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名字と前職が偶然同じ。エンジニア坂口のランチ対談。

今回は、名字や前職が偶然一致した弊社エンジニアの坂口さんのお二人に、事業、そして働く場所といった観点でhachidori株式会社についてざっくばらんに話してもらいました。

(モデレーター:経営企画管理部 堤)


坂口 峻平(#supiar17)
2013年、奈良工業高等専門学校を卒業後、SEとして、富士通株式会社に入社。2015年、hachidori株式会社の創業当初、平日は、富士通株式会社のSEとして働く傍、休日を利用し、技術アドバイザーとして参画。2016年、1人目のエンジニアとして、正式にhachidori株式会社に入社。入社〜現在に到るまで、主に、Ruby on Rails/AWSを利用したバックエンドエンジニアリング全般を担当。仕事において、最も重要視しているのは、仕事のスピード。
坂口 亮太(#rsakaguchi)
2017年、2人目の坂口としてhachidori株式会社に入社。前職は富士通株式会社でSEから新技術まで幅広い業務を経験。現在はiOS・Androidエンジニア。開発だけでなく仕様策定や他メンバーのコードレビューも担当している。先日開催された「技術書典5」という技術書の同人誌即売会に参加。ゲームが大好きでIngressのために台湾まで旅行したことも。
堤 千尋(#Chihiro Tsutsumi)
2018年、hachidori株式会社初のバックオフィスとして入社。前職では企業向けの研修運営業務を中心に、印刷物の校正、Web解析などを担当。現在は主に経理・総務・採用といったバックオフィス補佐を務める。趣味は映画鑑賞で、主に名画座と環境の良いシネコン、近所の映画館に生息する。


入社タイミングは創業直後/新規事業直前

#Chihiro Tsutsumi:坂口さん、本日はよろしくお願いします。hachidori株式会社ではオフィス移転を近日に控えていますが、まだ新オフィスで写真を撮れる準備が出来上がっていないため、本日は五反田で評判の良いお店(フランクリンアベニュー)でランチ対談という形式にしてみました。

左から#supiar17、#Chihiro Tsutsumi、#rsakaguchiの順

#supiar17:いつもお昼はオフィスグリコしか食べとらんからテンション上がるわ。ちなみに昼はあんまり食べないだけで、夜はコンビニでちゃんとしたもの食べとるで。

#Chihiro Tsutsumi:それでもコンビニなんですね。今日来ているこちらのお店以外にも、五反田周辺は結構美味しいお店が多いですよ。そういえば、#rsakaguchiさんは料理されるんですよね。

#rsakaguchi:そうですね。食べるのも好きなのですが、買い物から配膳まで段取りを考えて能率的に一つひとつ進めていく感覚が好きですね。お昼はチェーン店で食べることが多いですが、夜は結構家で作って食べることが多いです。

#Chihiro Tsutsumi:割と自炊されているんですね!初耳です。来月からは神保町にオフィスが移転しますが、新しいお店を開拓していきたいですね。それではハンバーガーも来ましたので、食べながら早速お二人に色々お聞きしていきたいと思います。そもそもなんですけど、お二人はどういう経緯でhachidori株式会社にご入社されたのですか。

料理は苦手ですが、食べることは好きです

#supiar17:俺は、2015年に当社代表の伴が前の勤め先を辞めて起業するというタイミングで、共通の知人からエンジニアということで紹介されたんや。

(創業からの沿革についての代表記事はこちらをご覧ください。「hachidori株式会社のこれまで、そしてこれから」https://www.wantedly.com/companies/hachidori/post_articles/137325/

#Chihiro Tsutsumi:#supiar17さんは、デザイナーの妹尾さんの次に採用されたhachidori歴代2番目の社員なんですよね!どういう考えで創業当時のhachidori株式会社に入社することにしたのでしょうか。

#supiar17:前の会社は非常に大きな会社だったから、開発を進めるスピードが速いとは言えない部分があったんや。そこに対する憤りが結構溜まってきていて、自分自身で起業しようかと考えていたタイミングでちょうど声をかけられてん。いずれ自分で始めるにしても、起業に近い環境で働けるチャンスがあるのであれば、まずはそこで経験してからの方が良いと判断したんや。ただ、実際に伴と一緒に働いてみて割とすぐに「俺は社長にはならんとこ」という結論に至ったんやけど。笑

