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【ベンチャーで活躍するセールスに聞く】M&Aコンサルタントと法人営業を経験した営業マンの最速成長技術!

川原進也/営業

香川県出身。成城大学卒業後、新卒で三井住友銀行へ入行。関西にて製造業を中心に中堅・中小企業を担当。ファイナンス、事業承継、DX化推進等を幅広く経験。その後、上場M&Aアドバイザリー企業にてコンサルタント業務に従事。数多く製造業の企業と対峙する中で製造工程の効率化の重要性を実感し、2022年2月よりフツパーに参画。

新卒時は三井住友銀行に入行していますが、大学時代はどういった軸で就活を行っていたのでしょうか

大学時代は「特定の業界ではなく全業界がお客さんである」、「経営層と話すことができる」、「自分自身の提案力や人柄で営業力が試される無形商材の営業である」という三つの軸で就職活動をしていました。

また、将来的にはIPOやM&Aといった資本政策に関わる仕事をしたいという気持ちもあったので、就活の軸に沿っていて、かつ資本政策についても学べそうな銀行に入行することにしました。

銀行ではどのようなお仕事をされていたのですか?

法人営業をしていました。銀行の法人営業というのは取引先の潜在ニーズを引き出し、その課題を解決するソリューションの提案を行います。具体的にはファイナンスや外国為替を含む為替取引商品の提案、事業承継対策、DX化推進ソリューションの紹介等を行っていました。

法人が対象とのことですが、どのような業界を担当することが多かったのですか?

私が在籍していた法人営業部は業界関係なくお客様を担当していましたので、業種は本当に全業種でした。ただ、一番多かったのは製造業ですね。

技術力のある中堅・中小企業を数多く担当させていただいていたので、世の中で広く使われている物から、ニッチ業界でこの会社しか作れないもの等、多様な技術に触れることが出来ました。実際に現場を見せて頂くことも度々あり、日本の製造業の底力のようなものを感じていました。

そんな中、経営者の方が最も課題として挙げていた事は、人手不足でした。中長期的な展望を考えた時、今後、労働人口が減っていく中、省人化/DX化を実現出来なければ事業継続が難しいという状態です。どんなに技術力があっても、それを次の世代に伝えていかなければその会社は成長できないどころか、競争力を失い廃業という道を歩んでいく事になると危機感を感じていました。

銀行のM&A部門への異動ではなくM&Aアドバイザリー企業に転職した理由は何だったのでしょうか

もちろん銀行やグループの証券会社にもM&Aを扱う部署はあります。ですが、その部署に異動できるという確証がない事やいつ異動できるかわからないことは大きな理由ですね。それに加えて、銀行や証券会社のM&Aは規模の大きいものが多く、どうしても一人の担当者の裁量が小さくなる傾向があります。このようなことを考えた時、一度はМ&Aに携わりたいという気持ちと幅広い規模の会社を扱えるM&A専門の会社に転職しようと思いました

ですが、実際に転職してみると本当に困っているようなところを助けるにはM&Aアドバイザリー企業でもまだ難しいということに気付きました。

M&Aを成立させるための手数料は中小企業にはかなり高額なものが多く、相談はたくさんいただいていても期待に応えられないことが多かったです。

企業価値の計算方法や契約書作成を通して、銀行とは違ったテクニックを学びましたが、本当に自分のやりたいことは何だろうと考えるようになりました。

そこからフツパーに転職したのはなぜですか?

実はフツパーで働いている萩原が中学の野球部の同期で、フツパーのことは銀行員時代から知っていました。銀行員時代からフツパーに誘ってくれていて、フツパーっておもしろそうな会社だと思っていました。

萩原の記事はこちら↓
年収1000万円超えのキャリアを捨ててAIベンチャーへ。CMOとして走り出した萩原にフツパーの展望を聞いてみた【社員インタビューVol.3】 | 株式会社フツパー
こんにちは!フツパー広報担当です! 今回は社員インタビュー第3弾として、フツパーのCMOを担っている、萩原にインタビューをしてきました。萩原とフツパーの軌跡から私たちフツパーがどんな組織なのか、少しでも皆さまにお届けできれば幸いです! 萩原 啓悟(はぎはら けいご)CMO ...
https://www.wantedly.com/companies/hutzper/post_articles/359176


