会社内で笑い声が聞こえると、いつもその輪の中にいるのがCoineyのエンジニアの内立良介さん。今の会社ならではの良さやチームの魅力について話を聞いた。
技術もサービスも好きな人の集まり
──アクティブな撮影、ありがとうございました!運動何かやっていたんですか?
小・中学生の頃はずっとバスケをやっていたんですよ。部活後や休日に庭のバスケットゴールを使ってノルマを決めてシュート練習していました。
──休みの日もバスケしたりしているんですか?
今は何かしらの開発をしていることが多いです。出かけるとしたら、行きつけの洋服屋さんにだいたい行っていますね。
──いまやっているお仕事について教えてください。
サーバーサイドチームでCoineyサーバーサイドの開発・運用をしています。主にモバイルアプリや社内システムのAPIを設計したり開発をしたり。その他、インフラの設計や構築もやっています。チームは6人で、一見シャイな人が多いけれどみんなとても熱意を持っていて、コードレビューでは思ったことは容赦なく発言しあっています。技術もサービスも好きな人の集まりです。
──もともと現在のようなお仕事をしていたんですか?
大学でプログラミングをやってはいましたが、全然好きになれなかったし、仕事に対してそんなにモチベーションもなくてなんとなくSI企業に入りました。当時、WordとExcelを触っている時間がほとんどで、面白くなかった。将来への不安や疑問が浮かび、プログラム書いてものづくりできるようになりたいという気持ちからベンチャー企業に転職したのがエンジニア人生のはじまりです。直前の会社ではファッションECの開発をしていて、その後heyに入ったというかんじです。
情報がオープンなこと、裁量が大きいことが魅力
──実際に働いてみて、どうですか?
裁量が大きいことを魅力に感じています。入社してすぐにCS(カスタマーサポート)の業務改善をするプロジェクトを担当し、既存のシステムを理解しつつ開発を進め、初めてのインフラの設計・構築もやりました。導入されていないライブラリやサービスでも検証して、根拠を持って提案すれば使えるところはとてもやりやすいです。スケジュールもがちがちに縛られているのではなく余裕を持ってやれるので、決められた範囲内で使いたい技術等があれば試すこともできています。
──苦労しているポイントなどはありますか?
もともとRailsで開発されていたシステムをJavaにリプレースしているのですが、まだ移行が完了しておらず、それが原因で、システムが複雑化してしまっています。リファクタリングをせずに移行してきた箇所もあるので、Javaっぽくないコードがあったり、可読性の良くないコードがあったりして理解するのに工数がかかってしまっていますね。複数のシステムがあることでAPIのレスポンスタイムにも影響出てしまうので、遅くならないように気をつけて開発を進めています。
──会社の雰囲気や風土はどう感じているのでしょう。
Coineyで4社目ですが、ここまで情報をオープンにしている会社は初めてです。Slackはセンシティブな情報扱うチャンネル以外はパブリックですし、Qiitaには経営会議の議事録や経営陣同士の1on1の記事が上がっています。会社に対しての不信感はなくなるので情報がオープンなのはいいことだと思います。情報が多すぎて、いるいらないを自分で判断する能力は必要になりますが。
──一緒に働く人におすすめできるチームのいいところを教えてください。
自分が気になった技術(業務と無関係でもOK)について勉強できるTech Dayを隔週で行っていることです。翌週には持ち回りでチーム内でアウトプットしています。「日々のプロジェクトにリソースを取られて、技術獲得やチャレンジができず知的好奇心を満たせていない」と感じたリーダが勝手に企画してくれたありがたい日で、今年の1月から開始しました。Tech Dayが始まってからは、通常業務でのモチベーションもさらに上がっています。
〜取材裏話〜
オフィス近くの線路沿いで行われた撮影。「ちょっと跳んで!」「コートふわっとやってみて!」と無理難題が飛び交う中、「やるならちゃんとやりたいじゃないですか」とリクエストに答えてくれた内立さん。ピュアで熱意のある人が一緒に働くのにぴったりなんじゃないかと思います。ちなみにこちらは、人事の勝谷さんが必死にコートをふわっとさせている様子。(編集担当 出川談)