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【社員インタビュー】創業時から変わらぬ裁量ある職場で必要とされる確かなサービスを提供するエンジニアでありたい

■代表のもとでアルバイトとして働き始めた院生時代。HEROZの創業に立ち上げメンバーとして参画

ーーHEROZ入社前はどんなことをしていましたか。

大学院在学中に企業に勤めていた後輩からの紹介で、HEROZの代表になる前の高橋さんと知り合いました。高橋さんが開発者を探しているということで、会って話を聞かせていただいて、開発業務のアルバイトをすることになったんです。当時はHEROZ創業前。携帯会社のWEBサイトやガラケー向けのサービスを作ったり、AI事業を主軸とする今のHEROZとはほぼ関連性のない業務をしていましたね。

ーーどんなきっかけで、HEROZ創業に携わることになったんですか。

高橋さんが今のAIベンチャー企業を創業するかもという話は、知り合った時から聞いていました。そして、実際に話を進める段階で、創業後もここで働かないかというお声がけを改めていただいたんです。

「面白そう」と思うのと同時に、まだ大学院在学中の身だったので「就職をどうしようかな」という気持ちもありましたね。そこで、どんな事業をスタートするのか詳細を高橋さんと共同代表の林さんに聞きました。2人とも他社サービスのことをよくリサーチしていて、「そんなサービスが実現できたらいいな」と思える魅力的な未来の話をしてくれたんですよね。シンプルに、「自分も関われたら面白そうだな」という気持ちがわき、HEROZに参画することにしたんです。

ーー創業時、どんな業務を担当されていましたか?

私自身は設立にまつわる事務的な業務はまったくやっていなくて、パソコンやファイルサーバーを用意するといった技術的な部分を手伝う感じでしたね。大学院は籍を置いたまま休学する形で、HEROZ創業に向けた準備を進めていく日々でした。

ーーそして2009年にHEROZ創業となりましたが、創業当時はどんな案件に取り組んでいたのでしょうか。

現在のようなAI事業はまったく行っておらず、iモードやmixiアプリといったガラケー向けのWEBサービスの案件が中心でした。WEBを検索してインデックスを作り、いろんな人のつながりを自動で見つけて可視化するようなサービスを作りたいねとか、そんな話をしていた記憶があります。当時、開発者は自分一人だったので、まずはいろいろなことをやって実現に持っていこうという姿勢で取り組んでいましたね。

■会社が進化していく一方で変わらなかったのは、各自に裁量が与えられている自由な環境

ーーその後、現在のHEROZになっていくまではどんな流れがあったのでしょうか。

人数が増えて、開発するアプリのゲームタイトル毎にチームを組んで開発を行うなど、組織体制が組まれるようになりました。あとは、創業当時のオフィスは林さんの家だったんですが移転をすることになって。この移転のタイミングが、会社にとっての最初の飛躍のタイミングだったかと思います。その後、将棋ウォーズが開発されて案件もAI関連のものに広がり、今のHEROZに至っているというのが会社成長の大きな流れです。

ーー創業の前後で、池田さんご自身が変化した部分はありましたか。

開発者というポジションは変わりませんでしたが、人が増えてやることが増えていきました。案件内容もガラケーアプリからiPhoneアプリの開発に切り替わり、企業さんにシステム開発サービスを提供するBtoBの案件が発生したり、人材が増えたことによって徐々に会社の対応範囲も広がる中で自分のやることも増えていったという感じです。人が増えた分、チームで開発効率を上げるためにどうしたらいいかを考えるようにもなりました。開発作業で使いやすいツールを社内サーバーに導入したり、働きやすい環境を考慮した社内提案などもするようになっていきましたね。

ーー今と昔のHEROZでは、会社の雰囲気などに違いはありますか。

良い意味で変わっていないですね。HEROZは各チームが割と小規模で動いているので、各エンジニアの裁量が大きいというのが会社の特徴の一つだと思います。「会社やチーム全体で決めたやり方に全員従ってください」というのがあまりない環境や雰囲気は、創業当時からの変わらぬ良さかなと感じています。

