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オシゴト―ク Vol.11 プロダクトマネジメントの仕事をご紹介します!~前半 仕事内容編~|社内報 HAKUTEN COLOR

こんにちは!博展採用担当です。博展社内報より、オシゴトークのご紹介です!
博展の中核ともいえるPM部。日々どんなお仕事をしているのか、知られていなかった部分や
アツい想いが感じられる内容となっております!
前編・後編の2部制となっておりますのでお楽しみください!


オシゴト―ク、第11回はプロダクトマネジメントのオシゴトです!
プロダクトマネジメント(以下PM)部と言えば、経験豊富なメンバーが多く在籍し、設計から発注、現場管理、原価管理、品質・安全管理まで多岐にわたる業務をこなす、博展の中核とも言える部署です。今期始まった社内MVP表彰では、エクスペリエンスマーケティング事業ユニット1(以下U1)・エクスペリエンスマーケティング事業ユニット2(以下U2)のMVPにPM部のメンバーが選ばれ、PMの存在感を改めて感じました。

今回は、そんなPM部のメンバーの岡田さん・藤川さんから、プロフェッショナルなメンバー、佐藤さん・大野さんへ、インタビュー形式でPM部のオシゴトについてお聞きしました!
(取材・ライティング:柿沼)

左から:佐藤、大野、岡田、藤川

【トークメンバー紹介】
佐藤(さとう):2005年入社。エクスペリエンスマーケティング事業ユニット1所属。制作職として入社し、7年間現場で経験をつみ、その後プロダクトマネジメント職へ。イベント・展示会・セミナー等様々な案件の納品の経験を経て今に至る。
趣味はキャンプ、好物は肉です。

大野(おおの):2013年入社。エクスペリエンスマーケティング事業ユニット2所属。プロダクトマネジメント職にて主に旧IMC、現ユニット2の案件を担当。前職は演劇業界におりましたがプライベートで見に行くことはありません。
2輪の乗り物を直すのと乗るのが好きです。

岡田(おかだ):2020年入社。エクスペリエンスマーケティング事業ユニット1所属。入社から2年間制作部門に所属。3年目からユニット1のPMとして主に展示会の施工管理を担当。
今年1月からちょこザップ(ライザップのミニ版)とオートミール生活を継続中!

藤川(ふじかわ):2022年入社。エクスペリエンスマーケティング事業ユニット2所属。前職でも制作・施工管理の仕事に携わる。細かい寸法設定を詰めて考える作業が好きです。
趣味は大相撲観戦。おすすめの相撲グルメは「国技館ちゃんこ(500円)」。

目次

  1. 1.プロダクトマネジメント部のオシゴト
  2. 2.ユニットに分かれた変化と、事例共有会!
  3. 3.膨大な案件数を安全に収める秘訣とは!?
  4. 4.テクニカルディレクター新設の意図とは!?

1.プロダクトマネジメント部のオシゴト

岡田:初めに、PM部の人はどんなことしているのかを教えてください!

大野:“PM”と言うと、世の中的には”プロマネ(プロジェクトマネジャー)”になるんだけど、博展の分け方だと、“プロダクトマネジメント”なので、”制作ディレクター”という意味になります。
”ハード商材”と呼ばれる、造作物に関わることは全てPMで設計・制作・施工管理をする、というのが我々のミッションになりますね。

PMの業務内容をまとめると、品質管理・工程管理・原価管理・安全管理の4つが主に重要な役割になります。

具体的に博展の全体ワークフローの中でいうと、ピンク色の箇所が関与領域となります。

プレゼン案件の場合は、デザインが上がるタイミングから関わり、構造や仕様の設計、積算(費用の算出)などを担当します。案件を受注したら、実施設計、発注先の選定と手配、原価管理、制作進行スケジュールの管理、現場工程表の作成など業務は多岐にわたり、現場前が一番忙しいタイミングになりますね。それからいよいよ設営になると、現場での品質・行程・安全管理が主な業務になります。

以前はオリエン、デザイン発注、プレゼンは、主にプロデューサーが行い、PMがクライアントの前に出ることは少なかったのですが、最近はオリエンから関わる案件も増えてきました。

藤川:現在、PM部はユニットに分かれていますが、それぞれのオシゴトの違いを教えていただけますか?

