メンテナンス事業部 住宅メンテナンス営業
2020年入社 石野 伸太郎
住宅メンテナンス営業として周囲へ良い刺激を与える活躍。
その働きぶりが認められ、新たに20代メンバーのみでつくる店舗に抜擢。
企業風土は、人から滲み出
新卒で入社し3年経ちました。入社当時のアフターサービス職を経て、今は住宅メンテナンス営業職を担当しています。
就職活動では、自動車業界と住宅業界を中心に企業研究しており、何社か内定をいただいた中で、最終的にアイジーコンサルティングへの入社を決めました。正直に言うと、辞退した企業の方が給与は良かったんです。ただ、給与ももちろん大事ですが、それ以上に人を見て決めようと思った結果、アイジーコンサルティングを直感で選択しました。
当時を振り返ってみると、面接時に企業の良いところだけでなく、悪いところや改善しなければいけないと思っている経営課題なども丁寧に伝えていただけたのです。様々な企業面接を受けてきましたが、会社のマイナス面を就職活動中の大学生に、きちんと伝えていただけるなんて初めての経験でした。そこに心がなびいたのだと思います。
社会的地位や年齢も関係なく、人に向き合ってくれる会社なのだろうなぁと漠然と感じていました。
実際入社して、物欲の激しい私ですがその選択は間違っていなかったように思います。社会人として3年が経ち、今のメンバーと支え合いながら楽しく働けていること自体に満足感を持っています。真逆なことを言いますが、実際働くようになり、お金が全てじゃないとようやく思えるようになったのだと思います。
また、お金と時間を含めたワークライフバランスが、毎日の充足感の源のように感じています。「個人・家庭・会社」の3つを大事にするという考え方も、面接時からすごく伝わりました。
「仕事が順調でもプライベートが良くよくないとバランスが悪い。どちらも良い状態を保つことを考えて働いてもらっている」ということは、入社してからも変わらずにずっとおっしゃってくださいますね。
ご家族様のことを考えた
本物の営業活動が心を開く
住宅メンテナンス営業は、法人部門が提携を結んできた住宅会社、不動産会社で新築一戸建てを建てられたご家族様に対して営業活動をおこなっています。建物を一通り点検して、ご自宅の不具合解消のために、例えばしろあり工事や外壁塗装、屋根張り替え施工などの提案をおこないます。
決して安くはない金額ですので、ご家族様もメンテナンスにできれば費用をかけたくないわけですが、施工必要性の理解と私への信頼が重なり合った時に初めて「じゃあ、石野さんにお願いするね」となるわけです。
その言葉ですべてが報われると言いますか、やっていて良かったなと思える瞬間が、やはり営業の醍醐味だと思います。ご家族様が私を信頼して下さった証としての契約は、営業冥利に尽きると思います。
ある会話好きのご夫婦は、お伺いしてから3時間ずっと世間話をさせてもらった後、「お父さん、契約しておいてね」と奥様。私から、施工内容と金額を簡単にお伝えしただけなのですが「あんたが、やったほうがいいと言うのなら、やるべきなんだろう」と二つ返事でサインをいただくこともありました。
ここまで関係性ができてくると、施工後もちょくちょくと何気ないご連絡をいただけます。そうなると次回の提案にも活きてきますし、何よりご自宅を大切にしていただける習慣ができるので、そこが本当に嬉しいですし、営業をしていて良かったなと思います。
私の持論ですが、ご家族様にお金をかけさせてたくないから提案しない、もしくは控えめな提案をすることは結果、相手のためにならないと思っています。 要は費用の大小ではなく、ご家族様の大切なご自宅に対して、この先もずっと快適に住んでいただけるために、今必要な提案をきちんと行うことが、本当にご家族様の為になると思っています。ですから、もちろん必要ない提案はしませんが、必要とあればご家族様への提示費用に恐れることなく提案すべきだと思います。
私たちの住宅点検は5年ごとにおこなっています。つまり次のご提案タイミングは5年後だということ。その未来に「あの時、もっと提案してくれなかったから、余計に修繕費用が高くついたじゃないか」と、お叱りを受けないように、きちんと点検し、ベストな提案を提示しなくてはいけません。
異なる価値観を認め、高めていける関係性
私たちは店ごとに目標数字を持って、チームで達成を追いかけているので、調子の悪い人がいればその分、私がカバーできるように動きます。また、私たち営業が契約してきた仕事をドロドロになって、現場で施工してくれるメンバーの作業着を一緒に洗濯することで感謝の気持ちを表したり、そういった細かい気遣いが、チームを太く、強くしているように思います。
私たちはチームでやっているんだぞ、という連帯感がアイジーコンサルティングの強さなのかもしれないです。
ただし、同じ目標を目指しているのですが、個々の価値観はバラバラでいいと思っていますし、実際バラバラです。むしろお互いの異なる価値観に触れながら、時には摩擦も起きるぐらいが強い組織を生み出しているとも思っています。
混ざり合いながら、認め合うことが大切です。足並みを揃えることが大事ではないのです。この点はこれからもっと大切にしていく組織のあり方だと思います。これだけ予測不確実な社会ですから、個々様々な考え方の総和が、思いも寄らないブレイクスルーの鍵となるように感じています。
そして若さには若さなりの働き方や組織への貢献の仕方があると思っています。
例えば、ベテラン・中堅以上のスタッフの方々が私の働きを見て、俺らも頑張らないと、思ってもらえることも目に見えない貢献だと思っていますし、そう言ってもえると、こちらももっと頑張らないと!と思います。そうやってお互いを認め合い、切磋琢磨できるように相手の想像を上回る仕事で、周りを揺さぶっていきたいと思っています。
最終ゴールの「住まいは経年進化する」という、アイジーコンサルティングの価値観を日本に普及するために目標数字があります。日本の住まいが今よりも大切に扱われ、愛着生まれる暮らし自体に、幸せや豊かさを感じることができる。そのような社会や暮らしにできるよう、私たちは取り組んでいきます。