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スピーディな意思決定と強いチームワークで新たな挑戦を次々に形にする、HENNGEのUI/UXチーム

こんにちは!HENNGE採用担当です。

今回の記事では、UI/UXデザイナーとして働くアンナさんと髙谷さんにお話を伺います。

HENNGEのUI/UXチームは、6名の少数精鋭で8つのプロダクトのデザインを担当しています。チーム全体で協力しつつ、各プロダクトごとにPMやエンジニアを含めた横断的なチームを編成し、他部門とも密に連携しながら仕事を進めているのが特徴です。

今回はデザインエージェンシーや大手企業を経てHENNGEにジョインしたお二人のお話を通じて、前職と比較したHENNGEの特徴や、HENNGEで得られる経験について深掘りしていきます!

モロゾワ アンナ Anna Morozova

Corporate Communication Division / Design Management Section / UI/UX Designer
ロシア出身。ゲーム会社、デザインエージェンシーでの8年以上のUI/UXデザイン経験を経て、2022年にHENNGE入社。現在は「HENNGE One」のID管理機能である「HENNGE Access Control」と、ファイルの共有ステータスを管理する「HENNGE File DLP」のUI/UXデザインを担当しつつ、チームの副マネジャーを務める。

髙谷 琴美 Kotomi Takaya

Corporate Communication Division / Design Management Section / UI/UX Designer
多摩美術大学卒業後、新卒で大手電機メーカーに入社し、約4年間デザイン業務に従事。2023年にHENNGE入社。現在は大容量ファイル送受信サービス「HENNGE Secure Transfer」と、標的型攻撃メール訓練サービス「Tadrill」のUI/UXデザインを担当する。

転職の決め手は、開発スピードと社内文化

──まずは、お二人がHENNGEに入社した経緯を教えてください。

髙谷:私は美術大学を卒業後、新卒で大手電機メーカーに入社し、営業資料やウェブサイトの作成、イラスト制作、デザイン思考を活用したワークショップの企画・運営、デジタルプロダクトのUIデザインなど、幅広いデザイン業務に携わりました。

転職を決意したのは、よりPMやエンジニアとの距離が近く、スピード感を持ってプロダクト開発に取り組める環境で働きたいと考えるようになったからです。HENNGEにはまさにそうした環境があり、職種の垣根を越えて密に連携しながらスピーディに開発を進められる点に魅力を感じました。

また社内公用語が英語であり、英語力を高められる環境が整っていることや、新しい知識を学ぶことに意欲的なメンバーが多いカルチャーにも惹かれ、入社を決めました。

アンナ:私はこれまで、ゲーム会社やデザインエージェンシーで計8年以上デザイナーとして経験を積んできました。転職を考えたきっかけは、複数のクライアント案件を同時にこなすデザインエージェンシーでの業務を通じて、チームで一丸となって働くことや、プロダクトの成長を最初から最後まで見届けることが自分にとって大切な要素だと再確認したからです。

そこで自社プロダクトを持つ会社への転職を決め、自ら課題を見つけて提案を行い、業務範囲を広げていける自由度の高いカルチャーや、挑戦や失敗を歓迎するマインドが根付いていることに惹かれたのが決め手となり、HENNGEに入社しました。

基本業務に加え、多様な挑戦ができる職場

──続いて、日々の業務内容について教えてください。

髙谷:主に自社プロダクトのUI/UXデザインを担当し、既存機能の改善や新機能の開発に取り組んでいます。HENNGEには現在8つのプロダクトがあり、各デザイナーがメインとサブでだいたい2つずつのプロダクトを担当する体制になっています。