いつも独特なアクセサリを身に付けている#supiar17さん

#Chihiro Tsutsumi:えーそうなんですね。また後で詳しく聞かせてもらいます!#rsakaguchiは、どういう入社の経緯だったのでしょうか。

#rsakaguchi:前職のSIerでは新技術領域のチームにいたのですが、新技術ゆえになかなか売れなかったり、開発途中で中止になったり、とにかくビジネスに繋がらないことが多かったんですね。せっかく自分が作ったものには、社会の役に立ってほしい。月並みですが、日々強くなるそんな気持ちを抱えて転職活動をしていました。自社サービスのスマホアプリエンジニアを募集している会社の選考を幾つか受けていて、その内の1つがhachidori株式会社でした。

#Chihiro Tsutsumi:最初の面接の時、お互いの印象はいかがでしたか。

#supiar17:ほんとに「坂口です」「坂口です」「前職は富士通です」「私も富士通です」みたいな感じやったな。笑 #rsakaguchiがさっき話してた転職の動機はあんまり覚えてないねんけど、第一印象は「雰囲気のカワイイ奴」やったかな。あぁでも、実際に話してみると技術的な話題がスラスラと出てきて、かなり頼もしい奴が来たなって思ったのは覚えてる。

#rsakaguchi:名前と前職についてはすごい偶然ですよね。私の#supiar17に対する第一印象は、とても自由な人だなぁ、という感じでした。こういう人が会社にいるのであれば、他の社員も割と似たような雰囲気なのかなと。

「代表の伴はデカい」

#Chihiro Tsutsumi:代表の伴も最初の面接で会っているんですよね。どんな印象でしたか。

#rsakaguchi:私の伴さんの第一印象はとにかく「デカい」でしたね。私の頭一つ上に顔があるようなものなので。笑 

#Chihiro Tsutsumi:確かに身長が高いですよね、足も長いですし。笑

代表の伴について話す図

#rsakaguchi:実際に話してみると、常にロジカルに会話を進める印象がありますが、何というか柔和な雰囲気をまとっているので、気軽に話せる空気感を持った人だと思います。

#Chihiro Tsutsumi:私の面接の時も、事業や業務の話など結構掘り進めた話をした記憶がありますが、終始穏やかなムードだった印象です。

#rsakaguchi:面接の時は『CAST』開発が本格化するタイミングだったのですが、まだ全く出来上がっていないプロダクトについて具体的な今後の展開をスラスラと説明する姿は非常に印象的でした。並行して面接を受けていた他の会社では、取締役の方でも1年後の展開などについてはまだ分からないといった反応をされることも結構ありましたので。

#supiar17:俺も伴については同じような印象やな。さっき社長にはならんとこ、って話をしたと思うんやけど、社長というのは運命学的に選ばれた人間以外には無理だと思うねんな。サービスを企画して作っていくっていうことだけであれば自分でも何とかやれるかもとは思えるんやけど、それと並行して社内外で影響力を拡大したり、政治的な動きを進めたり、カリスマというか、そういう経験や才能が併せて必要なんやと、伴と一緒に事業を進めてきて強く感じたところがある。

入社当時の思い出

#Chihiro Tsutsumi:なるほどー。そこから実際にhachidoriに入社してみて、入ったばっかりのころにやっていた業務の記憶とかはありますか。

入社当時、振り返ってみると確かに色々なことがありました

#supiar17:一番初めは、ペットメディアをイチから1人でコーディングしてた記憶やな。苦手なHTML、CSSで必死に作ってみたんやけど、web1.0みたいな、そこはかとなく今っぽくないデザインのメディアが出来上がった。笑


