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女性のキャリアやこれからの生き方を考え他業界からコワーキングの営業職へ転職。場所や時間にとらわれない理想の働き方を実現

小俣 友香(おまた ゆか)
「いいオフィス」営業担当。「いいオフィス」の仕事以外にも、自身のSNSアカウントでPR案件などを請け負う。趣味は旅行と筋トレ。休みが自由にとれる環境にあるため、年2-3回は海外旅行へと出かける。最近は企業様との打ち合わせ後そのまま近隣のフィットネスジムを開拓するのが日課。

遊休スペース活用を通して企業や空きテナントのオーナーに寄り添う

—小俣さんは「いいオフィス」でどのような仕事をされているのでしょうか。

担当は、店舗開拓に向けた法人営業です。具体的には、遊休スペースを活用したい企業様や空きテナントを持つビルオーナー様に「いいオフィス」フランチャイズ(以下、FC)への加盟を提案しています。

FC加盟を通して、「いいオフィス」を全国に広げることもそうですが、コロナ禍においてリモートワークが広がる中、使われなくなった執務室などを活用したいと考えている企業様に、収益化やシナジーが生まれる空間創りのソリューションとして「いいオフィス」を提案しています。

営業未経験!Web/IT業界以外からの転職でも、これからの生き方に制限をかけない、自分らしい働き方を

—現在営業を担当している小俣さんですが、元々営業をされていたのでしょうか。

「営業」という職種ではなかったものの、元々はモデルやレースクイーンなどの人前に立ちながら営業活動が必要な仕事に携わっていました。

しかしながら前職は毎日現場に行かなければならず、結婚や出産後の働き方について考えたとき、当時の働き方では時間や場所に制限がかかってしまうことに漠然とした不安を抱えていました。

そこで「何をして食べていくか」より、「どんな風に働くか」を重視して、理想とする働き方を実現でき、かつ自分がやりたい仕事について模索することにしたのです。

前職の経験から人と話すことが好きで、営業活動に慣れていたため、営業系の仕事を志望していたのですが、当時の私には「場所や時間にとらわれない働き方=クリエイティブな仕事」という固定概念がありました。

—小俣さんは現在法人営業をされているそうですが、「いいオフィス」では営業職でも時間や場所にとらわれず働ける環境なのでしょうか。

そうなんです。「いいオフィス」は知人を通して知りましたが、基本リモートワークで営業職でも出社する必要がないと聞き興味を持ちました。実際にパソコン1台あればどこでも仕事ができるため、固定の「オフィス」にとらわれず、いろんな場所で仕事をしています。

メンバーがオフィスで会うのも週に1回、商談もオンラインで行っています。まさに理想としていた「場所や時間にとらわれない働き方」が実現しました。

その代わり結果主義で結果を出さなければいけません。裏を返すと、結果が出るとしっかりと評価に反映してもらえるという環境でもあります。

—入社の決め手となったことは他にありますか。

働き方以外に決め手となったことは、入社前に聞いた「いいオフィス」の「コワーキングスペースという場所を通じて、世界中のワーカーへ正統な評価と賃金格差をなくす」というビジョン。非常にわくわくしましたね。

コワーキングスペースという分野に関しても、新卒で入社した会社がリモートワークやフレックス制度を導入していたこともあり、すんなりと理解できました。

働きやすい環境が整っている反面、ベンチャーならではの特徴も

—実際に「いいオフィス」で働いてみて、この職場でよかったと思うことはどんなことですか。

給料や働き方、発信の自由度など、働きやすい環境が整っていることが「いいオフィス」のいいところです。先ほどもお話ししたように、私自身も場所や時間にとらわれない働き方ができています。

ですがそういった働き方をしているため、人によっては仕事のしかたに戸惑う方もいるかもしれません。

—戸惑う部分について詳しく教えてもらえますか。

例えば仕事のバランスです。

「いいオフィス」では業務委託で働いている人が多く、みなさん時間や場所にとらわれない働き方を各々で実現しています。私自身、1日の業務量をコントロールしていいオフィスと個人の仕事を両立しています。

