副業をするメリットって何ですか?【社員インタビュー後編】
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インターリンクでは、面接の中で「副業OKですか?」と聞かれることがありますが、「全社員副業OKです!」とお答えしています。
※弊社の就業規則で副業について定められており、副業を始めるには事前承認制となっています。
今回は対談形式でのインタビュー後編です。「副業の稼働時間はどれくらいか?」「副業するメリットは?」といった点について掘り下げていきます。
今回インタビューに応じてくれた4名について
前編をお読みいただいていない方向けに、社員4名の副業内容を簡単にまとめておきます。
社員A:イラストレーター
社員B:Web制作
社員C:紅茶のインストラクター、グラフィックデザイン
社員D:データ入力、SNSの運用代行
さっそくですが、副業の稼働時間はどのぐらいですか?
社員A:月によってバラバラなんですが、平均したら月3~4件くらいですね。1件あたりにかかる時間は、規模によりますが10時間とかですかね。
社員B:シンプルに案件があれば稼働する、なければしないって感じです。土日にやったり夜にやったり。程度はあまり意識したことがなかったですね。
社員C:外部イベントだと月1回か2回程度ですけど、紅茶教室の準備は毎日のようにやっていますね。休日も茶葉仕入れに行ったりしています。
グラフィックデザインの方は年に数回程度(軽ければ2~3時間、重くても1日程度)です。
社員D:データ入力は平日の夜、時間ができて気が向いた時にーって感じです。それこそ月5時間とか?かなりゆるくやらせていただいてます(笑)
SNSの運用代行は、投稿を作ったりするのは土日のどこかでまとめてやって、日々の運用は朝や夜などスキマ時間で積み上げていました。スマホでできることも多いのでその辺は楽です。
実際に副業している人に聞く、副業をするメリットとは?
社員C:やっぱり大きいのは、外部のコミュニティーと接点ができたり、視野が広がったりすることですね。備えとして、仕事の柱を複数形成しておくことができるっていうのもあるかな。AIの発達とかもありますけど、やっぱり日々仕事って変わってくるし、自分がやっていることが自動化されて仕事がなくなる…なんてことも可能性としてはあるかもしれないですしね。
社員B:それはあるよね。私は富士フイルムさんの例をよく出すんだけど、フィルム事業が縮小していった時に、新しい事業を上手く展開をしていったなと思っていて。
2000年以降、主力のフィルム事業は、デジタル化の波を受けて縮小していった。そこで、富士フイルムは、その中心事業を化粧品事業などの新規事業に展開していく。第二の創業ともいえる大きな転換期だったが、研究所内は前向きな気持ちであふれていたという。
『ASTALIFT公式サイト』より
主たる業務と別のものを持つというのは大事だなと思っているんです。自分の場合は本業と一緒なんですけど(笑)皆さん本業と別で何かやられてて良いなと思いますよ。
社員A:さっきCさんが言っていた、複数の柱を持つというやつですね。
社員B:そう。副業の場合、継続的にお金が入ってくるのはもちろんメリットだと思うけど、経験を積んでいくという意味が大きいんじゃないかな。
社員D:2人が大体まとめてくれましたね。他に追加するなら、私の場合は新鮮さと得られる気付きが多いのも良かったです。自分はインターリンクに10年以上在籍しているんですが、副業で他社の研修を動画で受けてみたり、上司にあたる人から新しいことを聞いたりするのはだいぶ新鮮でした!(笑)あとは仕事の動き方や考え方が、気付かぬうちに現職で鍛えられてたんだな~と感じる場面が多々あって。今の経験が別のフィールドでも活かせるんだなと思えたことは素直にうれしかったです。
社員A:個人での副業ではなく、会社の業務を受ける形の副業だとそういうメリットもあるんですね。自分の場合は、本業と全く違う内容なので、頭の切り替えやリフレッシュ的なメリットが大きい気がします。
社員C:それ大きいですよね!(一同頷く)
最後にフリートーク
社員D:逆に、何かやってみたい副業とかってあります?
社員A:そういえば、今は受注で絵を描くことが多いんですけど、今ってSUZURIとかBASEみたいな、在庫を持たずに自分の描いた絵のグッズを販売できるサービスがありますよね。今後は活用してみたいなと思ってます。
社員B:いいね!うちはデザイナーさん多いし、そういうサービスを使って自分のイラストのグッズ販売をするのは楽しそう。Aさんの場合、他のイラストレーターさんとコラボとかも面白そうだね。
社員C:話かわりますけど、インボイスをどうするかはちょっと悩みました。個人を相手にするだけなら必要ないかなと思って今のところとっていません。
社員D:私も適格請求書発行事業者の登録はしていないなぁ。税金分を上乗せせずに請求書作るか、これまで通りで対応するかは企業によって対応が異なりましたよ。
社員B:企業を相手にするんだったら登録しておく方が良いといえば良いよね。その辺は話が長くなりそう(笑)勝手にまとめに入っちゃうけど、個人的には副業を遊び感覚で進めたいですね。色んなところに手を出すというか、「複業」と呼んでいる人もいるくらいだし。始めるハードルは間違いなく下がっているかなと思うね。極論だけど、副業だったら失敗したらやめることも難しくない(笑)
社員A:そこは本業ではないからこその利点がありますね。
前編・後編に分けて副業している社員へのインタビューを実施してみましたが、いかがでしたか?
本業の業務を活かしたり、本業とは異なるフィールドで活動したり。やってみたいことがある方は、副業に挑戦してみるのも良いかもしれません。
(※会社員の方は所属する企業が副業OKかどうかきちんと確認した上で)