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当社のキュレーターとは!?e-casebook LIVE配信の裏側をご紹介—ハート・オーガナイゼーションキュレーション部

当社の主要サービスである医師向けライブ研究会プラットフォーム「e-casebook LIVE(イーケースブック・ライブ)」では、「誰が企画するか」という観点で3種類のライブ配信を提供しています。①学会・研究会が主催するライブ、②医師が企画し発信する教育ライブ、③医療機器企業や製薬企業が企画するトレーニングやレクチャーライブの3つです。これらのライブ配信の準備や運営を担当するのが、キュレーション部に所属するキュレーターたちです。

今回は、2022年7月2日(土)14:00にe-casebook LIVEで配信された教育ライブ「カテーテルアブレーションを極める #02」という講義形式のライブに密着しました。この配信では、自宅や病院、会場にいる複数の登壇者を遠隔でつなぎ、大阪オフィスに設置された配信基地からリアルタイムでライブを配信しました。その際、配信現場のキュレーターたちはどのような役割を果たしていたのでしょうか。準備段階から本番当日までを取材しましたので、ぜひご覧ください。

記事公開日:2022年8月15日
最終更新日:2024年11月12日

キュレーション部とは

キュレーション部は、「主催者満足度を最大化するためにライブ準備・実施をリードする部署」として、2021年9月に設立。e-casebook LIVEのライブ配信は、2022年には年間約350本を目標に、日々精力的に実施されています。現在、同部には部長1名、キュレーター8名、アシスタント1名の合計10名が所属しており、効率的かつ質の高い運営を実現している。

キュレーターの仕事の流れ

引き継ぎ

営業部またはマーケティング部のメンバーが、企業クライアントやディレクター医師と連携し、テーマ、演者、ライブ開催日時などの大まかな内容を企画します。その後、企画を具体化するために、キュレーション部へ案件を依頼します。担当にアサインされたキュレーターは、起案者と確認を重ねながら、企業クライアントやディレクター医師とのコミュニケーションを取りつつ、準備を進めていきます。

準備

打ち合わせ

顔合わせも兼ねて、起案者と担当キュレーターはオンラインで企業クライアントやディレクター医師と打ち合わせを行います。まずはクライアントやディレクター医師がライブを通してやりたいことは何なのか、そしてライブに求めているものは何なのかをしっかり汲み取るようにしています。今まで一度もe-casebook LIVEを使ったことのない方でしたら、まずはe-casebook LIVEの説明をしてイメージをつかんでもらい、ライブページ作成に必要な情報を伺います。

登壇元のインターネット速度チェック

配信当日、ライブに登壇する先生方はどこから参加するのかを必ず確認します。病院の会議室なのか、ご自宅なのか、それとも貸し会議室の予約が必要なのかで対応が変わってきます。オンラインライブ配信はインターネット回線の速度が命です。インターネット速度チェックを必ず行い、時には映像部メンバーや起案者が回線の下見に行くこともあります。

企業クライアントや登壇医師とのやりとり

当日までメールベースでやりとりしていきます。ご依頼状などの書類提出、当日使用する機材、ケータリングについてなど細かいご要望や質問に対して回答します。

ライブページ公開とメルマガ配信

配信を視聴するためのライブページはキュレーター自身で作成できます。ライブのキービジュアル、演者と役割、演目とその概要などの必要な情報が揃ったら、プロダクト開発部に依頼してライブページを公開し視聴予約者を集めていきます。
多くの視聴者を集めるために、e-casebook登録ユーザーにメルマガを通してライブページ公開のお知らせをします。メルマガ配信はマーケティング部に依頼します。

資料作成

ライブ配信当日は、進行台本・アナウンス原稿・ライブ中アンケートの質問が必要なので、当日までにこれらの資料を作成します。地道な準備が当日のライブ配信成功につながってくるので、手を抜くことなく丁寧に作成しています。また、ライブ全体のプロジェクトの進捗を管理するのもキュレーターの役目です。