■メンバーとのコミュニケーションを大事にしながらエンジニアとしてやりがいを感じる仕事に取り組む今

ーー現在行っている業務について教えてください。

BtoB案件の開発業務などを行っています。私はAI部門は担当していないのですが、たとえば直近では、ブラウザで操作できるAIを活用したシステムを企業様のウェブサーバーに組み込むといった業務にAIエンジニア3名とビジネス担当と私の5名のチームで取り組みました。

ーーエンジニアとして、常にいろんなチームのプロジェクトに携わって業務を進めている状況ですか。

そうですね。エンジニア経験があるので手を動かすだけではなく、開発をリードしたり、必要資料を作ったりする役目を担うこともあります。プロジェクトではいろんなメンバーとやり取りをする状況になるので、仕事をする際はコミュニケーションを大事にするようにしていますね。優先順位や「できる、できない」の判断などをメンバーとしっかり確認し合いながら決めることは意識するようにしています。

ーーどんな時にやりがいを感じますか。

開発をして、企画したモノが実際に動くようになった時ですね。もともと私がエンジニアになったのは、中学生の頃に親から買ってもらったパソコンで遊ぶ中でプログラミングの面白さを知ったからというのがあります。自分が開発に携わることで、あるモノが動かせるようになるというのはやっぱりわかりやすい成果ですし、面白いと感じますね。

■多種多様な人材がいる環境で自分の強みを発揮しながら技術を学ぶ面白さ

ーーHEROZには、どんなメンバーが集まっていますか。

基本的に技術者の集まりですが、さまざまなキャリアを持った人材が揃っている印象です。大手メーカー、コンサル会社出身の方もいれば、小規模な会社出身の方もいて、割といろいろなバックグラウンドがあるのが面白いところですね。

ーー多様なメンバーがいる中で、池田さんの強みはどういった所にあると感じますか。

サーバー関連の業務をずっと行ってきたので、バックエンドに関する技術を持っている点は強みかもしれません。基盤となる土台部分を作ったり、他の人が働きやすくなるためのサポートをすることに面白みを感じるので、自分の性に合っているのではないかと思っています。

ーーちなみに、HEROZにはこだわりの趣味を持っている方も多くいますが、池田さんのご趣味は。

まず、読書ですね。仕事に使えそうな技術関連の書籍を読むことが多いです。最近は、Python関連の本を何冊か読みました。書籍によって取り上げているメーカーや機能も異なるので、書籍は同じテーマで何冊か買ってさまざまな角度から見るようにしていますね。

あとは、ぬいぐるみ収集も趣味の一つです。気に入ったものを見つけては買って癒されています。買い続けているので、私のデスクには“ぬいぐるみの壁”ができています(笑)。

■新しいことに挑戦できるHEROZで世の中から必要とされるAIサービスを実直に提供し続けたい

ーーHEROZで働く面白さはどんなところにあると思いますか。

HEROZで取り組む案件は、開発からリリースまで半年も要さない小規模な案件も多いので、短期間で成果を見ることができます。その上、どんな技術を使うかなどの選択肢も各チームに任されているので、エンジニアが割と自由に動ける環境があります。案件内容も幅広く、毎回新しい技術を導入したりと新しいことをいろいろ試すことができるので、エンジニアにとっては面白く働ける環境なのではないかと思います。

ーーそんなHEROZで、これからやっていきたいことはありますか。

今まで通り、必要なものを作り、クオリティを担保できる安定したサービスを提供し続けることですね。すごいプロダクトを作ったりするよりも、スケジュールをちゃんと持って使いやすいものを作る、そういう基礎の部分を大事にした仕事をこれからも行っていきたいです。

ーー今後、どんなメンバーと一緒に働いていきたいですか。

今、社内にはAI分野に強みを持っている人材は多くいますが、サーバーなどの基盤部分を得意とする人材は割と少ないという状況です。なので、サーバー関連を得意とするエンジニアの方にまず入ってきていただけるとうれしいですね。比較的小規模なチームで動いているので、一人のエンジニアが任せてもらえる対応範囲も広いです。

自ら主体性と責任を持って動ける方にはマッチする職場だと思います。いろいろな案件を経験できますし、自分が望めば成長できる場所なので、経験値を高めたい人にはぜひHEROZをおすすめしたいです。

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