佐藤:私が所属しているユニット1(U1)の領域は、PM1・2課が主に合同展示会や主催案件※を扱っていて、PM3課が商環境・常設案件を扱っています。また、中部/西日本ユニットも、キャリア採用のPM・制作ディレクターが増え、一緒に展示会案件をやってくれています。
※主催案件:イベント全体を主催する企業・団体がクライアントの案件

大野:ユニット2(U2)は、主にイベントと呼ばれる案件がメインになります。クライアントで言うとU1はBtoBが多く、U2はBtoCが多いという違いもありますが、U1は、展示会場又は展示会を想定したホールでやる仕事が多いと思うんだけど、U2は”それ以外の場所で施工する”という違いが大きいかなと思います。

でも、担っている業務は、基本的にはU1もU2も同じ。制作・施工管理が一番軸になっているかな。

2.ユニットに分かれた変化と、事例共有会!

岡田:私が入社した時は、PMは制作本部として1つの部署でしたが、2年半ほど前にユニット制になりました。PMが各ユニットに分かれてどんな変化がありましたか?

大野:ユニットに分かれて良かった点は、営業やデザイナーと同じフロアになったことで、会話が増え、仕事が進めやすくなったと思う。あと、PM内でいうと、専門性が強化されたよね。より効率的にとか、クオリティの担保とか、それぞれの領域を突き詰めていけている気がする。展示会とイベントだと、使う筋肉が全然違うのよ。佐藤さんも俺も両方やっていた経験があるけど。

逆にユニットに分かれる前は、PMメンバーが全員同じ組織で、席も近かったので、今よりもPM内での相談がしやすかったと思う。「この案件誰がやってたよ」とかね。

藤川:PMには『事例共有会』というPM部メンバーが一堂に会する機会がありますが、ユニットに分かれたことで始まったのでしょうか?

佐藤:そうですね。55期(2023年)4月からユニット制になりましたが、その年の9月から始まりました。事例共有会は、「施工事例をベースに多様なプロジェクトに対応した専門知識、実現力の底上げ」と「今何が求められるか、バリューへの接続等のマインドの共有」の2点を目的としています。

具体的には、制作・施工ノウハウの共有、新商材の紹介、外部パートナーの紹介など様々で、PM事例共有会プロジェクトメンバーで運営していますが、毎回違うメンバーに登壇してもらって継続しています。ここにいるメンバーもみんな発表をしてくれたことがあるよね。

大野:ユニットも分かれて、博展の商材もすごく幅広くなっているので、こうやってノウハウを共有できる機会は貴重だよね。毎回内容も濃くて、ほんとすごくいいよね。

3.膨大な案件数を安全に収める秘訣とは!?

岡田:案件数がとても多いですが、安全に収めるために課長がおこなっていることを教えてください!

佐藤:大きく分けると3つありますが、1つは、メンバーのアサインと、パートナー(協力会社)のアサインを3ヶ月先まで同時にやっていることです。
PMでは共有のスケジュール表で、全案件の現場スケジュールを管理しています。U1とU2共有のものなので、繁忙期はユニットをまたいでアサインの相談をすることもできます。膨大にある案件を抜け漏れなく、一定の品質と利益を担保するために、最適な采配をすることが1つ目の重要な仕事かと思います。

2つ目は、大半の案件の初期積算を課長+積算専任メンバーで担当しています。納品数も膨大ですが、提案数を入れるとものすごい数になるので、メンバーには確約案件の進行に注力してもらうため、効率を重視して初期積算は課長陣と積算専任メンバーで業務分担をして対応しています。仕様の設計やVE(Value Engineering)案の作成など、経験のあるメンバーで対応することで受注に貢献するというのも、重要な役割の1つです。
※U2の場合は、初期積算からメンバーがアサインされる体制。

3つ目は、全案件に対して、課長による現場前のレビューを行っています。
メンバーによって経験値は様々ですが、経験のあるメンバーで『レビューチェックリスト』を使用し確認します。レビューは4つの視点*で行いますが、どの現場でも安全に納品できるよう、徹底しています。またメンバーは、現場納品時に検収チェックリストでの確認も行い、再度品質や安全が担保されているかをチェックしています。チェックリストは、何か不備が発生した際に、都度更新して運用しています。

岡田:佐藤さん、すごい数の積算をやっているので、めちゃめちゃ営業やデザイナーから囲まれて話聞かれていますよね。(笑)

4.テクニカルディレクター新設の意図とは!?

