大阪にはうまいもんが いっぱいあるんやで〜
たこ焼き ぎょうざ お好み焼き 豚まん!
関西の保育園・幼稚園児に絶大な人気を誇り、関西出身者のDNAに深く刻まれているであろう「大阪うまいもんの歌」(わからない方は今すぐ検索)。
そんな(どんな)大阪に位置する100studio大阪のアニメプロデューサー大山さんの1日に密着しました。
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映像の力で大阪から世界へ。アニメスタジオ100studio大阪入社インタビュー
7:00 起床
大山さんの1日は朝7時、朝ごはんにヨーグルトを食べるところから始まります。
11:00 出社
出社してすぐメールやチャットツールの確認。急ぎの要件や一部返答出しなど、1日のタスクを確認するためにも朝イチの確認はとても大切です。
11:30 MTG
週1回必ず行われる100studio全体定例MTG。
東京・大阪スタッフがオンライン上で集まり、案件の進捗を共有します。「才能あるクリエイターを地理にとらわれず⽀援する」ことを理念とする100studio、遠くにいてもお互いの様子や状況がわかるよう定期的なコミュニケーションは欠かせません。
13:00 ランチ
この日は近所のおにぎり屋さんでおにぎりを買います。大山さんのお気に入りはスタンダードな梅おにぎり。
古くからの言い伝えに「梅はその日の難逃れ」というものがあります。朝出掛ける前に梅干を食べると、その日は災難をまぬがれる、1日元気に過ごすことができるという意味です。大山さんもこの日1日は元気に過ごせたことを祈って、さあ、午後のスケジュールに戻りましょう。
14:00 作品定例MTG
本日2回目のMTGです。
絶賛進行中であり来年TV放送が決まっている『中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。』の定例MTGでは、進行スケジュールや予算・品質管理について東京スタジオとやりとりします。
2025年4月に放送開始予定の本作、ミステリー作品らしく放送前からおもしろい仕掛けをお届けしていくので乞うご期待ください。
15:00 クリエイターへの営業
作品の素材管理のほかに他社への営業訪問、新規クリエイターの発掘などの営業活動もアニメプロデューサーの仕事の一つ。昨今オンラインで実施されることが多くなりましたが、直接訪問することもあります。
17:00
ひと段落した夕方は残っているタスクやメールの消化、翌日に向けたTODOリストを確認します。MTGが入ることもありますが、この日はゆっくり本日食べる夕飯の献立を考えながら残ったタスクの消化をそつなくこなします。
チルタイム
帰宅途中に夕飯の食材を買い揃え無事帰宅。
本日のメニューであるパスタををさささっと作り、テレビを見ながら夕食を食べます。
お風呂に入ろうかな〜どうしようかな〜と考えながら、日課となっているソーシャルゲームを楽しみます。
25:00 就寝
カワウソと共に、おやすみなさい。ZZz
大小合わせて20個以上のカワウソちゃん(ぬいぐるみ)に囲まれ就寝
アニメプロデューサーの心構え
アニメプロデューサーは制作スケジュール管理をしながら予算に応じたクオリティの作品を制作するためにチーム全体を広い視点から把握する能力が必要です。またアニメ制作にはアニメーターだけでなく、監督、背景、撮影など多くの人が関わるので関係者との密なコミュニケーションも欠かせません。
制作を行う上で一番心掛けていることはバランス調整。クオリティとスケジュールのバランス、クライアントと現場とのバランスなど、多々ある「どっちをとりますか??」のような問題の調整です。
調整を行う上で憎まれ役になってでも自分がやるべきことだと思っている、と大山さんは語ります。
かっこいい。
大阪にはうまいもんがいっぱいある。
同時に
大阪からおもろいもん いっぱい生み出せるんやで
を証明できるよう、100studio大阪は今日も鋭意製作中です。
イラスト:100studio下条愛