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社員インタビュー#3:山崎健司「突如現れたアラフィフライター」

終始山崎氏はこう言った

“「なんでこんなジジイを雇ったの」”


山崎健司:ライター・編集者
大学卒業後、編集プロダクション、出版社などを経て、
2008年よりフリーの編集・ライターとして独立。
企画、編集、インタビュー、コピーライティング、デザインと幅広く活動。
現在は株式会社アイデンティティーで求人媒体braineer careerの求人作成と編集を担当している。
好きなものは酒とタバコ、ベースも嗜むt●dのようなおじさんだ。
自由奔放さゆえに23歳に怒られてしょんぼりするような山崎氏。


そんなアラフィフのライターがITベンチャーのアイデンティティーに入社してきたので
前回に引き続き、インタビューを敢行してみた。


 ※本人たっての希望によりダルマにて再現しております。

−今までの仕事についてざっくり教えてください

「最初の*編プロには5,6年いて、少ない予算だったから
素材集めから構成からデザインに文字入れまで全て1人でやっていて
一週間帰れないとかザラにあるぐらい働いてたね。
ほぼ知識がない中で作ったものを編集長に一言で差し戻されたり、OKもらっても100歩譲ってとか
そんな時とかは寝ずに永遠書いてたね。
その時に色々な角度からの目線を知ることができて
立場がわかるようになったからいい経験になったね~
それから出版社に入ってからはクオリティの高いものを作れるようになって
読者の想像を作り上げることができたのが喜びだったね。
そうそう、どうしてもインタビューを受けてほしい映画監督に
原稿用紙5枚分ぐらいのもう全力の想いを込めた直筆の手紙を書いたのよ。
最終的にはインタビュー受けてくれたんだけど、
その理由が『字が汚すぎて
最初は脅迫文かと思ったらしいけど読めないからじっくり読んだことで共感してもらえてさ。
やっぱり…」ざっくりが伝わらず長すぎたため割愛する。笑

 *編プロ:編集プロダクション


−そんな山崎さんはなぜライターになろうと?

「元々書くことしかできなかったし、読むことが好きだったからね。
作家も考えたけど大学の先輩から
『お前まだ一作も書いてないじゃん』って言われてね。
そりゃそうだってなりましたよ」


その後、留学経て帰国後サラリーマンになろうと試みるが…
そのままの自分を受け入れてくれた編プロへの入社が始まりとなったそうです。



−アイデンティティーは現在まで働いてきた企業とは違い新たな業界ですが
山崎さんが入るきっかけはなんだったんですか?

「林くんの書いたライターの求人が面白かったんだよね。
助けて!という気持ちやライターを必要としていることがストレートに伝わって
それがきっかけだね」


−入社したらアイデンティティーで最も年長になることは気になりませんでしたか?

「そこが一番ネックだったよ。笑
なんでこんなジジイ雇ったのって思ったけど
ある時、家でボブ・ディランのMy Back Pagesが流れていて
若い時は賢く振舞っていたけど歳をとって本質的な部分が見えた時に
歳じゃなくて気持ちで動くことに強みを感じたんだよね。
それで年齢に対する恐怖が消えたし年齢というネックを乗り越えて決意したね


ーそれから実際入ってみて働いてみての環境どうですか?

「みんなしっかりしてるね~
たまに石原くん(17新卒)と刑部さん(インターン生)は同年代なんじゃないかって思うよ。
統一して感じるのは今野さんも含めて
シンプルなものを信じて貫いているように働きながらに感じるね」


−現在の主な仕事内容を教えてください

「基本的には求人作成やプレスリリースを書いてるね。
私も文章でこの会社を選んだから
どんな人へ響くのかそこにミスマッチが起こらない
企業像にあった人に見つけて読んでもらえる文章を書くように心がけてるね」


−これから山崎さんのやっていきたいことはありますか?

「コンテンツを作っていきたいですね。
経済を中心としたアジアの情報をいち早く翻訳して、まとめたサイトかな。
会社には中国語、英語、ベトナム語ができるネイティブのスタッフいるし、
是非協力してもらいたいね」



真剣な眼差しでそう語る山崎氏。
誰とも被らない経験をしてきたからこその言葉がそこにはあった。
癖が強いと思われることが多いですが
というよりも好きなものへの愛が深すぎるように感じました。
そして、転職し新たな場所に決めた
今が一番楽しいと言っていました。


(おまけ)

−明日地球が終わるとしたら今日は何をしますか

「ビートルズのAbbey RoadをAB面を聞いて終わりたいね。」


※和訳:そして結局 君が受ける愛は君がもたらす愛に等しい

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