こんにちは。HEROZ採用担当です!
今回は先日、Innopolis University主催のゲームAIコンテスト"AI Snakes 2020"にて優勝したAIエンジニア青木さんをご紹介します✨
まずは優勝おめでとうございます!
青木さん:
ありがとうございます!
これは毎年参加している"Fighting Game AI competition"※と同じように、IEEE Conference on Games (CoG)内のcompetitionの1つとして開催されたものです。
いつも優勝しているのとは別のコンテストに参加して優勝できたので、とても嬉しく思います😊
最初にこういったゲームAIのコンテストに出場されたきっかけは何だったんですか?
青木さん:
大学院1年生のとき、研究室の先輩に声をかけてもらい”SamurAI Coding 2013”にチーム出場したことです。
当時、ゲームAIとは無縁だったので初心者としての出場でしたが8位という順位を収めることができ、気分良くなったことが始まりですね(笑)
初心者として出場しての8位!すごいですね😲
もし、コンテスト出場の誘いがなければ今のようにコンテストに出場することはなかったかもしれないですか?
青木さん:
そうですね~。
おそらく”SamurAI Coding 2013”への出場がなければ、その後のコンテストにも出場していないと思います。
今ではもうゲームAIコンテストに出場するのが趣味となっていて、多数のコンテストに参加しています。
過去たくさんのコンテストに出場されてきたと思いますが、その中でも印象的だったコンテストはどれですか?
青木さん:
思い出深いのは、個人で初めて出場した“CODE VS 3.0”と“ハル研プロコン2014”ですね。
“CODE VS 3.0”はエンターテインメント性が強く、決勝コンテストではプロのアナウンサーやアイドルを司会に、会場はニコファーレを使い生放送で実況するなど、演出も派手で、日本で最も盛り上がるコンテストといっても過言ではないです😎
それにこのコンテストを最も重要視する人も多いので、必然的にコンテストのレベルが非常に高いものになります。100人以上の猛者が参加する予選を突破し、8人だけが出場できる決勝コンテストに進むことができたことは、大きな自信につながりました。
↑【当時のグッズ】
“ハル研プロコン2014”はコンテスト終了ぎりぎりまで1位だったんですが逆転され、実績としては2位となったコンテストです。悔しい思いをしましたが、このコンテストも参加者のレベルが非常に高く、刺激的な経験をさせてもらいました。
↑[思い出の表彰状]
この二つのコンテストは同一人物が優勝しており、“CODE VS 3.0” はモンテカルロ手法、“ハル研プロコン2014”は二分探索、といったアルゴリズムを駆使した優勝者の戦法に強い憧れを抱いたのを覚えています。
当時の僕は自力で考えた戦略を無理やり実装して戦う、ビギナーズラックまかせの戦い方しかできなかったので、2つともアルゴリズムを勉強するきっかけとなるコンテストでした。
最後に今後の目標をお聞かせください!
青木さん:
まずは4連覇中のFighting Game AI Competition※で5連覇することです。
また、このコンテストは複数リーグに分かれているので、今年は全てのリーグを1位で終え、完全制覇での総合優勝を決めたいです!
青木さん、今日はありがとうございました🍓
Fighting Game AI Competition5連覇を応援しています!
※ 詳しくは昨年の当社ニュースページに記載