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1dayインターンシップの現場に潜入! ゼロから学ぶシステム開発、その成果は!?

去る3月13日、東京丸の内のWeWorkオフィスにて、インターゾーンの「1dayインターンシップ」が開催されました。テーマは「ゼロから学ぶシステム開発」。

今回のプログラムが生まれたきっかけは、昨年秋に行われたインターンシップ(→記事はこちら)に参加した学生たちのアイデアから。「学生にとって有益なスキルや知識を身につけられる場をつくる」という提案を実行したのが今回のイベントです。さて、気になる結果は?
インターンシップの様子をレポートします!

参加してくれたのは、都内近郊の大学に通う6名の学生たちです。
工学部、情報学部から経済学部までバックグラウンドはさまざまで、そのほとんどが「今日が初めてのシステム開発です」とのこと。

たった1日のインターン(実際は3時間)で本当に開発ができるようになるのでしょうか…。
やや緊張した面持ちでWeWorkオフィスを訪れた学生たちを、インターゾーンのメンバーが朗らかに迎えます。軽く自己紹介と雑談をして場が温まったところで、プログラムがスタート!

本日のメイン講師は、インターゾーンの「システム開発部」を統括する山口彩希さん(→以前の記事はこちら)。

「今日のゴールは、システム開発やプログラミングとはどんなものか理解してもらうことです。この仕事の楽しさを少しでも感じてもらえればと思います」と山口さんは話します。

この「最初にゴールを見せる」というのがインターゾーン流。普段の仕事と同じように、何を目的としているのかをメンバー全員で共有したあと、本番に移ります。

プログラムの内容は、

①Webアプリケーションの基本を学ぶ
②Webアプリケーションで使用する言語の書き方を知る
③それらを使ってWebアプリケーションを作る

というもの。実践の中で開発の知識を深めていくという、ワークショップ形式です。

「Webアプリケーションとは、たとえばYoutubeやAmazonのサイトなど、Webブラウザ上で動くアプリケーションのことです。それに対してスマートフォンで動くアプリケーションをネイティブアプリと呼びます」と山口さんは解説します。

「皆さんに作ってもらうのは、某有名ゲーム風のアプリです。このアプリでは『たたかう』を押すと相手のヒットポイントが減り、逆に相手から攻撃を受けると自分がダメージを受けます。応用して『ぼうぎょ』『かいふく』『にげる』などのコマンドも使えるようにしてみましょう」と続けます。

山口さんによると、今回のアプリはとてもシンプルなもの。HTML、CSS、Javaスクリプトの3つの「プログラミング言語」がわかれば組み上げることができると言います。

「HTMLは学校の授業で少しだけ…でも他はよくわかりません…」
「どれも書いたことがないです…」
学生たちは口々に不安の声をもらします。

「大丈夫です。どんどん書いていきましょう!」

もうひとりの講師は、システム開発部の敏腕エンジニア、高橋勇多さんです(→以前の記事はこちら)。
ノートパソコンを片手に、てきぱきと環境設定の指示をしていきます。

「ちなみに、彼はちゃんとしたエンジニアです。ぼくは普段の仕事ではコードを書いていないので…」
山口さんが小さな声で告白すると、学生たちはほっと安心した顔に。

「先生、保存の仕方がわかりません!」
「その文字はゼロ(0)ですか、オー(O)ですか?」

そう質問するのは、同じくシステム開発部のディレクター、木村友里子さん(→以前の記事はこちら)。
「今日は“盛り上げ役”で参加しました」と話す通り、学生たちがつまずきそうなポイントを先まわりして講師に尋ね、さりげなくフォローに入ります。

「先生、スペルが間違っているのでは?」

明るい笑顔で指摘する木村さんにつられて、何度も大きな笑いが起こりました。

3人のインターゾーン社員のアドバイスを受けながら、学生たちは基本のタグや画像ファイルの指定方法など、アプリを作るためのステップを少しずつ進めていきます。

基礎が整ったら、いよいよ実践編です。
画面に表示されたソースコード(プログラミングの文字列)を見本にして、モンスターにアニメーションの効果をつけます。

エンジニアの高橋さんが、次々と画面に演習用のコードを打っていきます。
学生たちもそれに合わせて、黙々とコードを打ち込みます。

「先生、ちょっと進むのが速すぎます!」

ところどころでディレクターの木村さんがサポートを入れて、真剣ながらも和やかな雰囲気の中で進行している様子です。

あっという間に3時間が経ちました。見事、全員のWebアプリケーションが完成しました!

同席した人事部長の山田昌弘さんは「皆さんが本気で取り組んでいるのが伝わってきました!」と、出来上がった作品を見て驚きの表情。

「私たちのビジョンにも掲げている『最高のコミュニケーションを追求する』という活動は、実はこういった小さな作業の積み重ねから始まっています。これから皆さんがどんな夢やビジョンを描いて、それを実現するためにどんな仕事をしていくのか。今日の経験をもとに考え、将来につなげていってもらえれば」と締めくくりました。

最後に、参加した学生たちはこんな感想をくれました。

「実際に開発をしている人たちの話を聞けて、いい刺激を受けました。自分が熱意をもって取り組めるものを見つけるきっかけになったと思います。インターゾーンは社員同士の仲が良く、フラットな関係性だと感じました」
「プログラミング初心者の自分には少し難しい内容でしたが、わかりやすく教えてもらえてとても勉強になりました。次回違うテーマ、またはレベルアップした内容のインターンがあるならぜひ参加したいです!」

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