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次々と新しい企画を生み出す企画プロデューサーの話

夏休みの宿題で一番苦手だったのは自由研究でした。
さて、「自由」とは。
なににもとらわれず、束縛されないこと。
ただこの「自由」こそが、最も「不自由」なのではないか?
「自由」こそが、「自由」にとらわれた「不自由」な状態なのではないか?
なんだか哲学的な話になってきましたが、私が自由研究で苦手だったのはゼロからモノを考える力がなかったからだと思います。
しかしHIKEにはゼロからイチを生み出すことを仕事とする人々がいます。
今回はゼロイチを生み出し、TVドラマ『つづ井さん』のオリジナルグッズを手がけた企画プロデューサー徳竹さんのお話です。

とにかくやること盛りだくさん!企画プロデューサーとは

Q.現在のお仕事内容を教えてください。

-わたしは主に商品化を担当しています。
まずは企画のための市場リサーチからはじまりますが、企画が正式に進行となった際は、商品デザインのディレクション、版元やメーカーとの折衝、商品写真の撮影ディレクション、販促PR、製造指示、在庫管理など、グッズ製作に関わる全体の進行管理を行います。商品のリリース後もユーザーの反応や動きをチェックし、必要に応じて更なるプロモーションを検討して売り上げの最大化を図ります。


Q.どのようにしてアイディアを生み出しているのでしょうか?心掛けていることは?

-様々なIPジャンルの商品化をさせて頂くなかで、なにより【そのIPを好きになる=ファンになる】ことを大事にしています。そのIPを深掘りして好きになってみることで、ファン目線で企画することができ、よりお客様にご満足頂ける商品づくりが可能になると思います。

企画のネタは、XやInstagram・YouTubeなどのSNSを中心にリサーチしています。周りの友人にオタク気質な子が多いこともあり、友人との会話からヒントを得ることも。学生の頃からネットに潜って、流行りものを調べることが好きだったので、そう考えると昔からやっていたことが自然と今に繋がっているような気がします。

自身が手がける商品の物撮り中。角度やアングルまで、細部に渡って確認します。

先日TVドラマ化された大人気コミックエッセイ『つづ井さん』のオリジナルグッズを企画した徳竹さん。おもしろい!と思って頂くことはもちろんのこと、作品を知っている方ならきっと共感してもらえるであろうグッズが揃っています。

-商品デザインは、私自身も大好きな「Y2K」(2000年代初めに流行したファッションやデザイン、音楽などのカルチャーを表す言葉)をコンセプトに制作しました。2000年代に流行ったポップでカラフルな色使いが、『つづ井さん』の世界観とうまくマッチできたと思っています!

「Y2K」を意識したカラーリングやデザインが楽しい「ダイカットステッカーセット」1,200円(税込)
お風呂が苦手なつづ井さんからヒントを得た「お風呂入れてえらい!バスボール」1,500円(税込)
つづ井さんのアレコレが分かっちゃう♡「ポストカード付き プロフ帳クリアファイル」1,000円(税込)

商品から広がり、もっと大きな舞台へ

Q.今後挑戦してみたいことはありますか?

-企画プロデューサーの醍醐味は、自分が探してきたものを形にし、夢のようなアイディアでも実現化できること。世に出した際のユーザーのリアクションもやりがいにつながっています。

今後は商品販売のみにとどまらず、商品化をキッカケとしたイベントの開催や、ゲーム化・漫画化・アニメ化など、IPのファンを広げていく仕事をしたいです。
日本国内に限らず、海外に向けての発信もチャレンジしていきたいと思っています。

12月13日(金)から始まる『つづ井さん』のポップアップショップはまさに商品化から広がったイベント。グッズ販売だけでなく、店内には実際にTVドラマで使用した小道具が展示され、つづ井さんをイメージしたオリジナルコラボドリンクを楽しむことも。

そう思うと、徳竹さんの挑戦の第一歩はすでに始まっているのかもしれません。

あなたの頭の中のアイディア、お待ちしています。




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