企業としての魅力とは何でしょうか?
「会社の将来性」「働く人」「制度や取り組み」‥‥。
『隣の芝生は青い』などと言いますが、他が良く見えることってありますよね。
でも何かのきっかけにより、今自分が置かれている状況が恵まれていることに気づくときもあります。
2020年も残すところわずか1か月。
今年は新型コロナウイルスの流行で暮らしが大きく変化した1年でした。
外出自粛が求められる社会で通勤が困難となった今、新たなワークスタイルも生まれました。
こうして変化する社会や暮らしの中で気づいたことは、他にはない ”インターリンクの企業としての魅力” です。
今回は”インターリンクのコロナ禍の対応”について、過去を振り返りながらその”気づき”について綴っていこうと思います。
予測と備え
私たちのワークスタイルにまず大きく影響を与えたのは4月7日に発令された新型コロナウイルスによる”緊急事態宣言”。
この頃にはまだ新型コロナウイルスに関する情報も少なく、未知のウイルスから身を守る一番の手立てとして外出自粛が求められるように。
これに伴い緊急事態宣言が発令された翌日4月8日からインターリンクでは原則出社を禁止とし、全社員テレワークでの勤務へ切り替えました。
もともとインターリンクでは2019年8月からテレワークが制度化されていましたが、フルリモートでの活用はほとんどの社員がしたことがありませんでした。
それでもスムーズにフルリモートへ移行できたのは”事前に準備を行っていたこと”が理由です。
緊急事態宣言が発令される前から、インターリンクでは上層部でコロナ対策についての対応を話し合い、今後の流れを予測、もしもの備えを十分に行っていました。
その結果、新入社員が多く入社する4月の出来事でありながら大きな混乱を招くことがなく、全社員テレワークへと即座に移行することができたと考えています。
ひとつ課題として残ったのは、どうしても出社が必要な社員が数名いたこと。
そういった社員には不足が続くマスクを支給し、感染予防対策を講じました。
”状況を把握し、今後を予測すること”、”そして対策を検討し、迅速な判断をすること”。
これらの経過がしっかり全社共有されていたこともスムーズな移行となった要因とも言えます。
現在のワークスタイルとは?
外出自粛により感染者数が減ったことで緊急事態宣言も5月25日に解除となりました。
世間的には解除となった翌日から出社をはじめる企業や、引き続きテレワークで勤務を続ける企業など分かれたところだと思います。
一方でインターリンクでは、新型コロナウイルスから社員と社員の家族を守るため、テレワークを継続することにしました。
この時には、インターリンク流のコロナ関連ハンドブックが社員に配布され、もしもの時に素早い行動と判断が出来るよう周知されました。
そして現在もテレワークは継続中。
出社をする場合には、社内の換気やアルコール除菌の徹底、また出社人数を制限するなど条件を設けることに。
Withコロナとしてインターリンクで新型コロナウイルスへの対策を明確化したことが、社員が安心感を得られた理由のひとつであることは間違いありません。
決断と行動 そのスピード感に称賛
「テレワーク勤務になることで生産性が落ちる」そう心配する声もネット上で上がる中、
生産性が問題なく維持できることが分かったインターリンクでは新型コロナウイルスが終息した後もテレワーク勤務をメインとすることにしました。
そうと決めて社長がすぐ考えたことは”本社を移転すること”。
・今後はテレワークをメインとすること
・十分な換気ができるよう執務室、会議室、全てに窓が必要であること
などWithコロナ対策を考え、まずは本社オフィス移転を5月上旬に決断しました。
そして社長自身も自らが都心を離れ、地方都市に引っ越すことでテレワーク勤務推奨を後押し。
決断力の早さはもちろん、何よりも社長自らがビジョンを体現したことで、社員からも称賛する声が聞かれました。
新型コロナウイルスによる混乱の中、臨機応変に対応することで社員の安全を確保することができたのは会社として当然でありながら大事なことです。
また緊急事態宣言後の翌日から全社的にテレワーク勤務としたことや、宣言解除後の出社ルールの規定、オフィス移転の決断と実行など、
こうした決断や対応の早さが社員からの安心・信頼を得ることができた大きな理由となっています。
まだまだ感染拡大は続いております。
今後もインターリンクでは”働く人の幸せ創造カンパニー”という経営理念のもと、企業と社員の成長を加速させ、社員とその家族が安心・健康でいられるよう企業としての務めを果たしていきます。