こんにちは、HENNGE採用担当です!
今回の記事では、Accounting & Tax Section(以下、経理チーム)をご紹介します。
HENNGEの経理チームには、公認会計士や税理士といった高い専門性を持つメンバーが在籍しており、専門知識が豊富な先輩から学べる環境が整っています。また、若手メンバーが主体的に業務に取り組み、積極的に新たなチャレンジができる文化が根付いているのも大きな特徴です。
今回は、公認会計士であり、経理チームのマネージャーを務める山下さんと、大手企業からHENNGEに転職し、経理全般を担当する宮島さんにお話を伺いながら、HENNGEの経理チームで働く魅力を深掘りしていきます。
山下 侑子 (やました ゆうこ)
Accounting & Tax Section Section Manager
公認会計士。大手監査法人で上場企業やIPO準備企業の監査に従事した後、事業会社へ。外資系アパレル企業での経理業務、大手人材企業での経営管理業務を経て、2024年9月にHENNGE入社。現在はAccounting & Tax Sectionのマネージャーを務める。
宮島 優輔 (みやじま ゆうすけ)
Accounting & Tax Section
新卒で上場自動車部品メーカーに入社し、約6年間経理業務に従事。2021年11月、HENNGE入社。現在はAccounting & Tax Sectionにて、経理業務全般を担当する。
約300名の組織でありながら、安定した収益基盤を持つのがHENNGEの魅力
──まずは、HENNGEに入社するまでの経歴を教えてください。
宮島:私は地元である新潟県の自動車部品メーカーで約6年間経理業務に従事した後、HENNGEに転職しました。
前職では、主に財務会計の分野で固定資産を担当し、製造に使われる機械や金型などの管理を行っていました。また、管理会計の分野で製品の原価分析などに携わったほか、連結財務諸表を作成するための海外子会社とのやり取りも担当していました。
山下:私はHENNGEが4社目です。会計士試験合格後、まずは大手監査法人に入社し、主にベンチャー企業のIPO支援に携わりました。2社目は外資系アパレル企業の日本法人で、主に経理業務を担当しながら、内部統制の整備やSAP導入などのプロジェクトも経験しました。
その後、経理以外のファイナンス領域、特に予算や業績予測の分野に挑戦したいと考え、大手人材会社の経営管理室に転職しました。ここでは事業部の予算分析をはじめ、連結決算や特別損益の業績予測などに携わりながら、システム入替プロジェクトを担当していました。
──HENNGEに入社した理由を教えてください。
宮島:前職は会社規模が大きく、経理部門の人数も多かったため、業務を網羅的に経験するのにかなりの時間がかかる環境でした。
一方、HENNGEは社員数が約300名と規模が比較的小さく、経理業務全般を早いペースで経験できる点に魅力を感じました。さらに公用語が英語で、社内の約20%がグローバルメンバーであるなど、英語力が磨ける環境が整っていることに魅力を感じ、入社を決めました。
山下:私は前職でシステム入替プロジェクトの業務の比重がかなり重たくなってしまったことから、もっと会計士としての知識が活かせる仕事をしたいという思いが強まり、プロジェクトが一区切りした時点で転職を決意しました。
HENNGEを選んだ理由は、会計の知識を活かしながら管理会計やファイナンスの業務を幅広く経験できる環境と、ビジネスの将来性や安定性に魅力を感じたからです。
SaaSは収益が安定しやすいストック型のビジネスモデルであり、さらにHENNGEのプロダクトは契約継続率が99%以上と、業界でもトップクラスの継続率の高さを誇ります。会社の全体を見渡せる規模感でありながら、このように安定した収益基盤を持つ企業はとても珍しいと思い、入社を決めました。
公認会計士や税理士など、プロフェッショナルが揃う少数精鋭チーム
──続いて、チームの構成や業務の分担について教えていただけますか?
山下:経理チームには現在、私と宮島さんのほか、税理士資格を持つメンバーが1名、宮島さんと同世代のメンバーが1名、そしてパートタイマーや業務委託の方々が所属しています。今後は増員を予定しており、チームはもう少し大きくなる予定です。
業務は主に勘定科目ごとに分担しており、項目ごとに主担当とサブ担当をつけ、2人以上で補完し合いながら業務を進めています。この体制により、業務が属人的にならず、誰かが休んでも他のメンバーがフォローできる仕組みをつくっています。またメイン担当は年に一度ローテーションを行い、メンバーそれぞれが幅広い経験を積めるようにしています。
──個人で動くというより、チームで補完し合う意識が強いのですね。
山下:そうですね。毎朝チームミーティングを行い、重要な点は全員で共有して認識合わせをしています。大きな論点がある場合には別途1~2時間のミーティングを設け、全員でしっかり議論をしています。
──宮島さんが持っていた「網羅的に経理業務を経験したい」という思いは、叶えられているのでしょうか?
宮島:はい。入社してからの3年間で、経理業務をほぼ一通り経験することができました。前職では6年間、特定の勘定科目のみを担当していましたが、HENNGEでは多岐にわたる業務をかなり速いペースで経験させてもらっています。
入社当初は経費精算や、前職で経験した固定資産を担当しました。その後、売上やサービスの原価計上・分析を経験し、現在は連結決算と税金を担当しています。税金は難しい論点も多いのですが、税理士資格を持つ上司のサポートのおかげで、心理的な安心感を持ちながら学ぶことができています。
──経理チームに公認会計士と税理士が所属しているのは、かなり珍しいですよね。
宮島:そうですね。私は税金の業務は全くの未経験だったので、税理士の上司がつきっきりで指導してくれる今の環境は、とても恵まれていると思います。日々の経理業務や開示業務に関しても、税理士の上司や公認会計士である山下さんにすぐに相談できるので、本当にありがたい環境です。
公認会計士や税理士など、プロフェッショナルが揃う少数精鋭チーム
──山下さんはこれまでさまざまな環境で働いてきたと思いますが、他社と比較して、HENNGEの経理チームで働く面白さはどのような点にあると思いますか?