しかし、銀行から転職するときは、まずは自分がやりたかったM&Aに挑戦したいと思っていたので、萩原からの誘いを断ってM&Aアドバイザリーの会社に入りました。

ですが、M&Aの仕事にもどかしさを感じる中で萩原からフツパーの事業がどんどん伸びているということを聞きました。オフィスに遊びに行った時に、みんな楽しそうに仕事をしていていいなと思ったのと、同時に自分が課題に思っている、「製造業の生産性向上」にもフツパーの提供するAIの機能や価格帯なら大手企業だけでなく中小企業に対しても、直接解決策を示せるのではないかと思うようになり、フツパーで働きたいと思うようになりました。

今までの会社とフツパーの営業を比べたとき、どのような違いがあるのでしょうか

今までの会社と比べると、フツパーはとても自由だな(裁量がある)と感じます。

銀行などは職業柄当然ですが、服はもちろんスーツですし勤務時間や勤務中のスケジュールなど細かいところまで管理されていたので余計にそう思うのかもしれません。笑

管理されること自体が悪いことではないと思いますが、どうしても上司に指示をされることが多くなってしまい自分で決定・判断できる機会が少なくなってしまいます。結果として、仕事をやらされている感を感じてしまっていました。

一方でフツパーは、ベンチャーということもあって、気になる会社があれば自分でアポを取りに行って案件を担当できるし、実際にお客さまに提案をするときも自分が考えたことを提案できるんです。

フツパーの営業をしていると様々な場面で判断を迫られることが多く、責任が伴うし大変ですが、そこがおもしろい部分です。僕は「裁量=責任」だと思っているので、今の環境は非常に合っていると思っています。

”考動力”があり、裁量を持って働きたい人にとってフツパーの環境は非常にいいと思います。


入社してからどのくらいの期間で自分一人でお客様に提案するようになりましたか?

自分の場合は入社後一ヶ月ぐらいですかね。

今までの会社で働いていた時に鍛えられたリスク感覚であったり、製造業や中小企業向けの担当をしていた経験上フツパーの顧客理解がしやすかったということもあって、一人立ちするのはかなり早いほうだったと思います。

ただ、製造業の会社のことはわかっても生産管理や品質管理のことは知りませんでしたし、AIのことはもちろんIT業界とは全く異なる業界にいたので、工場の現場の方がどんなことを考えているかやIT用語、AIってどんなものか等を勉強するのが大変でした。

提案について話を戻すと、案件ごとの提案の方向性は一人で決められるようになっても、そのプロジェクト自体は自分だけでなくエンジニアや契約書関係や事務面でコーポレートも巻き込んで進めて行きます。自分に分からないことがあったときに、他部署の人にもすぐ質問できる、頼り合える関係性はとても大事だなと感じています。

まだ人数が少ないフェーズだからというのもありますが、フツパーは部門を超えたコミュニケーションは取りやすいと思います。会社を伸ばすという方向へみんなが向いていて、お互いの立場への理解があるので質問もしやすく、とてもありがたいですね。


フツパーの営業で大変だったことはありますか?

お客様に提案して、提案内容の交渉で終わるのではなく、契約書の内容まで交渉しなければならないことですね。

AIプロジェクトを経験したことのないお客さまが殆どで、契約書の内容説明から始まり、要望があればお互いが納得できるところまで細かい規定も話し合って変更するので、今まで契約書の内容について交渉した経験が少なかった分そこは苦労しました。

当たり前ですが、交渉の目的はどちらかの利益だけを優先するのではなく、お互いに納得して契約をすることです。お互い譲れない部分があるのでなかなか大変ですが、相手の要望を聞きつつ、こちらの引けないところも理解していただけるような資料を用意して説明し、プロジェクト内容から契約書までお互いが満足できる契約が出来たときはとても達成感があるし、そのための試行錯誤はとても楽しいですね。


今後の目標を教えてください!