配信

社内スタッフと直前打ち合わせ

キュレーターは本番配信の2時間前に大阪オフィス配信基地に来て、ライブ配信がスムーズにいくように映像スタッフと連携をとって全体の指揮や進行を行います。

本日のライブ運営は、キュレーター2名、映像スタッフ1名、コンテンツディレクター1名の4名です。埼玉の会場にいるコンテンツディレクターもオンラインで音声と映像の確認をキュレーターとともに行います。

ライブ中アンケートの質問準備

e-casebook LIVEには、アンケート投稿機能があり、視聴者からの意見をリアルタイムで集めることができます。そのときに投稿する質問文は、事前に企業クライアントや登壇医師が決めており、いつでも投稿できるよう事前に作成しておきます。

ライブ配信のディレクションと登壇医師との映像・音声確認

本番の約20分前に登壇医師がオンライン上に集まります。キュレーターは登壇医師の先生一人ひとりと、映像と音声は問題ないか、登壇で使用するスライドは問題なく映し出されるかを確認します。そして事前にお渡ししている進行台本に沿って流れを説明します。

本番の流れはだいたい以下となります。
① オープニングナレーション
②司会進行役の先生のご挨拶
③登壇医師の先生の挨拶
④ ご講演
⑤ ディスカッション・質疑応答など
⑥ クロージング~エンディングナレーション

そしてドキドキの本番スタート!

映像スタッフはコメンテーターの映像や登壇スライドなどを切り替えて画面に表示していきます。キュレーターは配信に問題がないか、常にアンテナを張って配信をチェックしています。

問い合わせ・トラブル対応

本番配信中に起こる、さまざまな問い合わせやトラブルに対応します。例えば、発表中の登壇医師のインターネットが不安定で回線落ちしたときは、登壇者にしか聞こえないマイクで「代わりに〇〇先生お願いします」と即時に対応できるようにしています。

今回のライブ、無事に配信成功しました!!

資料送付

翌営業日中にアンケート結果やコメント一覧などの資料をお礼とともに、企業クライアントやディレクター医師にお送りします。これでライブ業務が終了となります。

ここで、キュレーション部メンバーに仕事のやりがいや達成感、キュレーター像について聞いてみました!

達成感を感じるときはライブ配信が成功したとき

キュレーション部の部長が変わったのと同時に、キュレーション部メンバー全員でキュレーターについて改めて考え直しました。そのとき言葉にできたのが「キュレーターとは主催者満足度を最大化するためにライブ準備、実施をリードする存在」です。私たちは日々のライブ配信を運営する中で、主催者が満足してもらえるようなベストな対応をとるように心がけています。会社のバリューの1つに「Respect Others (まず相手を深く理解する)」というものがあります。キュレーション部はホスピタリティが重要なので、このバリューを大切にして行動しています。

達成感を感じるときは、無事にライブ配信本番が終わったときです。特に5000人規模の大型学会のライブ配信では、部内でチームを組んで当日配信に臨みます。学会ライブは専門医の更新時に必要な単位申請にも関わるため、そのための特別な準備もあるので大変です。でもチームであればメンバーと一緒に何とか準備を乗り越えることができます。そのライブ配信が成功したときメンバー同士の喜びもひとしおです。

人とのコミュニケーションが好きな人、Wanted!

人とコミュニケーションを取るのが好きな人はキュレーターのポジションに合っていると思います。社外はもちろん、社内でもいろんな部署の人とのコミュニケーションの機会があります。

そして医療業界未経験でもキュレーター業務ができます!実際、キュレーション部の10人中7人が医療業界未経験者です。キュレーション部にジョインいただければ1ヶ月間の研修プログラムがあり、そこで医療の基礎知識に関する勉強会があるので、そこで医療に関する知見を得ることができます。

また、今後、新しいメンバーが加わって即戦力となれるように、現在キュレーション部は業務の標準化に力を入れています。これまではメンバー間やライブ種別によって業務の進め方が違っていたので、現メンバーの知見を合わせてフォーマットを見直しています。
このようにサポート体制がありますので、ご安心ください。

キュレーターは、社内外のいろいろな人と関わることが多く、月に数本の本番配信という緊張感のある仕事もあり、充実した毎日が送れること間違いなしです!仕事を通してコミュニケーション力やプロジェクトマネジメント力を身につけることができます。

キュレーターにご興味のある方、お気軽なご応募をお待ちしております!

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