やほーです!2024年!辰年!と言うことで、今年もみなさん良い仕事して、世の中に良い影響を作って、たのしい一年にしましょう!
昨日は、CRANの中でのキックオフをしたのですが。キックオフは、Q毎に開催をしていて。前期3か月の振り返りや、前期MVPの発表、今期変化させることなどを話ししているのですが。その中で、毎回私が考える世の中の変化、そしてその中でのCRANの目指す姿などを伝えています。
▲キックオフでのMVP受賞風景。賞状作りするとき、色々思い出して、私にとっても良い時間。
ということで今日はCRANキックオフでも話をした、ざっくり2024年の転職市場の変化予測について、お伝えできればと思っています。前提となるキーワードは、「インフレ」「賃上げ(ベースアップ)」。
■前提
○インフレ:
まず昨年から色々なもの値段が上がりました。帝国データバンクによると、なんと2023年は、3万2395品目が値上がったようで。過去30年でこれだけ値上がりしたことは、ないみたいです。それはそれは、みなさんも「値段高くなったな〜」と感じたと思います。そうなると、気になるのは自分自身の財布。まだインフレになって1年なのですが、社会の大多数が経験したことのないインフレ。今年もインフレは続くと思うので、そうなった場合、自分自身のお金について心配になっていきますよね。。
○企業の賃上げ(ベースアップ):
さらに、個人は2024年春以降、徐々に「自分の会社は給与上がる会社か?」と言うのが、心配事の一つになってくるのかなと。もちろんそれだけで転職、となる人は限定的ですが、転職相談でも、そう言う声が出てくるのではと予測します。なぜ春以降かというと、現在「賃上げ」について気にしているのは、日本経済新聞を見ているような人が中心で。日経は150万部くらいなので、日経以外で情報をとっている人を含めても人口の約2~3%くらい。多くの方々には、4月に実際に給与が上がったりする、そう言う説明があった際に、実感があるかなと。そして5月の大型連休中に、そう言う話題が友人たちと会ったりする中で、話が出る。段々夏から秋にかけて、日本全体に広がる、そんなことを予測しています。
■ではどうすれば良いか?:
○企業:
地方地域の個人や企業をご支援しているCRANですが。まず企業で言うと、常陽産業研究所の調査によると、2023年に賃上げを実施した企業は、65.7%。ただ「ベースアップ」を実施したのは35.3%。それ以外は定期昇給だったりします。そして個人です。地方地域といえど、大企業が工場や研究所が地方地域にもあります。そう言った企業を中心に、賃上げ(ベースアップ)を実施する、そういったニュースを春先から聞く。そうなると、自分の勤め先は大丈夫か?と思うかなと。そうなった時に、自分の地域で賃上げ(ベースアップ)している企業というのは、よく見える可能性が高くなります。
なので、企業からすると賃上げ(ベースアップ)することが、採用力の向上、さらに中期的な経営力の向上に繋がるのではと考えています。もちろん賃上げ(ベースアップ)は簡単にできることではありません。大事なことは中長期的な企業成長であり、社員の豊かさだと思っています。なので、今年賃上げ(ベースアップ)はしないと判断した場合には、その背景や今後の見通しなどお話できると良いのかなと考えています。私もやる予定です!
○個人:
一方で、個人の方へお伝えしたいことですが。まず目の前の情報だけで、判断しないで欲しい、です。
つまり「ベースアップしている企業=良い企業」とは限らないですし、その逆、つまり「ベースアップしない企業=悪い企業」では必ずしも無い、ということです。私が話ししたことの否定のように聞こえるかもしれませんが、上記のようにベースアップは、企業の採用力並びに経営力向上のための、一つの「手段」です。一方でベースアップはしないけれど、将来のために働く環境や事業に投資をする、というのも中期的に見たら企業だけではなく、社員のためになるかもしれません。
そして個人の方にとって大事なことは、お金以外もありますよね?人間関係や、働き方、何より自分のやっている仕事の意義など。そしてそもそもアナタは、「仕事を通じて、どんな自分になりたい?ありたいのか?」。こういったことに、立ち返って、目の前の情報だけで判断しないで欲しいなと思います。
ということで、CRANとしては企業様、個人様の「なりたい姿」に対して、ご支援できるよう、2024年も尽力して参ります。何かあればご相談を!本年もよろしくお願いします!!