こんにちは、株式会社ハタフルのデザイナー兼フロントエンジニアの臼井 友里恵です。
栃木県出身の私が福島にIターンして早2年。地方でのWeb制作の現場の様子やハタフルの魅力を少しでもお伝えできたらと思い、私がIターンした経緯や地方のWebについて書いてみました。
東京から福島へ
私は栃木県出身で、大学入学時に東京に上京しました。卒業後は、IT企業でコーディングやwebデザイン業務を6年間おこなってきました。
そろそろ次へのステップアップを考えていたときに、夫である代表の臼井に「福島トリップ」を本格的に活動したいから一緒に福島に来てほしいと言われ福島県の郡山市にIターンすることに。
こうして、知り合いがほとんどいない知らない土地に(しかも地方!)に引っ越すことになりましたが、私自身、栃木の自然の中で育ったので、それほど田舎に住むことに抵抗や不安はありませんでした。
むしろ毎日の満員電車から解放される!やったーーー!!幸い仕事もPCがあればどこでもできるし、クラウドで探せばいいやー、家で猫とゴロゴロしながら仕事とかサイコーじゃん!とか考えてました(笑
(ステップアップはどこにいった…)
一番の不安は車の運転...
移住する前の唯一の懸念点は車の運転でした。
福島は車社会です。18歳の時に免許をとったっきり28歳までまったく運転しないペーパードライバーだった私は、車の運転が何よりも不安でしたw 怖い怖いとビビッて1年間車無しの生活をしていましたが、場所によっては無くてもやっていけます!
ですが、やっぱり車があった方が何倍も楽なのは確かですw
最近やっと運転にも慣れて、ビュンビュン好きな場所に行けるのが楽しくなってきました。ただ、地方はおじいちゃんおばあちゃんの運転手も多く、時に予測不可能な運転をするので注意が必要です!
福島にはWebに困っている人が多いのに、相談する場所がない
代表の臼井が福島で活動するにつれて、Web制作の相談が増えてきました。
この時はお互いフリーランスで仕事をしていたのですが、Web制作の案件数が増えたり福島TRIPのことも考えて、株式会社ハタフルを設立することに。そのため、これまでクラウドで仕事をしていた私も、福島でのWeb制作のお仕事に切り替えました。
そうした地方でのWeb制作に関わっていく中で、感じたことがあります。今やWebサイトはただの看板ではなく、収益を上げるための一つのツールです。福島には、その可能性に気づいてはいるけれど、誰に頼んだらいいのかわからない、作ってみたけれど結局何をしていいか分からず何にもならなかったという方が多くいます。
ハタフルでは、単に「Webサイトを作って終わり」ではなくて、「作ってからが始まり」と考え、どうやってWebサイトを活用していくか、ネットを使って収益につなげていくかをサポートする旗振り役になることを目指しています。
そのため「お問合せが増えたー」と喜んでもらえたり、「今度はリスティングやってみたい!」とWebに積極的になってくださるお客様も多く、単にモノづくりの達成感ではなく、本当の意味でお客様の手助けになっていると実感できるところに、やりがいを感じています。
そういったWebで困っている人を助けたいというメンバーが集まっているので、気持ちよく仕事ができるのが魅力ですね。
地方だとWebに懸念や軽視している企業が多いイメージがあると思います。確かに、まだまだチラシやフリーペーパーの方がいいと考えている方もいます。ですが、企業の世代交代や減退により、Webに力を入れたいと考える企業が増えてきているので、地方にこそWebの技術や知識を持っている人が必要だなと強く感じます。
東京からお話をいただくことも
現在4名しかいませんが、4名とも東京で働いていたということもあり、東京からご依頼をいただくこともあります。そのため、Webにおいては東京でも地方でも場所は関係ないなと改めて実感します。
Web業界の場合、地方でのんびりしながらも、東京の仕事も受けられるのも魅力かもしれませんね!
(私の場合、東京の疲れた顔したサラリーマンとぎゅうぎゅうになる通勤が本当に苦痛だったので、福島での生活がとても合っていると感じます。)
今回は私のIターンの経緯や福島でのWeb制作について書かせていただきましたが、Uターン・Iターンを考えている方の参考になれば幸いです。
また、当社でもWebディレクター、Webデザイナーを募集しているので、福島へのUターン・Iターンに興味がある方はぜひご連絡下さい!