そうした基本業務以外にも多様な業務に関わる機会があり、私は営業資料の作成や新規プロダクトの立ち上げにも携わっています。

アンナ:業務の割合としては、担当プロダクトに関する業務が全体の約7割、それ以外が3割程度のイメージですね。

担当プロダクト以外の業務については、例えば自らPMに提案して新たな改善プロジェクトを立ち上げたり、社内で募集がかかった際に手を挙げたりするケースがあります。

──基本業務の他にも、さまざまなチャレンジができる環境なんですね。

髙谷:そうですね。HENNGEでは現場メンバーの発案で実験的に新しいプロジェクトが始まることが多いので、チャレンジの機会は豊富にあります。そうした機会に積極的に関わる余白をつくるためにも、基本業務を効率的に進めることを常に意識しています。

アンナ:「これをやってみたい」と提案すると、共感して協力してくれる人がすぐに集まり、プロジェクトが具体化していくのはHENNGEのすごいところですよね。パッションがあり、「とりあえずやってみよう」というスタンスのメンバーが多いことが、その背景にあるのではないでしょうか。

個々の責任感とプロダクトへの情熱が、HENNGEの強み

──入社してから今までで、印象に残っている経験を教えてください。

アンナ:全社的なリブランディングに伴い、デザイナーチームが主体となって自社プロダクトのリデザインを提案・実行した経験が特に印象に残っています。

限られた開発リソースの中で変化を実感できるデザインを目指し、エンジニアチームとも密に連携しながら取り組んだ結果、1年以内にすべてのプロダクトでリデザインに関する主要なアップデートを完了させることができました。

こうした大規模なリデザインは何年もかかったり、そもそも形にならずに終わったりするケースもあるなかで、それを1年で実現できたのはHENNGEだからこそだと思います。

髙谷:私は日常のミーティングでの経験を挙げたいです。

PM・エンジニア・デザイナーが集まり、お客様からのフィードバックをもとにプロダクト改善のレビューを行うミーティングでは、わずか1時間のうちにアイデア出しからプロトタイプ作成、評価、開発の意思決定までが一気に進むことがよくあります。こうしたスピード感こそまさに自分が求めていたものだと感じ、入社当初は感動しました。

──そうしたスピード感は、どうして実現されているのでしょうか?

髙谷:一番の要因は、メンバー一人ひとりのオーナーシップの強さにあると思います。特定の責任者を決めるのではなく、各自が自分の領域で何をすべきかを考え、主体的に動くスタンスが身についているため、一回一回のコミュニケーションで物事が着実に前に進んでいくんです。

アンナ:指示されるのを待つのではなく、自分で考えて動く人が多いですよね。

それに加え、全員がプロダクトを良くしたいという強い思いを持っていることも大きいと思います。そのため「こうした方がより良くなる」と納得できる説明さえできれば、みんな主体的に動き、協力してくれる。それがスムーズな動き出しにつながっていると思います。

──入社してから苦労した経験についても教えてください。

髙谷:入社当初は、ITセキュリティ領域の知識を身につけるのに苦労しました。ただ、社内には学習用のドキュメントや動画が一通り揃っており、質問すれば丁寧に教えてくれる環境もあったので、キャッチアップは比較的早くできたと思います。

また、個々がオーナーシップを持つカルチャーであるため、誰かが意思決定や進捗管理をしてくれるわけではないことにも、慣れるまでは難しさを感じました。個々の意志が尊重されるぶん、自律的な動きが求められる環境だと感じます。

アンナ:私は、メンバー各自がプロダクトに強い思いを持っているからこそ、バランスの取れた落としどころを見つけるのが難しいと感じることが何度かありました。

営業、カスタマーサクセス、エンジニアなど、職種によって理想とするプロダクト像は少しずつ異なるものです。その中で私たちはデザイン領域の意思決定を行う立場として、他のメンバーの意見を取り入れながらも、自分の意見をしっかり持つことが求められます。そうやって多様な意見を踏まえつつ最適なデザインを導き出すのが、大切であり難しくもあるポイントだと感じます。

性能とユーザビリティを両立し、企業の基幹業務を支える

──HENNGEのプロダクトの魅力は、どんな点にあると感じますか?

