こんにちは。人事部の田中です。
Gunosyでは2022年4月1日、入社式を行ないました。
今年もコロナウィルス感染症予防対策のためオンラインでの開催となりましたが、当日は視聴している社員からSlack上でコメントやリアクションをもらい、暖かい雰囲気で執り行われました。
代表取締役からの祝辞
はじめに会長の木村さんと社長の竹谷さんより、新卒2名に向けた祝辞が贈られました。
代表取締役会長 木村さん
杉山さん、日下田さん、ご入社おめでとうございます。
まず最初に、大学を卒業されまして、保護者の方に感謝の気持ちを伝えると良いかと思います。社会人になるところまで育て上げられたというのは、私も子どもがいるので非常に大変だっただろうなと感じております。
本日お話ししたいのは、Gunosyの考え方、行動指針である【Gunosy Pride】についてです。今後Gunosyで働いていく中で、この行動指針に沿って動いていただければ、社会人として正しい方向に向かうことができるし、会社としても正しい方向に向かうことができる。つまり会社として成長していけるだろうということで、定めております。
三方よし
これは、社会人としての行動原理にしてほしいなと思います。自分だけ良ければ良い、ではなく、周りの皆さんと対等な関係を保って、気を配りながら、ビジネスも人との関係も構築していってもらいたい。そしてプラスのサイクルを回していくことを身につけてほしいと考えております。これは今後の人生を送るにあたって、必ず役に立つ考え方なので覚えてください。
サイエンスで機会をつくる
例えば法律とか会計とかもそうですが、社会の中にルールがあることで人は動きやすくなります。今はデータ社会と言われていて、データを分析したり、機能的にもしくは演繹的に法則性を見つけて、それをルールとして作り上げていくことが求められています。データを使いながらある一定の法則を社会の中にソフトウェアとして実装することで社会の課題解決をしていきたいですし、その取り組みによって会社も成長し、人間の生産性も上がっていくだろうなと思っています。
百年クオリティ
テクノロジーを使って何かを作ったときに、百年クオリティと言えるぐらい質を上げていきましょう、という考えです。パッと作ってパッと捨てる、というのはスタートアップでよくあることですが、そうではなくて、作った後にちゃんと熟成させてずっと使われるものに作り上げるという考え方を持ってほしいと思います。
逆境に熱狂せよ
新しいことを始めるときは、難しかったりストレスがかかったり苦難が待ち受けていると思いますが、逆境の中で、熱狂しながら楽しんでいけるような人になってほしいんです。ビジネスで稼げばいいというだけではなくて、私は働いている皆さんに、生きていく上で強い人間になり成功していってほしいなと思っていて。これらの行動指針を身につけてもらえると、これからの社会人人生ハッピーなものになっていくと思いますので繰り返し覚えてもらえればと思います。
代表取締役社長 竹谷さん
皆さま、本日はご入社誠におめでとうございます。
普段多くの新卒候補者と面接をしていると、若いって良いな、と感じるんですね。最近意識しているのが、自分はあと何年ぐらい元気に働けるのかな、ということです。人間の平均寿命とか健康寿命とかありますが、元気に動ける時間って自分にとってどれぐらい残っているのかなという感覚で、30歳を超えたぐらいから逆算するような感じになってきました。
やはり、若いときにどんな経験を積んだかで、将来の自分の選択肢って増えると思っているんですよね。言い方は難しいんですが、大した経験を積まずに5年とか歳を取っちゃうと、ただ5年老いたスキルの変わらない人間になってしまう。だったら若い人の方が良くないか、と周りからも見られてしまうだろうなと思います。
自分の貴重な人生とか時間とか使って、対価としてどんな経験を得ているのかなぁという観点で、自分の人生をちゃんとモニタリングしていくことが大切なのかなと思っています。社会から必要とされる能力があればあるほど、自分の選択肢が将来的にどんどん増えていくのかなと。毎年歳を重ねていくごとに、自分が選択できるカードが増える、そんな人生を送ってくれるといいなと思います。
世界の上場企業って大体5万社ぐらいあるようで、大袈裟ですがそんな中当社を選んでくれたことを非常に感謝していますし、嬉しく思っています。4/1、新卒でGunosyに入社して良かったなと思ってもらえるように、私たちはお二人に、貴重な経験を積んでもらう、仕事を通じて成長機会を作れるような環境を最大限提供することを約束します。
取締役からの祝辞
続いて、取締役の西尾さんからの祝辞です。
杉山さん、日下田さん、ご入社おめでとうございます。
本日はお二人をGunosyの仲間としてお迎えすることができて、大変嬉しく思っております。
