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【化粧品事業責任者×人事対談】GROWTHでは、自分の夢を叶えることが、会社のためにもなるんです。

GROWTHは、広告代理業・人材事業・化粧品事業と3つの事業を柱としています。

その中で他2つの事業と少し方向性が異なるのが「化粧品事業」。
広告代理業も人材事業も、マーケティングが事業の本質です。しかし「化粧品事業」に関しては、商品の企画から販売そして顧客対応まで、メーカーがすべきすべての業務を行っています。

今回は、なぜGROWTHが「化粧品事業」をやっているのか、会社の中でどのような役割があるのかを、化粧品事業責任者で取締役の森田ちふみにインタビューしました。


■GROWTHに「化粧品事業」がある理由

--そもそもの話になるのですが、うちの会社になぜ「化粧品事業」があるんですか?

そう、広告代理業や人材業をやっている会社で化粧品を作って販売しているのって、やっぱり「なんで?」って思いますよね。

結論から言うと、「社長の橋本と、お互いのやりたいことを実現するためにGROWTHを立ち上げたから」なんです。

かつて橋本と私は、同じ会社に在籍していたことがあり、その後二人ともフリーランスで活動するようになります。橋本は、フリーランスで受注していた広告代理業を大きくしたいと考えていました。
そして私は、化粧品事業を立ち上げたいと思っていました。

ただ、お互いにフリーランスでしたから、個人として対応できる業務量や予算は限られていました。
そこで「起業」という発想に結び付きます。起業すれば、クライアントからの信用も扱える予算も大きくなると考えて、お互いのやりたいことを実現しようとGROWTHが生まれたのです。


--普通、同じことを考えている人が、一緒に起業するものじゃないんですか?

確かに、そういうケースが多いかもしれないですね。

でも、うちの会社のスタートは、お互いのやりたいことを実現する場として始まりました。

私は前職で、化粧品のWEB広告のコンサルティングを担当していたのですが、経験を積んでいくにしたがって、自分の中で「違和感」が生まれてきました。

「クライアント視点だけの情報発信で、本当にいいのだろうか?」

そんなことが気になり出したんです。


--広告って、商品の良さを伝える仕事なのに、そこに違和感ですか?

確かにWEB広告業務って、商品の良さを世の中に広めるのが仕事ですよね。

ただ「メーカー側が伝えたいこと」だけを伝えればいいのだろうか、「顧客の声に耳を傾けなくていいのだろうか」と思い始めたんです。

結局WEB広告業務だけではなく、化粧品事業全体を考えたうえで、お客様の望む商品を開発したいってことに気づいちゃったんですね(笑)。

そこから、「顧客の声を反映して、より顧客のニーズにマッチした商品を販売して、もっと多くの人に喜んでもらいたい」という気持ちが大きくなっていきました。


--それって、WEB広告の範疇を圧倒的に超えてますよね?

そうなんです。

だから、自分で商品の開発から販売そして顧客対応まで、そのすべてをやってみたいって考えるようになったのです。

その後、橋本も私もフリーランスになって活動していくのですが、あるタイミングで橋本が起業を考えはじめました。そこで、私もそんな考えを話していたら、「お互いのやりたいことを実現してみよう」という話になって、GROWTHが生まれ、そこに「化粧品事業」が存在しているという訳です。



--橋本さんが前回のインタビューで、社員には自分のやりたいことを実現して欲しいって言ってましたね。

そう、GROWTHって、そんな会社なんです。

まったく経験のない人間が、ゼロからイチを生み出すのは大変でしたし、リスクもあったと思います。でも、やったことのないことを実現して成果を出していくのって、大変ですけど面白いし、やりがいがありますよ!


■忙しい女性にこそ使って欲しい「がんばらない」スキンケア商品

--うちの化粧品って、どんな特徴があるのですか?

うちのブランドは「PARANINA(パラニーニャ)」という名前で、日本語に訳すと「女性のために」という意味になります。

https://paranina.jp/

働く女性って、とにかく忙しいじゃないですか。

特にお子さんがいらっしゃる場合は、仕事から帰ってきたら子育てがあって、家事もして、やることがたくさんあるのに、化粧をはじめとした身だしなみは男性以上に気を使う必要がありますよね。

だから、せめて「スキンケアでがんばらない」を届けたいのです。

うちの化粧品は、「スキンケアでがんばらない」化粧品です。


--ん?「がんばらない」ですか?

