弊社にはリファラル採用で入社したメンバーが多数います。コーポレートコミュニケーション部門の松永さんとエクスペリエンス部門の鈴木さん。ふたりはもともと音楽系Webメディアの編集部の先輩・後輩の間柄でした。今回はふたりにあの頃の気持ちに戻ってもらい、インフォバーンに入社を決めた理由を聞いてみました。
※リファラル採用とは…採用要件にあった人材を自社の社員から紹介してもらう採用手法。リファラルは英語のreferralであり、推薦や紹介を意味します。
(参照)https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/refferal_merit/
先輩と後輩、それはとても不思議な関係
▲以前同じ職場だったころ、ランチタイムを楽しんでいるふたり
かつて先輩・後輩として同じ職場で働いていたふたり。先にインフォバーンに入社した松永さんが鈴木さんを誘ったそうです。松永さんは、自身もインフォバーンで働く友人に誘われて入社しています。
ーー鈴木さんは松永さんに誘われて入社したんですよね。
鈴木:はい。もともとぼくらは音楽系Webメディアの編集部で一緒に働いていて、松永さんがインフォバーンに転職して約1年後に自分はPR会社に転職しました。
ーーなるほど。そもそも松永さん自身がリファラル採用で入社したんですよね。どんな経緯で入社したんですか?
松永:鈴木さん、いや鈴木選手(仕事以外では昔からこの呼び方)と一緒に働いていた音楽メディアの編集部時代に、広告案件の取材で恵比寿のバーに行ったんです。そしたら、当日その場にいたお客さんのなかにインフォバーンの社員がいたんです。
ーー偶然の出会いですね。
鈴木:同じ企業の案件で、逗子の海の家にいるパリピに一緒に取材しに行きましたよね。
松永:懐かしい(笑)。バーで会った当日はもちろんそのお客さんがインフォバーンの社員とは知りませんでした。その日は朝まで飲んで、そのあと徹夜で原稿を仕上げるというような、とんでもなくしんどい1日でした。
ーーそこからどうやってリファラル採用につながるんですか?
松永:後日、バーで仲良くなった人がインフォバーンの社員だと知り、仕事を発注してくれないかと思って営業の一環で接近したんです。そしたら「ウチこない?」って誘われて。
ーーミイラ取りがミイラになってますね。誘うほうもかなり大胆ですけど。だとすると、松永さんはまあまあ事前知識のない状態でインフォバーンに入社したんじゃないですか?
松永:そう言われると確かにそうだったかも。
鈴木:業務委託からのスタートじゃなかったでしたっけ? 当時、会社で松永さんに呼び出されて、「鈴木選手! オレ辞めるわ。新しい環境でがんばるわ」って言われたのを今でも鮮明に覚えています。当時のぼくらの職場が小さい編集部だったので、ふたりでやっていたようなものでした。ぼくが松永さんの原稿をCMSに入力したり、アクセス解析したり。あと松永さんは経理まわりが苦手なんでぼくが代わりにやったり。内心、松永さんが辞めたら困るな…って思ってましたよ。
松永:そうそう、ごめん。辞めようと思った時真っ先に頭に浮かんだのは鈴木選手だったので、誰よりも先に報告しました。懐かしいですね。僕は営業と編集、鈴木選手は今話してくれた仕事をやってくれていて、自分でいうのもなんですがすごくいいバランスだったと思います。
鈴木:二人三脚でがんばってましたよね。そのあと、私はその会社に1年くらい残ってから、PR会社に転職しました。
松永:当時、鈴木選手に「PR会社に転職します」っていう報告を貰いました。たしか「おめでとう」って言った気がします。エヴァンゲリオンのラストみたいな感じで。「おめでとう!」「おめでとう!」「おめでとう!」って。
彼なら大丈夫だという確信があったから誘った
▲エヴァって単語が出てきただけで、碇ゲンドウっぽいポーズを取らされる後輩、鈴木選手
ーー鈴木さんはどんなタイミングでインフォバーンを受けてみようと思ったんですか?
鈴木:松永さんとはタイミングが合えばランチに行ったり、仕事絡みのPRイベントで会ったりしてましたね。自分が転職しようか迷っていると相談したとき、たしか恵比寿のカレー屋で松永さんに「だったらウチこない?」って言われて。
ーー軽いですね(笑) 松永さんとしては、自分が紹介して入社した人が会社に合わなかったら責任を感じるじゃないですか。すごく仲のいい後輩は逆に誘いづらくないですか?
