「我々が市場を創っている」。元ポケラボのリードエンジニアがCTOとして率いるジラフ開発チームが最高である理由。 | 株式会社ジラフ
かつてはソーシャルゲームの先駆企業ポケラボでリードエンジニアを務めるなど、WEBエンジニアとして豊富な実績と経験を持つ岡本浩治。現在株式会社ジラフのCTOとして、自身が「最高のチーム」と認めるエ...
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ジラフの開発環境において、Ruby on Railsは必須事項です。その学習ツールとして、ジラフCTOの岡本浩治が勧めるのが、「Rails チュートリアル」。そこで今回は、実際に「Rails チュートリアル」を体験した彼ら2人に、実際にどうだったのかを岡本が自ら聞いてみました。
(左)岡本浩治(おかもと こうじ)CTO
(中)梅本 稜(うめもと りょう)入社2年目
(右)飯島 靖成(いいじま やすなり)入社5か月目
飯島 最終目標が自分でアプリを作るということで、それに向けて TwitterやInstagramのようなアプリを、教科書に沿って作っていくというものでした。
飯島 当初はウェブだけでやっていたのですが、かなり難しかったです(笑)。ただジラフのエンジニアの方に、(Railsチュートリアルを運営する)Yass Labさんのセミナーがためになったとお聞きしたので、私も授業を受けることができないかと思って問い合わせてみたところ、ビデオでしたら販売しているということでしたので、それを購入しました。いったんはこのビデオで学んだうえで、その後実演セミナーを受けるなどして、全体を理解できるようになりました。
飯島 スクールの良いところは、その場でいろんなことを聞けること、初心者から学べることがあると思います。一方でチュートリアルは直接聞けませんし、難易度も正直言って高いと思いますが、しっかり勉強できるとRuby on Rails の体系だった知識が得られて、実力もつきます。スクールは初学者向けで、チュートリアルは中級者向けであり、実務で生きるという違いがあると感じます。
梅本 最初は分からなくて、生のクエリ書いたほうが早いだろうなどと思っていました(笑)
梅本 思っていましたね、最初は。分からないものですから、ただ「ああ、動いているなあ…」という認識しか持てなかったぐらいです。でもしっかりやるようになってからは、徐々に「これはスゴイぞ」と思うようになっていきました。
梅本 やはり、データベースへのアクセスを意識せずにできるところです。WordPressの場合、拡張したら自分でクエリを書いて取得するようにしていたので、「クエリを考えなくていいんだ!」という感動がありました。あとは、マイグレーションもスゴイなと。
梅本 view ファイルの中でブロックをyieldで表示する方法がありますが、それ自体は少し使いにくいのではないかと思ったのですが、こういうこともできるんだという認識を持ちました。それから、モデルに1行書けば暗号化したパスワードを追加してくれるメソッドなども知らなかったので、仕事ではDevise入れていけば問題ない。ログインシステムを作ったことがなかったので、そうしたところをRailsだけでできるんだと感心しました。
飯島 教材がしっかりとまとまっているので、難易度は少し高いかもしれませんが、これをしっかりやれば、ある程度Ruby on Railsのことを理解できるということが保証されています。なので、安心して取り組むことができます。体系だった知識を学ぶためには、すごくいいと思います。
梅本 自分は当初、書かれているコードを読みながら「こんな感じで動くんだな」と実践しつつ書いていたので、やはり体系的に学べるところは良かったと思います。一方で、初心者の人がいきなりとりかかるには、少々難しいのではないかと思います。
飯島 もちろんです。難しいこと、わからないことはまだたくさんありますが、チュートリアルで学んだ基礎がなかったら、あと10倍は大変だったとつくづく思いますね。