山下:年次や職位に関わらず、経理以外の部門の方々ともフラットにディスカッションできる環境は大きな魅力だと思います。若手メンバーでもさまざまな論点に取り組んだり、社内のプロジェクトに挑戦したりできる点は、他社と比べて際立っていると感じます。
また経理は日々の業務に追われて一段上のことを考える余裕がなくなりがちですが、HENNGEでは効率化のためのツールを積極的に活用しています。そのため、若手メンバーでもより高度な論点に挑戦できる環境が整っているのが特徴だと思います。
宮島:たしかに、前職では月次の締め作業や開示資料の作成といったルーチン業務に大半の時間を割いていましたが、HENNGEではそうした業務だけでなく、自分の経験を広げられるチャンスが多く転がっていると感じます。
もちろんその分学ばなければならないことも多いですが、できることが増えていく実感がやりがいにつながっています。
──HENNGEに入社して苦労したエピソードも教えてください。
宮島:前職では他部門との関わりが少なかったこともあり、多くの部門と連携するHENNGEの環境には、最初は戸惑いもありました。HENNGEの経理チームでは、各部門と月次でミーティングを行い、予算の策定や見込みのアップデートをサポートしています。慣れるまでは苦労もありましたが、今では現場メンバーとの連携を通じて事業の成長に貢献できることにやりがいを感じています。
また、英語のキャッチアップにも苦労しました。入社当初は海外メンバーの発言がうまく聞き取れず、打ち合わせで何度も聞き返してしまうこともありました。
しかし流暢な英語でなくてもグローバルメンバーがしっかり話を聞いてくれたり、社内の支援制度に助けられたりしながら少しずつ英語力を磨き、最近ではスムーズにコミュニケーションが取れるようになってきました。現在も、社内の英語学習グループや学習費用の補助制度などを活用しながら、さらなる語学力向上に取り組んでいます。
チーム意識を大切にする、「Win together」のカルチャー
──チームの雰囲気やカルチャーを教えてください。
山下:助け合うカルチャーが特徴的だと思います。例えば誰かが体調を崩した際には、チームミーティングで自然と「みんなでフォローしよう」という声が上がります。外資系企業など個人主義的な環境で長く働いてきた私にとって、こうした助け合いの文化はとても新鮮で、HENNGEならではの魅力だと感じます。
宮島:質問に対しても皆さん快く答えてくれますし、チームで支え合おうとする意識が根付いていると私も感じます。
山下:こうしたカルチャーが根付いている背景には、HENNGEがカルチャーマッチを重視した採用を行っていることが大きいかもしれません。HENNGEの行動指針である「HENNGE WAY」には「Win together」という項目があり、全社的にチームで成果を出す姿勢が大切にされているんです。
キャプション:HENNGEの行動指針「HENNGE WAY」
──「Win together」という点以外では、どんな人がHENNGEの経理チームに向いていると思いますか?
山下:チームや会社をより良くしたいという思いを持ち、前向きに取り組める方でしょうか。HENNGEでは自分次第で多くのことにチャレンジできる環境が整っているので、それを活かして成長したいという意欲のある方にとっては、とてもいい職場だと思います。
宮島:経理業務では多くの部門と関わる機会があるので、さまざまな人と前向きにコミュニケーションを取れる方は適任だと思います。一方で、社内のカルチャーは決してウェット過ぎるわけではなく、適度な距離感があるので、若い世代の方にとっても働きやすい環境だと思います。
多様な視点を集め、より強いチームに
──チームの今後の展望を教えてください。
山下:成長を続けるHENNGEでは、今後も会社のステージがどんどん変わっていくはずです。そうした変化に柔軟に対応しながら、事業に波があっても会社を支えられる強い経理チームをつくっていきたいと考えています。
強い組織をつくるには、個々のスキルを高めるのはもちろんですが、多様なメンバーを集めることも重要です。例えば、リスクを慎重に見極める保守的なメンバーと、積極的に変革を推進するメンバーの両方がいることで、議論や問題解決の幅が広がります。
幸いにも、現在のチームにはすでにさまざまな個性や経験を持つメンバーが集まっていますが、今後もさらに多様性に富んだ強いチームづくりを進めていきたいです。
── 最後に、HENNGEで働くことを考えている方々へのメッセージをお願いします。
宮島:成長したいという思いを持つ方にとって、HENNGEはその思いを叶えられる環境が整っていると思います。現在募集しているポジションでは、経験や経歴以上に人柄や意欲を重視して採用を行っており、未経験の方でもサポートできる体制を整えているので、少しでもピンと来た方はぜひ前向きにご検討ください。
山下:ビジネスにおいて、お金の流れに関わることは避けられません。その流れを取引の最初から最後まで追い、深く理解できるのが経理という仕事の魅力です。さらにHENNGEの経理チームでは予算管理や業績予測も担当しており、会社の経営方針や未来の方向性にも深く関わることができます。
もちろんその分情報量も多く、学ばなければならないこともたくさんありますが、助け合える体制も整っているので、興味を持ってくださった方はぜひご応募いただけたら嬉しいです。
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Edit by 高野 優海
Photo by 佐々木 唯