松永:たぶん鈴木選手ならインフォバーンに入社してもきっと活躍できるんじゃないかって勝手に思ってたんで、ネガティブには考えてなかったですね。紹介するのは誰でもいいってわけじゃなく、鈴木選手ならきっとインフォバーンの仕事にフィットするだろうっていう謎の確信はあったので。
鈴木:当時松永さんに転職のことをけっこう相談していたので、入社前に疑問点がかなり解消されていたのも大きいかも。やばくなったら稼働調整もしてもらえるよって聞いていたので。
ーーそれで不安が解消されるとは…そもそもの入社のハードルがまあまあ低いですね。
鈴木:労働環境の実態も聞けたから、入社してからのギャップがなくなるというのはリファラル採用のメリットかもしれませんね。
松永:紹介するときに人間的に合うかと、仕事的に合うかというふたつの面を考えたんですけど、鈴木選手はふたつともクリアしてました。まず、彼はすごいいいやつなんですよ。「ミュージシャンのリバティーンズがめちゃくちゃ好きで追っかけてイギリス留学までして、音楽系Webメディアで働いて…」って、その部分だけ聞いたらロック好きのギークな感じでけっこうヤバめのやつだと思うんですけど。
ーー猪突猛進っぷりがトゥーマッチですよね。会話が通じるのか不安になります。とはいえ、関本さん(鈴木さんの所属しているコンテンツユニットのマネージャー)はそういうヤバそうな雰囲気の人は好きな気がしますけど。
松永:ですよね。でも実際に会って話したらすごく真面目で。あとデカい。背がとにかくデカいと思いました。
ーーオンラインミーティングだとわからないですけど、オフィスで見かけるとかなり大きいですよね。なんとなくですけど198センチくらい? マイケル・ジョーダンくらいありますよね。
松永:おそらくそこまではないですけど、でかくてとにかくいいやつ。
これって今、新卒採用での採用基準でうたっている3つのポイントのうちのひとつ、「Good Fellow(いいひと)」なんですよね。そこはクリアしてる。仕事の面は一緒に働いていたので、面接するまでもないというか、働きぶりは知っているから業務に慣れたらまあ大丈夫だろうと。そんなわけでぼくが面接するわけではないのですが、そもそも面接で不合格になるって発想はなかったですね。
ーー履歴書に書かないような要素も知ってるのはリファラル採用の良さかもですね。トゥーマッチなリバティーンズ愛と身長大きめっていう要素。鈴木さん的には前職はPR会社でプランナーをしてたと思うのですが、そういった方はインフォバーンのコンテンツディレクターにフィットするものなんですか?
鈴木:自分はまがりなりにもその前に勤めていたメディア企業でコンテンツを作っていたんですけど、PRやってた人は基本的にはコンテンツを作らないので、なかなか難しいかもですね。アカウントプランナーならアリかも。でも、プランナーとしてマーケティング施策を考えながら、プレスリリースを自分で書いたり、プロモーション用の参考資料を自分で編集して作っていたりという人ならコンテンツディレクターは合うかもしれません。大手PR会社だと分業制が多いと思うのですが、ある程度広い領域を経験しているPR会社の人はインフォバーンのコンテンツディレクターの仕事がフィットしそうです。
ーーなるほど。そういったPR領域の経験者の方にもぜひインフォバーンに入社して欲しいですね。
鈴木:編集経験があまりなくても、なんのためにこの施策をやるのかと自分で考えたり、きっちり案件にコミットするマインドセットがあれば、必然的に編集スキルは身についていくと思います。
リファラル採用を加速するためには“よい会社”であり続けることが必要
▲何を語ってるのかわからないけど、とにかく楽しそうに歩くふたり
▲昔を思い出しながら散歩するふたり
ーーかつて、インフォバーンで採用ミートアップを開催したときに鈴木さんは来てましたよね。
松永:ぼくが声をかけました。イベントが終わったあとで交流会もあるから来なよって。
鈴木:ぼくとしては単純に松永さんに呼ばれたから行っただけで、正直内容はあんまり覚えてないですけど…。そのときはインフォバーンは若手社員がしっかりしているんだなあという印象を受けました。
ーーその頃からインフォバーンっていい会社だなって少しは思っていたのでしょうか。
鈴木:そのときはインバーンに行きたいって気持ちはなかったので、まったく思っていなかったです。松永さんに「ウチに来ない?」って誘われてからインフォバーンのことを考えるようになりました。今後リファラル採用を強化するのであれば、たとえ繋がりは薄くても長く候補者とつながり続けているのがよいんじゃないんですかね。
ーーリファラル採用をするには松永さんみたいに普段から「相談される人間である」というのが重要かもですね。じつは松永さんは鈴木さん以外に、もうひとり社員を紹介してますよね。
鈴木:松永さんがシンプルにすごい説あるな。
ーー自身もリファラル採用で入社して、さらにふたりも紹介しているだなんて、リファラル採用の申し子ですね。ミスター・リファラルですね。
松永:振り返ってみると、自分がインフォバーンの人間だと考えずに紹介をしている気がします。それが正しいことかはわかりませんが。インフォバーンと求職者との間にいる人間としてやっている気がします。
ーーリファラル採用エージェント的な。
松永:お互いを仲介する人間として存在しているから、ゴリ押しをしないし、よくないところもきちんと伝えるし。
鈴木:自分もインフォバーンのよくないところを聞いたうえで、入社してますからね。
松永:継続的に関わって、転職したいと思ったタイミングで声がかかる、もしくは声をかけるという感じですかね。
ーーそのために自身は相談されやすい人間であり続けなくちゃいけないし、会社としては誰かに紹介したくなる会社であり続けなくてはいけませんね。
鈴木:たしかに、リファラル採用で入社した人がいる会社は信用できますよね。
取材後に鈴木さんから「良いエピソードをひとつ話し忘れてました」と声をかけられました。
鈴木:まだPR会社で働いていたときに、仕事の悩みを松永さんに相談したことがあったんです。その時に松永さんから鶴岡八幡宮の仕事守をいただきました。あの頃からずっと、今でも名刺入れの中に入れて毎日持ち歩いています。今、仕事がうまくいっていると感じられるのは、ひょっとするとこのお守りのおかげかもしれませんね。
▲鈴木選手が常に持ち歩いている仕事守
ぼくらと一緒に働きませんか!
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