創業時のペットメディア『MILCO』

#supiar17:そこからも色々なサービスを作っては試しでやってきて、2016年にチャットボット開発ツール『hachidori』が出来上がった。『hachidori』がプロダクトマーケットフィットを達成してファイナンスに繋がるまでは、伴、妹尾、坂口の3人でやり切るという時期で、自分も開発をしながら営業しよった。資金調達が無事終わってからは営業専任の濱田が入ってきて本当に助かったという気持ちが強かったけど、実際にクライアントにサービスを売り込む経験をしたことでより一層クライアントに寄り添ったサービス開発を心掛けるようになったいい経験だと思ってる。出来ればもう二度としたくないけどな。笑

実は営業も担当していました!当時の経験は今に活かされています

#Chihiro Tsutsumi:それは大変でしたね。#rsakaguchiは入社後の記憶とかありますか。

#rsakaguchi:私は『CAST』開発が本格化する直前くらいのタイミングで入社しました。最初はiOSとAndroidのアプリエンジニアを1人で兼務していて、『hachidori operator』のスマホアプリを1か月で作るという洗礼を受けました。笑

当時と比べればアプリエンジニアも増えました

今後取り組んでいくべき課題

#Chihiro Tsutsumi:お二人は今後hachidoriでどんなことに挑戦したいですか。

#rsakaguchi:アプリの品質を一定に保つための施策を打っていきたいですね。具体的には自動テスト、コーディング規約、iOSとAndroidの仕様差をなくすなど、そういうところの質を高められる体制づくりを含めてやっていきたいと思っています。

#supiar17:俺はマイクロサービス化を推進して、例えばGO言語を筆頭に、適切な言語でシステム構築を進めていく。後はサーバーの構成定義を今、流行しているものに切り替えるっていうのも大事。chefベースのopsworksから、dockerベースのプロビショニングツールに切り替えっていうところが近々の課題やな。

#rsakaguchi:それと、もうちょっと抽象的な観点でいくと、私も#supiar17もhachidoriでいわゆるスタートアップっぽい経験を積んできているのですが、「スタートアップだから仕方ないよね」と片付けるのは違う気がするんですよね。

#supiar17:そこに関しては俺も同意。hachidoriに入社してから、エンジニアとして俺を教育してくれる人は1人もおらんくて、唯一いるとしたらシステム障害が俺の先生やった。システム障害が起きて、必死に食らいついて、色々調べて、何とか状況を打開して。それによって自分が大きく成長出来たというのは事実としてあると思う。ただ、今後hachidoriという会社をより早く、より強く、より大きくしていくためには、なるべくシステム障害は起こしてはならないし、多様な人が会社に入ってきても全員が成長して、サービスに貢献してもらえるような体制を構築せなあかん。例えば、システム障害が起こらずとも学べるケーススタディとか作っていきたいなあ。そういった意味で、今の自分の課題は組織化、技術教育、そして何よりも採用。

#Chihiro Tsutsumi:そう、採用ですね!

採用の話がしたかったんです!

hachidori株式会社では積極的に採用を行っています!

#Chihiro Tsutsumi:色々なお話を経て、当社で喫緊の課題にようやく到達しました!それでは坂口さん、読者の皆さんに向けてメッセージをお願いします!

#supiar17:hachidori株式会社で一緒にアジアの労働市場に革命を起こしましょう!

#rsakaguchi:だいぶシンプルにまとめましたね。私としては、To B向けのシステムだけではなく、実際に使っているユーザーさんの一人ひとりの気持ちを考えながらモノ作りが出来る環境がとても気に入っています。この点に関するエンジニアの裁量はかなり大きな会社だと思います。

#supiar17:あー、確かにエンジニアとしてそこはすごいうれしいし、やり甲斐を覚えられるところやんな。よりよいサービスを実現していくために、新しい技術も積極的に取り入れていってるし、hachidoriに来ればきっと皆さんのエンジニアとしての技量は格段に上がると思います。

#Chihiro Tsutsumi:ありがとうございます!以上となりますが、この記事を読まれているみなさま、少しでもご興味を持っていただけたらぜひ一度オフィスに遊びに来てください。11月からは神保町に移転しますが、移転先の神保町でも、美味しいカレーのお店や落ち着いた雰囲気の喫茶店などがたくさんありますので、良かったらご一緒させてください~!

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