1
/
5

「理念」は団結力のコツ! 社員の私はこう活用しています【理念体現賞 受賞者インタビュー】

四半期に一度、インターゾーンの社内MVPに贈られる「理念体現賞」。
昨年12月に見事受賞したのは、BPO事業部 運営アシストチームリーダーの見城由香(けんじょうゆか)さんです。ワーキングネームはそのままズバリ「ケンジョウ」です!(→ワーキングネームって何? についてはコチラ

「最高のコミュニケーションを追求することで活力あふれる社会をつくる」というミッションのもと、社員全員が共有する「基本的価値観」(コアバリュー)。その体現者として、見城さんは一体どんな活躍を見せたのでしょうか? 理念が仕事に与える影響とは? インターゾーンに根付く理念の本質を探ります!
→去年の「理念体現賞」受賞者インタビューはコチラ

社員総会で突然の発表! 予想外の受賞、そのワケは?

──「理念体現賞」受賞おめでとうございます! 発表はどういった状況で行われたのですか。

インターゾーンでは3カ月に一度、「経営会議」というスタッフが集まる総会があります。今回はこの集会で受賞者が発表されました。まったく予想しておらず、私の名前が呼ばれた時はひたすらビックリでした(笑)。

──この賞は、社内投票をもとに受賞者が決まると聞きました。具体的にはどのような点が評価されたのでしょうか。

理念体現賞とは、理念に沿って行動し、変化を遂げた人を表彰する賞です。以前の私の記事(→参照)でお話しした通り、私は2018年6月からBPO事業部 運営アシストチームのリーダーを務めています。大きな環境変化の中で苦労もありましたが、おかげで自分自身を変えることができたと思っています。
表彰時に以下のコメントをもらいました。

チームとして日々の運用をしっかりと行いながら、新しい取り組みを発案・実行することで運営アシストチームが徐々に進化し始めました。
歴史が長いチームなので、変化をつくることは難しい課題ですが、新しい業務を「明るく」進めたり、メンバーに「仕事を任せる」ことを意識して行っているため、良い雰囲気がつくれています。

──業務を明るく進めて、メンバーに仕事を任せる。この2つが受賞の理由ですね。

「明るく」という点については、常に他のスタッフが話しかけやすい空気をつくるようにしています。また「仕事を任せる」についてはもともと自分が苦手なことで、特に意識して変えようとしていた部分なので、今回こうして評価を受けたことはとてもうれしいです。

メンバーを団結に導くカギは「理念」の中にアリ

──インターゾーンには7年の歳月をかけて築き上げた「企業理念」があります。見城さんが普段意識している理念とはどのようなものですか。

インターゾーンの「コアバリュー」の1つに、「全社員の向いている方向性が一致する状態をつくり上げます」という項目があり、私はいつもこれを念頭において仕事をしています。

私が所属しているBPO事業部にはさまざまな立場のメンバーがいます。アルバイトとしてたまたま入った人もいれば、会社を深く理解した上で入社した社員もいて、雇用形態も勤務日数もバラバラ。すると当然、仕事に対する熱意や姿勢もまったく違います。そういった人たちをひとつにまとめる上では、この考え方がとても役立ちます。

──理念を実現させるために、どんなことをされていますか。

まずは自分と周りの人との「違い」を認識して、どうすれば同じ方向へ進めるのかを工夫します。

私が具体的にとっている手法として、相手に「ゴールを見せる」ことをしています。たとえば「A→B→C」というプロセスで進める業務があって、あるチームメンバーに「A」の部分を頼むとします。その時に「Aをやって」とだけ指示するのではなく、AからCまでの全体の流れを説明する。この仕事はどういった背景で始まり、最終的に何を目標としているのか、プロセスを誰がどのように分担していくかといった「全体像」を把握してもらうことが目的です。

──毎回“プラスアルファ”の説明をすることは、業務の負担になりませんか。

たしかに、最初はどうしても説明に時間がかかります。でもめざすゴールを共有することで、認識のズレによる致命的なミスを避けられます。それに、不測のアクシデントが起こった時や、ある業務を応用して新しい作業を始める時など、イレギュラーな事態に対しても個人が自ら「考えて」行動してくれるため、結果的に作業効率は格段にアップするのです。

与えられた作業を「ただやる」ではなく、それを自分の経験値として積み上げて、個人の力を伸ばしていける環境を整えることで、作業を行う側にとってもより意義のある仕事になると思っています。

判断に迷ったら「理念」に立ち返る!

──理想的なリーダー像です。そういったスタンスはやはり「理念」があったからこそでしょうか。

私はもともとアルバイトとしての入社だったので、理念にものすごく共感して入った!というわけではありません。むしろ「仕事に対する考え方は人それぞれだから、理念なんて意味がないのでは?」と考えていた時期もありました。

自分の中に理念が根付いていると感じるようになったのは、ここ1年くらいのことです。チームで仕事をしなければいけない、それを自分でまとめなければいけない立場になった時、仕事の方向性を決める「判断材料」として、理念は実践的に生かせるものだと気がついたのです。

たとえば仕事を依頼する時、「その全体像を説明する」または「説明しない」という2つの選択肢があります。絶対の正解はありませんが、理念に照らし合わせてみると「説明する」という答えを迷わず選ぶことができました。同じように、チームの中で意見が対立した時は「理念に沿っているのはどちらなのか」の視点で話を進めれば意思決定をスムーズに行えます。

──つまり理念とは、仕事上での「共通認識」のような存在ですね。

インターゾーンでは、理念を行動に染み込ませるためのさまざまな活動があります。入社時の研修をはじめ、月に一度の理念研修や、毎朝の朝礼ではスタッフがローテーション制で理念にまつわる話をしたり。「自分は理念に対してこんな行動をとっている」「理念のためにこういう行動をしているがうまくいかない」など、それぞれの思いをシェアしています。

理念は言葉の上では定められていますが、スタッフ全員の考え方をひとくくりに縛るようなものではありません。その解釈や使い方は人によってさまざま。他の人の話を聞いて納得したり、意見を話し合ったりしながら、少しずつ理念を「自分のもの」にしていくイメージです。

──次回の「年間MVP」に向けて、達成したい理念はありますか。

ミッションの中に「最高のコミュニケーション」という言葉があります。実は私自身、コミュニケーションに対する苦手意識が強くて。だから常にものすごく気を使っています。相手のバックグラウンドや知識のベースを意識して、どんな言い方をすれば一番伝わるかを考えます。

今のチームは団結していて、チームメンバー間でのコミュニケーションの水準はとても高いです。次はこれをチームの外にもつなげていきたい。各人が積極的に他の部署の人たちともコミュニケーションをとり、仕事の幅を広げていってほしいと思います。私の行動によってチームがもっと良くなり、その成果が「年間MVP」につながるならば、ぜひめざしていきたいです!

「理念っていいかも!」と思ったあなた、一緒に働きましょう!

全社員の思いが詰まった言葉を「企業理念」として掲げるインターゾーンでは、各スタッフが自分なりの信念を形にして仕事を進めています。現在、複数の職種にて共に働く仲間を募集中! 少しでも興味を持ってくださった方、まずは一度気軽にお話ししましょう!

株式会社インターゾーンでは一緒に働く仲間を募集しています
3 いいね!
3 いいね!

同じタグの記事

今週のランキング

小村 トリコさんにいいねを伝えよう
小村 トリコさんや会社があなたに興味を持つかも