そう、スキンケアをしっかりしていると、化粧も時間をかけずにできたり、表情も明るくなったりとメリットが結構あるんです。

特にうちの商品は、「パソコンやスマホのブルーライトに対するケア」が特徴です。

最近は仕事でパソコンを使い、スマホも結構使っていますよね。ブルーライトをたっぷり浴びてしまっているのです。

入浴も済ませたリラックスした状態って、「お肌が無防備な状態」なんです。

なのに、寝る寸前までスマホを使ってしまう。だから、ブルーライトケア成分の入ったクリームになっています。しっかりと保湿力を高め、ブルーライトをはじめとするお肌のストレスをプロテクトするための栄養成分がたっぷり入っているのが特徴です。

そして、「香り」も特徴のひとつです。

お気に入りの香りって、交感神経を活性化するんです。特に花の香りは、お花屋さんに入った時のような幸せなイメージを想起してくれるので、積極的にクリームを使おうという気持ちになります。
「スキンケアしなきゃ」という義務感で使うのではなく、「この香りでリラックスできるから使う」ってなると、がんばらなくても自然に使えますよね。そんなふうに考えています。
だから「スキンケアでがんばらない」なんです。


--お客様からは、どんな声が届いているんですか?

今は、本当にいい反響をいただいています。

@cosmeやLIPSに、コメントや★をいただいていますが、「ブルーライトカット効果のある日焼け止めはあっても、フェイスクリームはなかなかないので買いました」とか、「フラワーシャワーのやさしい香りが、寝る前のリラックスタイムにぴったり」など、しっかりと商品特徴を理解して使っていただいていて嬉しいですね。


■化粧品事業は、広告代理業に活かす秘伝の調味料?


--うちの会社の中で「化粧品事業」って、どんな位置づけなんですか?

簡単に言うと、広告代理業に活かす「秘伝の調味料」って感じですかね。

もちろん、「化粧品事業」単独でしっかりと利益を出して、会社の柱になるように取り組んでいますが、社内の他の事業との関係でいうと、そんな感じです。


--「秘伝の調味料」って、どういうことですか?

うちの会社は情報共有がしっかりされていて、「化粧品事業」のノウハウを、他の事業にもしっかりと活かしています。そのため、マーケティングの現場で「うちの化粧品事業では、このような対応をしています」なんて話から、企画を広げたりもできています。うちが「自社で化粧品事業をやっているから」という理由で、マーケティングの発注をいただくケースも増えてきています。

代理店で、化粧品の企画から販売までゼロからイチを生み出す取り組みをしているところは少ないので、ストロングポイントになっていると思います!

そんな意味で、社内的には隠し味的な「秘伝の調味料」なんです。

「これがないと物足りない」と思われるよう、しっかりとノウハウを共有しています!


--具体的には、どんな部分が広告代理業に役立っていますか?

自分たちで事業をやってみると、WEB広告って本当に事業の中の一部だけだと感じます。

事業者の視点で考えると、ユーザーとブランドの接点って限りなくあるんです。

もちろんWEB広告もその一部ですが、SNSで誰かが投稿してくれたことで初めて知ってくれる人が生まれたり、コスメ系の口コミサイトでの★評価が高くなったことで、知ってもらえるチャンスが高まったり、インフルエンサーが紹介してくれて話題になることもありますし、エステサロンで使ってもらったことがきっかけでリピートしてもらう場合もあります。

そんな、事業者がどんなタイミングでどんなことを気にして、どんな施策を実施しているのか、そしてその施策の反応がどんな感じなのかといった詳細を共有しています。だから、広告代理業でも、クライアントの気持ちがイメージできるようになるのだと思います。

WEB広告だけを受注していたとしても、それを超える範囲の知見を活用してクライアントと会話ができるので、企画の方向性も広がり、より深い議論ができるようになっています。それが結果的に成果となり、クライアントの信頼につながっているようです。

やっぱり、事業者でなければ分からないことは多いので、その知見を持っているマーケターは強いですよね。


■上場して、次にやりたい人の夢を実現したい


--今、化粧品事業の目標は何ですか?

