今回は、入社したばかりの新メンバー3名に集まってもらい、スクラム採用ツールを提供するHERPの採用とは一体どんなものなのか、候補者体験をもとに赤裸々に語ってもらいました。新メンバーならではの入社した今しか語れないフレッシュな目線で、ぶっちゃけトークをお届けします。
モデレーター:フリーランス人事 徳永(@mamboo_channel)
登場人物
片桐さん(かたぎり)|2022年1月入社のフィールドセールス
丸山さん(れいまる)|2022年1月入社のエンジニア
寺坂さん(てらみ) |2022年1月ジョインの広報 兼 採用広報 ※
モデレーター 徳永 |HERPユーザーでもあるプロ人事
※てらみは2022年2月に正式入社
2022年3月現在では面接内でディスカッションを行うワークサンプルテストと、体験入社をしてお題に取り組むトライアル入社の2種類で運用しています。候補者の方の選考状況や、募集ポジションによって異なります。
目次
- カルチャーマッチを感じて集う新メンバーたち
- オープンカルチャーの象徴「トライアル入社」とは
- トライアル入社を経たら入社後ギャップはなくなる?
- 一緒にチャレンジしてくれる仲間を募集しています!
- メンバーと話してみたいと思ったらMeetyで!
- 登場メンバーの入社エントリーはこちら
- HERPの採用情報
カルチャーマッチを感じて集う新メンバーたち
ー本日は集まっていただいてありがとうございます。入社してまだ1ヶ月ということで、みなさん同士もまだ打ち解けてないと聞いてますので(笑)、簡単に自己紹介からお願いします。
片桐:
片桐です。あだ名がないので、片桐と呼んでください。今までは決済やスマートロックの会社で働いていて、営業と人事をしていました。HERPは3社目です。
れいまる:
丸山と言います。下の名前はレイなので「れいまる」と名乗っています。前職はSIerでしたがエンジニアとして自社サービスを作っていて、社会人4年目で転職してきました。
てらみ:
寺坂です。略して「てらみ」で通してます。今日は着物で来ました!
社歴はここが4社目で、今まではWeb制作会社などでディレクター職をしてきましたが、YOUTRUSTでスカウトをもらったのがきっかけで広報職として入社しました。
ーYOUTRUST経由での入社ですか!イマドキですね。みなさん、どうしてHERPに入社しようと思ったんですか?
れいまる:
入りたい理想の企業を考えた時「興味のあるドメインである、人事採用のSaaS」「スクラム開発をやってる」「型があるプログラミング言語を使っている」という3つの条件が浮かんできたんですが、これに全て当てはまる会社がHERPしか見つからなくて。
てらみ:
それはむしろHERPから逆算したとしか思えない(笑)!
れいまる:
実際にひとつひとつはこれまでの経験から導かれた内容だったのですが、たまたますべてHERPにあてはまったような形です。
てらみ:
私は面接で代表の庄田さんやCOOの徳さんと話した時、信頼できる人柄だなと思って惹かれました。会社やメンバーにも多様性や魅力を感じたので「面白い会社だな、この人たちのことを発信したいな」と愛着が湧きました。
片桐:
事業として価値があるし、共感できて貢献したくなるような仕事に携わりたかったので魅力的に映りました。それから、トライアル入社を通じて、カルチャーがすごくオープンでフラットだなと感じたからです。
ーみなさん職種もバラバラで、個性的。いろんな意見が聞けそうで楽しみです。そして出ました、トライアル入社。どんなものなのか、詳しく教えていただけますか?
オープンカルチャーの象徴「トライアル入社」とは
片桐:
入社前に1週間〜2週間ほどかけて、SlackやNotionなど社内の情報にアクセスできる状態で何らかのお題に取り組むんですよ。例えば「受注率改善のための施策を提案する」とかですね。
面接のように机上の空論で回答するのではなく、実態に即した形で検討・提言できるため、地に足のついた課題解決力をアピールできる選考過程です。僕たち候補者にとっては、ありのままをHERPを知ってマッチ度を判断できる機会でもあります。
てらみ:
片桐さんと同じ時期に私もトライアル入社をしていました。期間は人によって調整できるのですが、私も片桐さんも2週間くらいでしたね。NDAを結んで、正社員とほぼ同じ情報を見せてもらえるんです。
片桐:
本当に入社したかのように社内の情報にアクセスできる環境になるわけですが、そこでHERPがどれだけオープンな会社なのかを実感したんです。僕としては以前の職場もオープンだとは思っていたんですけど、DMのやりとりやプライベートチャンネルも結構あったんですよね。それが、HERPだとほとんどないんです。1on1の内容まで公開しているので、このオープン度合いは異常だなと思いました(笑)。
ー1on1を全公開!?それはすごいことですね。
片桐:
オープンなのが良いか悪いかは好みの問題もありますけど、情報に閲覧制限をかける時って「その情報をオープンにした時のハレーションのリスク」を回避していることが多いと思うんですよね。何を見せてもハレーションは起きない!っていう信頼があるからこそできることだなと思って、そのスタンスに惹かれました。
ーたしかに、なかなかそこまでフルオープンにはできませんよね。
てらみ:
おおげさかもしれないですが、ひとつの奇跡的な形だなと思います。私も、オープンにされている情報で組織のクレイジーさを体感して「何やこれ、おもしろ!」と強く興味を持ちました。
れいまる:
ドキュメントツールにまとまってるメンバーの自己紹介も「小説か?」と思うほど人生の全てが書いてあって、自己開示がすごいですよね。
Scarapboxにある「HERPむかしばなし」という創業期を語るドキュメント。
他にも「MeはなにしにHERPへ?」という新メンバーに自分語りをしてもらう企画などもある。
てらみ:
取り繕わずに裏まで見せている感じがありますね。それだけオープンだからこそなのかもしれませんが、ボードメンバーとメンバーの意識が乖離してなさそうだったり、会社全体がフラットな協力関係にあるムードが強いです。
例えばトライアル入社での課題で、社員5〜6名にヒアリングをして共同作業で組み立てていく時、エンジニアもビジネスサイドもみんな一緒に雑談しつつ解決策を出してくれたんです。採用業務だからと渋々やってる感じはなかったんですよね。
私はHERPの1人目広報として選考を受けていたので「おひとりさま部署でも、この人たちなら協力してくれる!」と感じられたことで不安がなくなりました。「これがスクラム採用か!」って思いましたね。
片桐:
逆に、僕はトライアル入社でスクラム採用感は感じられなかったかも(笑)。課題ヒアリングはあくまでヒアリングのために時間をもらっているし、メンバーもそのつもりで参加しているのでアトラクトの場でも選考の場でもなかった印象です。
ただ、てらみさんの言う通り新メンバーに興味を持ってくれたり、惜しみなく協力してくれるムードはいろんなところで感じましたね。
れいまる:
エンジニアは人によって選考フローが違うんですけど、僕はGitHubがあまり充実していなかったので、3日くらい課題を通じて技術選考を受けました。
最初にSlackを見た時、びっくりしたことがあって。前職ではエンジニアたちが普通に丁寧語で話していたんですけど、HERPのエンジニアの話し方ってなんか……Twitter感があるというか、真面目な話でも超ラフで、ちょっとぶっきらぼうな感じなんですよ……。
でも、しばらくその様子を眺めていたりMTG見学をするうちに「いい会社だな」って思ったし、入社後もギャップはないだろうなっていう確信を得ましたね。今となってはTwitter感のあるコミュニケーションも面白いし、僕も早くそういう言葉のセンスを身につけたいです(笑)。
ーみなさんトライアル入社で魅力を感じたり懸念を払拭できたのですね。
とはいえ、聞きなれない選考過程ですから、初めてトライアル入社について聞いた時は驚いたのではないでしょうか?
片桐:
僕は正直、めんどくさいなって思いました(笑)。
やっぱり転職活動って複数社受けることが多いと思うんですよ。現職の仕事をした後の時間で他社の選考やリサーチも進めないといけないので平日は時間がとれず、土日で課題をゴリッと進めてました。
てらみ:
私は一社しか受けていなかったし、実績不足なので「自分の仕事ぶりを見せられるから有利や、やったー!」と思ったけど、確かに2週間が終わる頃にはぐったりしてました。でもその分、入社後のギャップはほとんどなかったかなあ。
トライアル入社を経たら入社後ギャップはなくなる?
てらみ:
唯一のギャップとして、トライアルの時はまだお客さんだったな、と思ったりはする。HERPのメンバーって自分にも人にも求めるレベルが高くて、仕事のディスカッションでニコッとしながらズバッと言われるようになったので、ズシッときますね(笑)。
片桐:
ギャップはそんなになかったし、オープンでフラットっていう意味では思った通りって感じなんですが、ミーティングに出たり話を聞くうちに、競合サービスへの優位性を磨ききれていなかったり、まだまだ未熟な部分もあるなとは思いました。
てらみ:
確かに。最初は「イケてるスタートアップ」ってイメージだったけど、まだまだイケてない部分もある。未熟だからこそまだまだ頑張らないといけない、介在価値のある会社なんだなって。社員自身も未熟さを認識した上で隠そうともしていないし、そこに向き合っているのは社風かも。
れいまる:
僕が一番ギャップだったのは庄田さんがめっちゃいい人だったってこと(笑)。最終面接の時の庄田さん、ネット環境が悪くてお顔が見えなかったので人柄が分からなかったんですよね……。トライアルの時も絡まなかったので、どれだけ魅力的な人なのか入社してからようやく分かった感じです。
れいまる:
技術課題についてはあるんだろうなと想像していたし、面接でも聞いてたので、いけてない部分もイメージ通りでしたね。よくある話ですけど、最初の勢いがある時期に書いたコードが負債になっていると分かっていて、実際に目の当たりにしても「具体的にはこういう感じね」という印象です。そういう部分を直すの、好きなんですよ。
ーHERPのメンバーは問題を発見すると「伸びしろだ!」「がんばろ!」って喜ぶ人たちばかりですよね(笑)。新たに入社する人も、同じ目線・マインドなんだなと驚きました。
てらみ:
トライアル入社で渡される課題も、組織が本当に直面している「実際の業務でも考えてほしいこと」なので、そのプロセスを経たからこそ、認識も想いもすり合うのかもしれないですね。
ーみなさんのお話を聞いて、僕もトライアル入社してみたくなりました!
可能な限りオープンにするカルチャーを持つ会社だからこそ、スクラム採用を世の中に広めていけるんだなと思いました。とても興味深かったです。お時間いただきありがとうございました!
一同:
ありがとうございましたー!!
※この記事は2022年3月7日にHERPの公式noteに掲載した記事を編集し、掲載しております。
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