業務委託のコンサルタントとしてプロジェクトに参画いただいている宮川さんのインタビューをご紹介します。
アイキューブではフルリモートで平日フルタイムでプロジェクトに携わってもらっています。
アイキューブで働くことになった経緯や背景、実際に働いてみて感じること、アイキューブに応募しようとしている方に対してのエールもいただきました。ぜひ最後までご覧ください。
※アイキューブで現在募集中のサポート職の一部は、ポジションによりフルリモートでも勤務可能です。
宮川 晶行
神戸大学 を卒業し、株式会社クラレに入社して営業として勤務。その後株式会社ビザスクで事業開発として、サービスを世界に広げるべく法人営業、セミナー・イベント企画、提携提案、商品開発を含め様々な施策を提案。2021年に退社し、生成AIを活用したデスク調査プロダクトを開発して会社を立ち上げる。現在はペットテックのプロダクト開発の傍ら、アイキューブでコンサルタントとして活躍している。
ー宮川さんのバックグラウンドや専門分野について簡単に自己紹介をお願いいたします。
宮川)新卒で化学メーカーに入社し、食品包装材や自動車のガソリンタンクに使用されるガスバリア性の樹脂の営業と缶詰を金属からプラスチックに変更する新規プロジェクトに関与していました。
その後、ビザスクにて人材のマッチングのスポットコンサルティングに携わり、新規プロダクトの企画や開発も行いました。ビザスクが上場した1年後に退職し、1年間のプログラミング学習を経て生成AIと検索を組み合わせたデスク調査プロダクトを開発し、自分の会社を立ち上げました。現在はペットテックのプロダクトを開発しています。
得意なことは、お客様の中でまだ形として見えていない課題に対して全体像を設計し、具体的な項目を提案することです。提案した項目を単なる終着点ではなく、入り込んで共に立ち上げ、実働的なコンサルティングを行っていくのが好きですね。プログラミングも経験があり、簡易なプロトタイプの作成や検証も行えます。
ーアイキューブで業務委託を行う事になった経緯や背景についてお聞かせいただけますか?
宮川)起業して生成AIのプロダクトで事業を進めていましたが、生成AI系プロダクトをローンチした1ヶ月後にChatGPTがリリースされ、その道は非常に難しいものでした。次に何をするかが未定で、資金調達もまだ決まっていなかったため、お金を稼ぐ必要がありました。事業開発のコンサルティングが自分の得意な領域ですが、知り合いを頼ると簡単なサポート案件くらいしかなく魅力を感じず、フリーのコンサルタント案件を自分で探しても戦略コンサルティング出身者必須が多くいい案件に出会うことが難しい状況でした。そんな時にアイキューブを見つけ、事業開発を積極的に行うコンサルタントファームであることに魅力を感じ、登録することにしました。
ー実際にアイキューブで仕事を始めてみて、自らが手を動かすことが多い状況はどのように感じられましたか?
宮川)とても良いです。クライアントの中には提案を期待されるよりも、手足を動かしてほしいというベクトルのものもあります。事業開発のサポートが求められるクライアントがいることで、自分の得意な分野を活かせること、またチームメンバーも様々なバックグラウンドを持っているので、そこで視座を高めながら仕事ができる点も魅力的です。
総じてフリーのコンサルタントは知識の切り売りになりがちだと感じていましたが、アイキューブではそうならないという実感が一番大きいです。
ー現在のプロジェクトについて、業界やプロジェクトの目的、解決しようとしている課題について教えていただけますか?
宮川)業界は小売で、業務の改善や社内の効率化に生成AIを活用したいというニーズがあり、生成AIを使って効率化を図りたいという段階にアプローチしています。しかし、生成AIを使わずに他の手段で課題解決できる場合もあるため、お客様のニーズをヒアリングし、提案を行っています。ユースケースは現時点では限定的ですが、将来的な展望を描くことに面白みを感じます。
ー今関わっているプロジェクトで楽しい瞬間であったり、やりがいを感じる瞬間はありますか?
宮川)楽しい瞬間は抱えている課題を特定して、解決できる方法を考えて提案した時です。お客さんから「これを期待していた」「これを求めていた」といったフィードバックを受ける瞬間は、これまで大変だったものが解決できたと感じ、非常に嬉しい瞬間です。また、個人的には小売り業の企業向けに作ろうとしている社内版生成AI機能に関して、UIやUXの部分で自分の経験やプログラミングの知識を生かせることも、やりがいを感じる瞬間の一つです。
ープログラミングを学びんだことも、自身で生成AIの会社をされていたことも活かされていますね。
宮川)はい。その経験を通じて得た知見が、今後の生成AIプロジェクトにおいてアドバンテージになっていると感じています。
昔自分がしていた事と関連があった事もあり、このプロジェクト自体がアイキューブで働くモチベーションに繋がっていますか?
宮川)生成AIのプロジェクトは非常に関連性があり、今の技術トレンドや生成AIを活用したアプリの開発が身近になってきています。将来的には生成AIを軸足に置いたプロダクトは容易に置き換えられていくと思っていて、しっかりとした機能やサービスを提供し、その中で生成AIをサポートする立ち位置が求められると考えています。そのため、今の経験は将来的な展望において非常に重要で、楽しさも感じています。
ー生成AIで直面している課題や難しい局面はありますか?
宮川)生成AIの将来の方向性を描くのが難しいと感じています。日々新しい技術が出てきており、それに追いつくのが難しいです。お客様に対してはプロとして提案を行わなければいけないため、常にキャッチアップを怠らず知見を磨いています。
ープロジェクト進行中にアイキューブが提供するサポートで役立っていることはありますか?
宮川)今は任せてもらっていていい意味で放任されていますね。人が足りていないときに柔軟に対応してもらえるのはありがたいです。麹池さんは他のエージェントと比べて家族感があり、距離感が近いのは良い点ですね。
ーアイキューブで働く中で、自身のキャリアアップや成長を実現するための要素や機会は何だと考えていますか?
宮川)最新技術の導入やソリューション提供だけでなく、根本的な課題の発見や解決に注力する姿勢が大切だと思っています。大企業の困難な課題にアプローチできる機会が得られていることが自身の成長につながっています。
ーアイキューブで働くコンサルタントは事業開発している方が多いですが、アイキューブの事業開発文化は宮川さんの働き方やプロジェクトにどう影響を与えていますか?
宮川)非常に働きやすいです。プロジェクトに参画するのはその道のプロばかりなので手取り足取り教えなくてよく進めやすいです。チームメンバーとして参加している方々も他の分野で事業を展開しており、彼らからのアドバイスも得られるため、聞きたいことを聞ける環境が整っています。
ーアイキューブで今後も働き続けるにあたって将来の展望や期待する事は何かありますか?
宮川)本当に大きなプロジェクトを受注していただいて関わりたいですね。あとは先端技術に関連するプロジェクトに携わることが非常に面白いと感じています。
ー今後挑戦してみたいプロジェクトや分野はありますか?
宮川)全社横断でトップの考え方を形にして一気に全社に推進させるようなプロジェクトをしてみたいです。全社的な課題を特定し、解決に導くプロジェクトがやりがいを感じると思います。
ー若い世代に対してアイキューブで働くことについてアドバイスはありますか?
宮川)自分の経験を活かして事業開発を進めたい方には最適な環境だと思います。戦略コンサル経験者でなくても、実務経験を積めるアイキューブでの経験は将来に役立つはず!!