理想のエンジニア組織への挑戦
~本当のテックカンパニーを目指して~
こんにちは、エンジニアの中村です。
今、私たちは“優秀なリードエンジニアの方”を求めています。
その背景と詳細を「4回の連載」に渡って紹介していまして、この記事はその第4弾です。
この記事では、ビジネスサイドとエンジニアサイドで生まれてしまった溝を埋めるために、エンジニア組織の再構築を決意するまでの僕の想い、今後のエンジニア組織をどんな組織にしたいのか、どんな方と一緒に働きたいかについてまとめています。
もっと成長したい、チャレンジしたいと思っている全てのエンジニアの方に読んでほしいですし、少しでも共感してくれた方、興味を持ってくれた方がいたら、ぜひ一度ざっくばらんにお話したいと思っています。
バックナンバーはこちら
#1 リクルートのトップ営業がつくった、イノベーションという会社の成功と挫折
#2 SalesGrowthの限界 ~営業は大事だけど営業だけがすべてじゃなかった~
#3 たったひとりから始まったエンジニア組織の設立と拡大、そして再構築
中村 瑞基(なかむら みずき)
2013年イノベーション入社。現在Development Technology Unitのユニット長。
僕がエンジニア組織の再構築を決意した理由
前の記事にも書きましたが、エンジニア組織ができてしばらく経った後からは、僕は組織づくりではなく開発に専念していました。組織を動かしていくためには、それぞれがそれぞれの役割がある。その時の僕の役割は、開発だったんです。
しかし、開発に集中しつつもビジネスサイドとエンジニア組織がそれぞれに目指しているものにギャップが生じていることに気づき、僕はこのままではユーザーファーストなプロダクト開発が進められないのでは?エンジニア組織もビジネスサイドもイノベーションの仲間が幸せになるためにどうしたら良いか?と考えるようになり僕は動き出しました。
組織を立て直すために、当時の上長にも掛け合いましたが、そう簡単には受け入れてもらえず自分の無力さを知り悔しい思いをしました。しかし、諦めず自分ができる範囲で動いていたところ状況は好転し、現在の経営ボードメンバーに自分の考えや想いをお話しした際に、「事業を伸ばしていくためには、経営とビジネスサイドとエンジニアが同じ方向を向く必要がある。もう一度一緒にエンジニア組織をつくってほしい」というお言葉をいただきました。
僕はその時にこの会社で同じ想いを持っている人を集めて、『もう一度イニシアチブを持ってエンジニア組織をつくること』、『イノベーションに最高のエンジニア組織を創り上げること』を決意しました。
理想のエンジニア組織を目指して
僕は、事業部とエンジニアが同じ方向を向いていることがなにより大切だと感じています。文字にすると当たり前のことのように思いますが、それって本当に難しい。きっとこの記事を読んでいる方にも共感してもらえるのではないでしょうか。
目的も目線も同じ。そして、お互いを尊重して信頼できる。それを実現できている会社ももちろんありますが、そう多くはなく、悩んでいる人も多いと思います。だからこそ僕は、そんなエンジニア組織を創っていきたい。イノベーションなら、それができると確信しています。そのためにも、僕と一緒にそんなエンジニア組織を創ってくれる仲間を求めています。
これからイノベーションはどんどん変わっていきます。イノベーションの第二創業期は、新しいサービス、新しい事業領域、そしてチャレンジを続けて成長していきます。成長とチャレンジのチャンスはたくさんあります。だからこそ、「世の中の課題を解決したい」、「事業をグロースさせることに関わりたい!」という方と、一緒に新しいエンジニア組織を創っていきたいです。
事業部とエンジニア。どちらが優先されるわけではなく、今あるサービスや事業をより良くしていくために、お互いの得意分野を生かして共創していく。そんなエンジニア組織、そしてそんな会社にしていきましょう!
そのために僕たちがどんな方を求めているか、どこを一緒に目指していきたいか。また、そのためにどんな環境が提供できるのか。全てをこの記事の中でお伝えすることは難しいですが、少しだけご紹介したいと思います。
■永遠にGrowth Hackerであれ
事業/プロダクトのGrowthには、エンジニアの力が欠かせないと思っています。
ただ、Growthを実現するためには、技術力だけでは不十分だというのが僕の考えです。事業やビジネスモデルを理解し、ビジネスサイドのメンバーと一緒になって事業をGrowthさせる意識がエンジニアにも必要だと思っていますし、それに共感してくれる方、そういうことがしたいと思っている方と一緒に働きたいです。事業の技術と事業、両方に深く関わりながら働く楽しさは、経験した人ならわかるはず。
Growthは僕たちの手にかかっていると言っても過言ではない。事業成長にとって必要不可欠な組織にしていきましょう。
■「最適」を選べる人が本当のプロである
「最新」ではなく「最適」。これを選択できることも、とても大切だと思っています。プロダクトの特性や事業のフェーズ、求められるスピード感。その時々によって、求められる「最適」は違うと僕は思っています。それを見極められる方、そしてそれを提案・実現できる方と、一緒に働きたいと思っています。
■ラーニング・アニマルであれ
「最適」を選択をするためには「最新」を知らないとできない。だからこそ、僕たちが成長し続けないとプロダクトの成長や可能性は、急激にちっぽけなものになっていく。だからこそ、一生ラーニング・アニマルであれ。常に学び続け、変化を楽しんでいきましょう。
■エンジニア組織のボードメンバーになれる
イノベーションは2016年12月にマザーズに上場しています。上場して3年が経ちましたが、今はまさに第二創業期。上場後の投資フェーズであると同時に、スタートアップに負けないスピード感が求められる状況でもあります。
新しいプロダクトがどんどん立ち上がっていく、そんな環境の中で、新しいエンジニア組織のボードメンバーとして、組織もプロダクトも、一緒に創り上げ成長させていきませんか?
■イントレプレナーエンジニアへの挑戦
イノベーションには、社員のチャレンジを応援する文化があります。希望すれば、社内起業に挑戦できる環境も整っています。だからこそ、どんどん自分からチャレンジする、そんな方にぜひ来ていただきたいです。手を挙げられる人がチャンスを掴み、成長していく。イノベーションはそんな会社です。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。できるだけお伝えしたいことを書いてきたつもりではいますが、まだまだ僕には伝えたいことも想いもあります。少しでも興味を持ってくれた方、話くらいは聞いてもいいって思ってくれた方、まずは一度中村とランチとか、話をしてみませんか?