彼女は言う"人事はキツイ"
浅香莉野:人事
大学卒業後、新卒として2016年にアイデンティティーへ入社。
最初は営業として苦戦しながらハードな業務にも取り組んでいたが
2年目の8月に転機が訪れ人事へとキャリアチェンジをした。
ギャルな見た目と裏腹に中高大と女子校へ通い
誰よりも天真爛漫で社内のみんなは口を揃えて彼女は「少年」のような子だと言う。
入社から3年、営業から人事へキャリアチェンジを経てからもうすぐ1年が経とうとしている。
"学生の時は「働く」なんて思いもしなかった。
今ではベンチャーでバリバリ働いていることに自分でも驚く"
そういう彼女の学生時代は
"きっかけは代々木公園で当時の新卒研修でダイレクトリクルーティングをしていた社員に声をかけられたことでした。
最初は怪しさしかなかったんですけど一生懸命勧誘していて面白いなって思って
説明会に行ったのが始まりですね。笑
当時していた「3day'sインターン」に参加してそのまま進んで内定をいただきました。
私、もう早く就活を終わらしたくて
実際就活も1ヶ月ぐらいしかしてませんでした。その時も髪染めたいな〜とか考えてました。笑"
ただなんとなく就活をしていた彼女がどうして
アイデンティティーの入社してから
営業として人事としてバリバリ働くようになったのか
"入社して最初は営業として訪問に行ったりマッチングしたり案件作成したり
結構遅い時間までめちゃくちゃ働いてましたね。
上手く対応できなくて泣いたりもして辞めたいとも何度も思いました。笑
でも入社してから1年程経った時、「人事にならないか」と打診を受けました。
もともと営業の傍、採用アシスタントもしていたのでその延長線上という感じもありましたけど
人事になるって決まってからももう1人の人事担当が辞めちゃったんですよね。
それで初めて人事になったとたん自分しかいない、今ここで自分が動かないと採用ができなくなると思っていい意味ですごい責任感とコミットしないとって思いました。"
入社して2年目に入ろうとしたところで起こった人事への打診。
ただなんとなくの就活生が大きく変わるきっかけとなった。
たった1人で人事になった今。どう働いているのか。
"最初は何も知識も経験もなかったし大変でした。
でも、そんな時営業で培ったコミュニケーション能力と察する力が役に立ちましたね。
新卒採用だと言葉が足りない分フォローもできるし、中途採用だと質問内容についての空気作りができるようになっていてこれは営業を経験したからこそだと思いました。"
"今は採用の中心となって日々奔走してます。笑
面接でも新卒の時は同じ目線で話し、ひとりひとりに寄り添って採用担当者としていい点や悪い点をフィードバックするようにしています。
そのお陰か面接が終わっても「支えになってくれました」「緊張したけど楽しかったです」って
学生に言ってもらえることは嬉しいですね。
他にも社内制度を少しずつ変えていきたいと動いています。
最近取り入れたクールビズもそうですね。これからはもっと社員の言葉を取り入れて
もっと働きやすい環境を目指してます。"
"人事になってちょうど1年が経つ今でも「人事はキツイ」と思います。
人事って経営者と同じぐらい重要だと思っていて、
自分で一緒に働く仲間を自分で見つけてくるのは楽しいし今一緒に働いているメンバーの環境が
それで変わったりしてよりより組織になる手伝いをしていると思うと
キツイけどそれはいい意味でのキツイだと感じるんです。"
いろんな壁にぶつかりながらもいつの間にか人事という役割に
彼女らしく色をつけて全力で挑み奔走していた。
そして誰よりも明るくて社内でもみんなに笑顔を届けてくれる彼女に支えられた後輩も少なくない。
まだまだというけれど無意識の間に
彼女の思う最終目標も達成されているのかもしれない。
最後に彼女は
"人事としても人としても
誰からも愛される人になりたいし
浅香がいると気が楽になる場が明るくなるって言われるような人になりたいですね。
人事関係ないですかね?笑 "