一方で成果はきちんと上げる必要があるので、「いいオフィス」の仕事と個人で受けている仕事のバランスが難しいと思う方もいるでしょう。

他にはメンバー同士の距離が近く働きやすいのですが、その分、新しくジョインするメンバーが尻込みしてしまったり、大企業から転職した人は組織としてのケアが足りないと感じてしまうかもしれません。

この点に関しては、ベンチャーならではの悩みでもありますが、今後「いいオフィス」の事業が拡大していくと同時に改善しなければならない点だと感じています。

コミュニケーション力が高く、クライアントに寄り添える人材がスキルを発揮できる職場

—自由に働ける分、個人としての責任が大きくなるんですね。それをメリットと捉える人もデメリットとと捉える人もいると思いますが、「いいオフィス」の特徴を踏まえ、どういった人が「いいオフィス」に合うでしょうか。

営業職の経験がなくとも、コミュニケーション能力が高く、クライアントに寄り添った提案ができる人や、クライアント目線で考えられる人がぴったりだと思います。コミュニケーション能力は、クライアントとのやり取りだけではなく、メンバーとのやり取りにも必要なスキルです。

例えば販売員のように、商品やサービスの特性を理解し、相手にどう役に立つかを提案でき売上につなげられるような人は、相手の内面を引き出す力を持っている人も多く、営業職としてスキルを存分に発揮できます。

実際に私もアパレルで働いていた時には、初めて会った人でもコミュニケーションを通して、その人のライフスタイルを想像した上で服の色や着回しの効くコーディネートなどを提案していました。提案営業では、相手に伝える力が重要だと思われがちですが、相手の話を聞くヒアリング力も非常に重要です。

「どこでもいい世界」を実現するために、理想の働き方を体現し世の中に発信していく

—会社員や営業職でありながら理想としている働き方を実現できているからこそ、「いいオフィス」の掲げる「どこでもいい世界」という理念に対して自分なりのミッションを持っていたりするのでしょうか。

「どこで働いても同じ評価をもらえて同じ賃金がもらえる」という働き方を体現し、その様子を世の中に発信して行くことが私のミッションです。

コロナ禍で場所や時間にとらわれない働き方が話題となり、「自由な働き方」に向けたサービスが増えているとはいえ、まだ「自由な働き方」を実現できない会社が多いのが現実だなと感じています。

「いい生活」とはただ給料が高い仕事をこなすだけの生活ではなく、働きやすさがある生活だと思っています。そのためには、例えば出産後に職場復帰がしやすいというだけでなく、子育てをしながらでも、自分の努力次第では出産前と同じ給料をもらえるといった環境が必要です。

出産や子育てに関しては、すでに多くの企業が積極的に取り組む課題となり、育休取得率などの数字で発信されていますが、私は私なりに実践している働き方について、広めていけたらと思っています。

—理想の働き方実現のため、自分自身で何かしたことはありますか。

実際に自宅の近くに「いいオフィス」で使えるコワーキングスペースが欲しいと思い、自ら企業にアプローチすることで、自宅の最寄り駅で「いいオフィス」の契約を2か所結びました。

社内にも「地方に拠点を作りたい!」と実践したメンバーや、Uターンのために地元にある「いいオフィス」を拠点として、そこで結婚したメンバーもいます。

女手一つで育ててくれた母に恩返しを

—理想の働き方を実現した小俣さんですが、次に叶えたい目標はありますか。

将来の夢は母に家を買ってあげること、女手一つで育ててくれた母に恩返しがしたいなと思っています。

そして今の仕事が好きでこれからも続けていきたいので、結婚や出産といったライフイベント後も働き続けられるよう土台作りをしていきたいです。「いいオフィス」は、自分次第で評価や昇給の機会が多いので、この会社であれば実現できると信じています!


撮影場所

いいオフィス 下北沢 by エー・ディー・ワークス
東京都世田谷区北沢2-27-9 地下1階〜2階
[Googleマップで開く]
店舗ページ:https://ii-office.jp/shimokitazawa-by-adworks/
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