案件を自分でコントロールできるようになることと、その範囲を広げることです。

売り上げのため契約をとるというのはもちろんですが、ただ契約を取ってきて終わりではなく、案件の進捗や次のプロジェクトを考えた提案や、プロジェクトマネジメントができるようになりたいということです。

そうすることで、自社のエンジニアやお客さま側の工数が予想外に増えることを防ぎ、リードタイムを短縮し、より早くAIを導入できたり次のプロジェクトへ進めたりすると思います。結果的に、お客さまにも喜んでもらえて、フツパーとしてはより多くの案件をこなせるようになるのではないかなと思っています。

どうすればコントロールできる範囲を広げられるのでしょうか

案件の進捗をコントロールするには、「準備不足や事前に気づけなかった必要事項をなくすこと」と「誰にどのように伝えたらスムーズに案件が進行するかを把握すること」が大事だと思っています。

そのためには実践的な知識と経験を積むのが一番かなと思います。

今までは、「AIとは」「画像認識とは」といったフツパーの営業としての必要最低限の基礎知識を得たばかりで、契約を取るということに精一杯でした。幸いなことに経験豊富なメンバーがいたり、他営業メンバーの案件状況を共有できる環境があったりするので知識・経験共に着実に身につけることが出来ていると感じます。

それを実感できるのは、過去の提案を振り返り、「こうしておけばもっとスムーズにすすめられたな」と気付いたときです。今後はこの知識・経験を案件に活かしていきたいと思います。

このようなスキルはフツパーに限らず、どこの会社でも必要なスキルだと思いますが、自分の決定できる範囲が広いフツパーで働くようになってから、より一層意識するようになったし、それに比例して成長速度も上がっているなと感じます。一年以内にはこの目標を達成したいですね。

一年以内に達成予定なんですね!そうなると長期的な目標は何になるのでしょうか。

フツパーのメンバーなら誰でも案件をコントロールすることができる会社にする事ですね。

自分はたまたま今までの経験とフツパーの営業が合っていたから一か月弱で案件を任せてもらえました。ただ、これからどんどん人が増えていく中で、どんな経歴の人にも同じように出来る制度も整えていくことができたらいいなと思っています。

こっちからやるべきことを言い過ぎたら、その人が考えるチャンスを奪ってしまうので難しいところではありますけどね。

部門は違いますが、エンジニアの山本さんはここの線引きがすごく上手で、基本的には自分で考えて学んでもらうために本人に任せつつも、実際に困ることが起きる前に準備すべきことや、案件を進めるコツを教えてくれるんです。

なので最近は、そういったアドバイスを山本さんからいかに引き出して自分の知識にするかを考えて、たくさん質問させてもらっています。笑

山本の記事はこちら↓
「撮像×AIで人を超える」光学設計のスペシャリストがAIの精度を左右する撮像について語る【社員インタビュー Vol.8】 | AI Engineer
山本泰弘/エンジニア学生時代は情報工学を専攻。動体解析やスポーツ動画像処理、医用画像処理等の研究を行い自身の小腸動画に画像処理をかける日々を過ごす。卒業後は製造業向けの画像検査装置をスクラッチ開...
https://www.wantedly.com/companies/hutzper/post_articles/404921

長期的な目標としては他にも、自分で支店を作れるくらい案件を取ることや、新しい事業の責任者をやってみたいということをなんとなく考えてはいます。

今はまだぼんやりした目標ですが、経験や知識を積み重ねていけば目標ははっきりすると思うし、達成もできると思っています。その時になったら、次の目標も見えてくるんじゃないかとも思っています。

こういう風に、自由に夢を膨らませられるのもベンチャーの楽しさの一つかもしれないですね。笑

1日のスケジュールを教えてください!

8:00 出社

8:00〜10:00 メール返信、社内打合せ

10:00〜12:00 商談

12:00~13:00 お昼休憩

13:00〜16:00 現場訪問

17:00〜19:30 資料作成、メール返信

19:30 退社

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ものづくりをAIで変革する大阪発スタートアップ / 営業職募集
私たちフツパーは「最新テクノロジーを確かな労働力に。」をミッションに、すべての製造業に向けて最先端で使いやすい独自のAIサービスをご提供している2020年創業のスタートアップです。 「驚くのは安さではない、AIの精度だ。」をコンセプトに、現場のリアルなデータと独自のアルゴリズムにより、製造現場に特化した実用的かつ高精度なAIを低価格でお届けしております。 画像認識・異常検知・データ分析、最適化などの高精度AIアルゴリズムモジュールを中心に、外観検査AIサービス『メキキバイト』、異常検知IoTソリューション『振動大臣』などのパッケージプロダクトを展開しておりますが、今般、創業時から収集した製造現場のデータを活用し、短期間でのシステム構築を実現する大規模モデルを開発いたしました。
株式会社フツパー
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