私からは、新卒一年目として、どのように過ごしていただきたいか、どのような社会人になっていただきたいか、というのをお話しできればと思います。
リモート環境下ですので、お二人はあまりピンと来ないかもしれないですが、数十年続いた長い学生生活というものがこのタイミングで社会人に切り替わる、そんな日だと思っています。学生時代までは、基本的には勉強範囲が決まっていて、テストがあって、正解が決まっていることを先生方が教えてくれる、そんな時間だったのに対して、社会人は自分で学ぶこと自体を定義せねばならず、正解を誰も教えてはくれません。
ゴール自体も自分で決める必要がありますし、選んだ道自体を自分で正解にするような動きも必要になってきます。このような社会人という期間は、学生の何倍も続く時間であり、とても長いです。乗り越えていくためには、決して短期で一喜一憂してはいけないということをお伝えしたいなと思います。
社会人人生、必ず良いことも悪いことも起きると思っていまして、良いときはおごらず謙虚に周りの人からたくさん学んでいただきたいですし、逆に悪いときは一歩引いて、良いときも悪いときもあるんだなということを思い出しながら、先輩方を是非頼ってください。
どんなに優秀な人でも、一人で出せる成果というのは必ず限界があります。なので、新卒のうちにたくさんの人から力を借りて、乗り越えていったり成果を上げていくといった経験を積んで欲しいと思っています。また、どんなに時間がかかってもかまわないので、会社の中は当然ですが、会社の外にも信頼できる仲間や先輩方をたくさん見つけて欲しいと思っています。たくさんの人から力を借りながら、前に進んで、自分自身も誰かの力になれるような社会人を目指していただければ嬉しいです。これから社会人として挑戦していく二人を心から応援し、歓迎の挨拶とさせていただきます。
先輩社員スピーチ
続いて、第10期上半期締め会にて、事業課題の解決に貢献したエンジニアに送られる【Best Engineer Award Challenge部門】の受賞をした、2021年入社の楠さんより、新入社員の皆さんへエールを送っていただきました。
杉山さん、日下田さん、ご入社おめでとうございます。
また新たに二人もパワフルな人材が入っていただけて…僕はいつまで先輩風を吹かすことができるのかなと、すごく戦々恐々としております(笑)
僕からは、僕らの代のエンジニアにフォーカスしてこの一年どうだったか、というのをお話しさせていただければと思います。
僕らは去年の4月から今日に至るまで、リモートで仕事を進めてきました。個人的な感想になるのですが、そこに対してネガティブな印象もなく、すごくしっかりやってこれたかなと思っています。その中で、アドバイスというか、こういうことを考えると良いのではないかな、ということが一つあります。
それは、自分からしっかりとわからないことを提示していくこと。相手から「ここわかってないよね?」と聞かれる前に「ここってどうなっているんですか?」「ここを教えて欲しいです」というのをしっかりと伝えていくことが大事だと思っています。特にリモート勤務下では口頭でのやりとりが減っているので、自分から文字に出していく、伝えていくことの重要性をこの一年間実感しました。
技術だったりビジネスだったり何でもいいのですが、自分にとって質問したくなるような、ワクワクするようなテーマって何だろう?というところを考えていただいて、それについて突き詰めていったらいつの間にかGunosyPrideに合致していた、というのがすごく理想かなと思います。
仕事についても質問いただけたら是非答えたいと思っていますので、これからどうぞよろしくお願いいたします。
新入社員からの挨拶
最後に新卒の杉山さんと日下田さんから、それぞれ入社への意気込みを語っていただきました。
杉山さん
自分はまだまだエンジニアとしても社会人としても足りないことが多いですが、様々なことにチャレンジし、その経験を一つずつ糧にして成長していきたいと考えています。
また、 Gunosyの社員としての誇りを胸に今後とも精進していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
日下田さん
本日はこのような盛大な式を催してくださり、ありがとうございます。
このGunosyという会社で、先輩方が築き上げてきた、残してくださった轍を追いかけながら、できるだけ早く自分の力で道を切り開けられるような社会人、人間になりたいと思っております。これからどうぞ、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
最後に出席者全員で記念撮影をして閉式となりました。
改めまして、この度はご入社おめでとうございます!
今後お二人が、Gunosyの仲間として活躍されることを期待しております!