まずはブランドを安定させたいですね。

ようやくクリームの評判が好調になってきたので、来年2023年には化粧水の販売を予定しています。

現在販売方法はECと一部のエステ店だけなのですが、来年は卸売りを使っていろいろな店舗で扱ってもらえるようにしたいですね。これまで、デジタルマーケティングの知見はありましたが、店舗販売の知見も身に着けば、広告代理業にも活かしていけますし、デジタルではなくリアルな接客から、お客様のニーズを拾い上げて、よりお客様のニーズに適した商品にブラッシュアップしていくこともやりたいです。


--3年後の夢は何ですか?

橋本も言っていたと思いますが、まずは上場ですね。

そのためには今、上場に必要な売り上げの確保や、各種社内規定作りをやっていかなければならないですね。

上場して会社として使える予算が増えれば、私のようにやりたい事業をやれるチャンスが増えていきます。やりたい事業のアイディアがある社員が新しいことにチャレンジして、その知見を社内で活かして、他の事業にもプラスの効果を生めると考えています。

結局、「社員が自分の夢を叶えることが、会社のためにもなる」という発想が、GROWTHらしさだと思うんですね。

私は、やりたかった化粧品事業を立ち上げてきたので、次はまた別の誰かが夢を叶えればいいと思います。


■自分が、女性のキャリアアップのロールモデルになれるようにしたい!

--森田さんは、GROWTHをどんな会社にしたいですか?

そうですね、私はやっぱり女性なので、女性が働きやすい環境を整えていきたいですね。

正直、まだまだ日本のビジネスの世界は、男性のほうがビジネスしやすいと思うんです。

将来結婚して出産したとしたら、やはり家庭のための時間も必要になるでしょうから、何でも男性と同じようにはできないと思います。

でも、私も事業責任者として化粧品事業をゼロから立ち上げて、成長させてきています。

この経験が、「働く女性のキャリアップのロールモデル」として活かせるようになりたいと考えています。


--お~、なんか同じ会社の女性として誇りに思いますね。私も見習います!

森田さんは、どんな人にGROWTHへ来て欲しいですか?

自分を客観視できて、固定概念が捨てられて、何でも楽しめる人ですかね。

今時代が大きく変化しているので、私たちより上の世代は価値観の変化に対応するのが大変だと思うんですね。でも、私たちも次はそういう環境になる可能性があります。

だから、客観的に自分を見て、時代の変化に対応するため固定概念を捨てることが大切だと思っています。そして、どんなことでも楽しめることって、意外と重要だと思うんです。

化粧品事業などは、さまざまな業務があるので、得意不得意や好き嫌いも出てくると思います。でも、そのいろいろな仕事にチャレンジしてみて、その中から楽しさを見出せる人って、必ず成長すると思うんです。

GROWTHは、いろいろなチャレンジができるからこそ、その中から楽しさを見つけて、自分も事業も成長できるのだと思います。そんな環境にできたら、みんな幸せだと思うので、いろいろなことを楽しみながらチャレンジして欲しいと思っています。

ぜひ、自分の夢を実現したい、いろいろなことにチャレンジして成長したいと思う人は、気軽に話を聞きにきていただきたいと思います。


--私も人事として、そんなかっこいいこと言えるように、いろんなことにチャレンジします!
本日は、ありがとうございました。


最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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いろいろな夢や希望を持った方と出会えることを楽しみにしています!


=== 森田ちふみプロフィール ===

1996年生まれ 株式会社GROWTH取締役(兼化粧品事業責任者)

新卒でWEB広告の代理店、株式会社OPTに入社。化粧品メインのWEBコンサルタントとして経験を積む。またWEBコンサルタントとして「新人賞」や「準MVP」などの社内表彰も数多く受賞。
その後はフリーランスとしてWEBコンサルティング業務に従事。フリーランス時代は化粧品の枠にとらわれず、様々な業種のWEBコンサルティングを担当。
その後、代表の橋本と株式会社GROWTHを設立、現在に至る。

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