藤川:今期から、大野さんは新設された『テクニカルディレクター』という職種になりましたが、新設した意図を教えてください!

大野:俺は長くU2のクライアント案件を担当してきているんだけど、クライアントに直接この我々PMの価値を届けなければならないシーンが多くなってきたんだよね。

例えば、デザインは決まったものがあって、それを求められたクオリティで、予算内に収めて実現できるか?とか、こんなリアルな体験ができるようにしたいんだけど、どうしたら実現できるか?とか、『実現力』を買ってくれて仕事をくれるクライアントが増えてきたんです。そうなると、今まではクライアント→プロデューサー→PMという形で間にプロデューサーが必ずいたんだけど、PMがもっと前に出て直接クライアントとの要望を聞いて、応える必要が出てきた。

そこで今期からテクニカルディレクターとして、営業部にも所属して、よりクライアントに近い立場で、PMとしてのリアルの空間の実現力を発揮して体験価値を高め、博展のファンになってもらう、というところを目標にしています。

あともう1つは、PMって今までマネジャーしか道が無かったんだよね。

岡田・藤川:あ~、進路が。

大野:うん。それだけだと、マネジャーをやりたい人だけじゃなくて、モノづくりをやりたい人も多いから、その道を作って、下手すりゃ部長よりも偉くなるというか、給料沢山もらう人がいてもいいんじゃないのかなって。以前から、作りたいねって言っていて、ようやくできたって感じです。

岡田:山本さんは今期PMから営業部に異動されましたが、大野さんはPM所属のままテクニカルディレクターになったのは何か意図があるんですか?

大野:すごいね、良い質問だね。賢いな~(笑)。慶田(U2のPM部長)と大野の中でこだわりがあって、”PMの進路”っていうのにこだわりたかったのPMから営業になった人って今までに何人もいるんだけど、PMができるようになって、営業に行く道しかなかったらPMってなんだろうって。なのであくまでも、PMの中での職種にしようと。ただ、営業側からも来てくれって言うオーダーがあったので、間を取って営業も兼務になってるんだけど、実はこだわりで、営業の方に(兼)がついてる。(笑)

全員:なるほど~!

佐藤:PMとして極める道があるって大事ですよね。

大野:そうだよね。面白くて、3月頃から『テクニカルディレクターの大野です』ってクライアントに自己紹介するようにしていたのね。そうすると聞かれる範疇が変わるのよ。クライアントとのMTGって、PMのメンバーに直接質問が来る事ってあまりないじゃない。制作物の事でも営業に聞いて、営業から聞かれてPMが答える、みたいな。

今では営業担当がいても、直接俺に質問が来る。運営のことも俺にくる。テクニカルディレクターって言うと、そこまで見なくちゃいけないんだなって気づかされた。面白いよ、広がって。

藤川:面白い~。

大野:まだ探り中だけどね。高橋と俺がテクニカルディレクターなんだけど、日々2人で情報をやり取りしてる。それって俺らじゃないよねっていう仕事も来たりすることもあるけど、分かってないと俺らじゃないとも言えないから、一回やろうとか言って、営業の新人みたいな仕事もしてる。

佐藤:他にもテクニカルディレクターに向いていそうなメンバーがいますね。

大野:そうなの。今後道筋ができていたら、俺がずっとやるのではなくて、他のメンバー、例えば藤川さんに代わるとか、それもできたらなと思ってる。

佐藤:いいですよね、選択肢が増えるのは。すごく良いと思う。

大野:ほんといい質問でしたね(笑)

佐藤:すごいよね、うちの若手ナンバー1。

岡田:若手が少ないので..(笑)

全員:(笑)

ーー前編最後までお読みいただきありがとうございます!

後編は、仕事のやりがい、博展PMの魅力、成長できたオシゴトなど、PMの裏側が覗ける、さらに熱い内容になっております。ぜひご覧ください!

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