそのまま実践してみよう」といった言葉を僕はたくさん心の中で使っていました。
裏を返すと、良くも悪くも仕事に対するこだわりがあんまりなかったのかもしれません。自走力が高い人ほど、先輩のアドバイスに対して意見を言ってしまうと思うのですが、僕は自分で長く考えて動くよりも、まずは言われたことをきちんとやることに注力していました。
結果的に、このスタンスが自分には合っていましたし、先輩たちのアドバイスを吸収できて良かったと思っています!
キーワードは「信頼」と「感謝」
―業務を進めるうえで、なにをモチベーションにしていましたか?
入社したばかりの頃は、とにかく「数字を達成するぞ!」という気持ちで業務に取り組んでいました。与えられた目標値を達成することは、社会人として「最低限」やるべきことだと考えていたからです。
また、数字が1番明確でわかりやすいので、客観的に自身の取り組みの精度や成長を測るうえで重要視していました。
客観的な指標が見えたら、信頼を得ることができると思います。いち早く信頼を得るためにもまずは数値を達成したい!と強く思っていました。
あとは、担当メディア様からのフィードバックもモチベーションになっていました。
メディア様に対して、意図的に提案頻度をあげてお打ち合わせさせていただいている際に、さすがに頻度が多すぎて「煩わしくないですか?」って聞いたことがあります。
そのメディア様からいただいた言葉は「ありがたいですよ!」という返答で、とても嬉しい出来事でした。
自分がメディア様に本気で向き合っていたことが、メディア様のためになっているんだと再確認できる機会だったので、とても記憶に残っています。
時には、アフィリエイト以外の相談をしてもらうことも増えてきたので、信頼していただいていると思うと、その期待に応えたいという気持ちが高まります。
―入社して1年経って、モチベーションの変化はありましたか?
入社したころに思っていた数値へのこだわりや、メディア様からのフィードバックの大切さは今も変わらず持っていますが、最近は「グループ貢献」「メンバー貢献」への意欲があがったなと思います。
1年目のときに、メンターにはもちろんメンター以外の先輩にも支えていただきました。僕ももう2年目になったので、お世話になった分の感謝をアクションや実績で返していきたいです。
―「信頼」や「感謝」というワードがたくさんでてきますね。
そうですね。僕のキャリアのキーワードは「信頼」と「感謝」かもしれません。
関わる方たちの僕に対する期待や要望を超えていこう!と思っています。「あの人のために」「組織のために」「お客様のために」という風に考えていることが多いです。
―入社してから苦労したことはなかったんですか?
苦労してなんぼ!という意識でいたので、辛くて大変ということはなかったです。ただ、求められているところになかなか到達できずにいた時期はありました。
僕の場合は、「アクションの質はいまいちなのに、外部要因の影響で予算は達成している」という時期がありました。
数値だけ見ると達成はしていたのですが、自分自身でも手ごたえがなかったので課題に感じていましたし、先輩にもアクションの質をあげないと再現性がないことを指摘されていました。
僕の所属しているグループでは、新入社員が1人前になるための1年間の目標をスケジュールに落とし込んでくれています。
その目標から見たときの乖離を先輩たちに適時フィードバックしてもらい、1つ1つ改善していきました。
―振り返ってみて入社当初から成長したなと感じることはありますか?
1年目は視点が個人だったなと思います。個人としての目標達成や成長に向かっていました。
今は、グループ貢献、事業部貢献に視座があがっています。
受賞とは別で、競合のことを調べて情報を展開することや、トップメディアの情報を得て共有することがグループ内で評価されたことがあります。
この経験から、自分のアクション1つでグループを変えられることに気付きました。
今までたくさん吸収させていただいた分、今後は組織目線でできることを探して実行していきたいと思います。
個人から、組織へ
―今後について、ビジョンを教えてください。
まずは、自身の提案を通じてメディア様の売り上げを伸長させたいです。
アフィリエイトだけではなく、メディア様に対してコンテンツの提案やライティング、運用も提案していきたいです。
実際に、メディアコンサルの動きをしている上長もいるので、自分もできることの領域を広げて、組織としてできることを増やしていきたいです。
個人的には、メディアをつくってみたいという想いがあります。今は、メディア様の情報を広告で発信していますが、自身が伝えたいことを発信する側になりたいと思っています。
もともと、メディアに興味があってインタースペースに入社したわけではないのですが、メディア様へ営業をしていくことで、メディアの奥深さに魅力を感じてこのビジョンができました。
―最後に、今後の意気込みを教えてください。
走り続けること、努力を怠らないこと、自分の課題と向き合うこと。
今後もこれらを意識して行動していきます!
仕事ができる環境があること、なんの壁もなくコミュニケーションをとれることは、先輩たちが今まで成果を積み上げてきてくれたからです。
自分も教える立場になってみて、教えることや業務をするための環境を準備することの大変さがわかりました。
インタースペースは、本当に人に時間を割いて向き合ってくれる会社だと思います!
教えてもらうことは当たり前ではないので、先輩たちへの感謝を忘れずに、信頼を積み重ねていけるように今後もがんばります!
―インタビューへのご協力ありがとうございました!
次回以降も当社で活躍する社員のインタビューを掲載していきますので、お楽しみに!