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経営者のことば辞典②「外部環境」

はじめに

前回は、経営者の仕事の一つである「投資」について解説しました。

【経営者の気持ちを知る】経営者言語辞典 #1『投資』 | 株式会社イマジナ
はじめに大学生など若者を中心に「スタートアップ」という言葉が昨今話題になっています。「スタートアップ」とは、一般的には革新的なアイデア・技術で短期間に急成長する新興企業を指します。弊社を志望する...
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投資がなければ事業は小さいままで、大きく成長させることは難しいと言えます。その投資を成功させるために重要なのは情報収集です。


スポーツにおいて相手のチームがどんな戦略を得意とするのか、エースは誰なのかを知っていればゲームを有利に運べるのと同じように、ビジネスでも持っている情報が多ければ多いほどチャンスを掴む確率が高まります。


そんな「情報」という大きな要素を、どう捉え、どう扱っていくべきでしょうか。

自分の力で変えられること、先んじて把握できることを、どのように見定めるべきでしょうか。

それらを考えていく上で、今回紹介する「外部環境」という言葉が鍵となって現れてきます。


「外部環境」とはなにか


外部環境とは「ビジネスにおいて自分の力で変えられない要因・環境」のことを指します。

例えば、天候、景気などは自分の力で変えることができません。



あなたが、キッチンカーで手作り弁当を販売するビジネスを始めたとしましょう。6月の梅雨の時期に大きく売上が落ちたとします。この時、「雨のせいで売上が落ちた」と考えたなら、外部環境である雨をどうにかしようとしてはいけません。また、自分の力では変えられない要素のせいにすることで感情を乱したり、責任を放棄することもしてはいけないのです。

どうしようもないことを嘆いていても、そこから生み出せるものはありません。

いかに、自力で道を切り拓くための発想につなげることができるか。

この思考プロセスが、経営者の生命線なのです。


本当に自己責任で考えられているか


「雨」ならば自力でどうにかできないことは明白ですが、ビジネスを取り巻く環境においては、自分では変えられないけれどそのことに気づきにくいような要素が少なからず存在します。

そのようなものに、知らないうちに頼り切りになってしまっていることがないか常に注意するべきです。


例えば一つの取引先が自社の収益の50%を占めるような場合は危険な状態です。もしもその取引先に何かあったとき、自社の事業が立ち行かなくなる可能性すらあります。

取引先が「もっと安くすむ同業他社へ依頼するから」という理由で自社と取引をしなくなれば、自社は50%の収益源を失うか、値下げをするのかという厳しい選択を迫られることになります。


こういった事態を防ぐために、外部環境をよく把握し、リスクを分散・排除することはビジネスを創る上での基本だと言えるでしょう。


キーワードは「全て自己責任」です。自分の力ではどうしようもない外部環境の変化に対して、ならば自分の力で干渉できることでどう対応するのか、常に自分に矢印を向けて考えなければなりません。

その覚悟が求められるのが「経営」というものです。


変化の時代を生きる


近年、AIの隆盛により、10年後にはなくなる仕事についての話題も絶えません。会社員として働く上でも、この先の未来を見据えた上での就職先の選択、外部環境の変化に負けず、どこでも通用するキャリアを構築していくことも求められています。


自分の力ではどうしようもないことに嘆き、立ち止まるのではなく、「どうすれば思考を前向きに切り替えて突破口を見出せるのか」に意識を向け、努力する。そんな経営者マインドは全ての人にとって、身につけておいて損はない考え方と言えるのではないでしょうか。


弊社では、今もなお成長を続けている経営者による勉強会や、考え方・マインドセットを学べるワークショップなどを随時開催しています。ご興味がある方はぜひ、下記よりご応募ください。


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25卒|有名企業のブランディングから地方創生まで!君は何がやりたい?
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