アンナ:ITセキュリティは重要性が年々高まっているため、プロダクトの必要性や影響力の大きさを実感しやすい点は大きな魅力だと思います。

また、HENNGEのプロダクトはログインやメール送信といった日々の業務を支えるものです。そうした基幹業務をより安全かつ便利にすることでユーザーの業務効率化に貢献できることには、やりがいを感じています。

髙谷:一般的にセキュリティ製品は「機能さえしっかりしていればいい」と考えられがちですが、HENNGEでは高いセキュリティ性能と使いやすさのバランスを重視しているのが特徴です。デザインの力でその両立に挑戦できるのはHENNGEならではの魅力だと思いますし、私自身、そのチャレンジをとても楽しんでいます。

──チームの雰囲気やカルチャーについても教えてください。

髙谷:「チームで働きたい」という思いを持って入社しているメンバーが多いため、協力して仕事を進める意識が強いと思います。週3回の定例ミーティングや日常のチャットのなかで積極的に相談や提案を行い、それに対してフィードバックをし合いながら、みんなでより良いデザインを追求する。そんなカルチャーが根付いています。

また集合知を大切にしており、各プロダクトで発生した課題や解決策をケーススタディとしてチーム内で共有することも多いため、自分の知識や経験を超えた学びを得られる、とても勉強になる環境だと感じています。

アンナ:加えて、全員がUXに対する熱意を持っていることも特徴的だと思います。デザインの美しさや機能性だけではなく、ユーザー体験の向上に重きを置くメンバーが多いので、議論の際もその前提を共有した上で話を進めることができています。

戦略にデザインの力を活かす、デザインドリブンの組織へ

──お二人の今後の目標や展望を教えてください。

髙谷:デザインをより広い視点で捉え、プロダクト全体の戦略や意思決定にもデザインの考え方を活かしていけるようにしたいです。

例えば、デザインの手法を活用したユーザーリサーチや今後の方針決めのワークショップを実施することで、「デザインにはこんなこともできるんだ」と知ってもらい、それが新しいプロジェクトや機会につながるような好循環を生み出せたらと思っています。

アンナ:私も髙谷さんと同じく、HENNGEをもっとデザインドリブンな会社にしていきたいです。まだまだ「デザイン=見た目を整えるもの」というイメージが一般的ですが、実際にはデザインは企業のコスト削減や売上向上にも大きく影響を与えるものです。そうしたデザインの価値を、具体的な成果を通じて示していけたらと思います。

また、私は最近チームのDeputy Managerになったので、チームビルディングにも力を入れていきたいです。メンバーが快適に働ける環境を整え、効率的でありながら高いレベルのアウトプットを生み出せるチームをつくっていけたらと考えています。

──最後に、HENNGEで働くことを考えている方々へのメッセージをお願いします。

髙谷:新しいことにどんどん挑戦してみたいという意欲を持つ方にとって、HENNGEはこれ以上ないほど良い職場だと思います。

そのため「今の環境に物足りなさを感じる」「やりたいことはあるけれど、思うように実行できていない」といったもどかしさを感じている方には、ぜひ飛び込んでみていただきたいですし、そうしたチャレンジ精神旺盛な方が仲間に加わってくれると、相乗効果でさらに面白いことが生まれるのではないかと期待しています。

アンナ:熱意を持った仲間たちから日々刺激を受けながら働けるのが、HENNGEの魅力です。そんな環境で働きたいと思える方や、自分の力や熱意を多方面で発揮したいという思いを持つ方にとっては、HENNGEで過ごす時間はきっと充実したものになると思います。

またHENNGEでは部活動や社内イベントなど、通常業務以外の活動も充実しており、中途入社の方でも組織になじみやすい環境があります。少しでも興味を持ってくださった方は、ぜひお気軽にご連絡いただけたら嬉しいです。

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edit by 高野優海
Photo by Yui Sasaki





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