こんにちは!ちょっと人事、ライター担当の橋爪です(自称)。
好評の社員インタビュー第四弾!(好評ですよね?ねっ?)
今回は2011年に新卒でgroovesに入社した赤川にインタビュー!営業、マーケティングの立ち上げ、プロダクトマネージャーとキャリアの幅を広げ、現在Forkwell事業部の事業部長を務めている彼が、学生時代どのように考えgroovesを選び、今後どうなっていきたいかを聞いてみました。
リクナビやマイナビに載っていない会社に入りたくて、小さい会社にばかりエントリーしていた
大学院では材料工学の研究をしていました。研究はすごく楽しかったものの、周りの人間は締め切りまでに相応のアウトプットを出せる秀才ばかりでした。この人たちと社会で横並びで勝負しても勝てないし、勝ちたいとも思えなくて、、、。私は彼らほど優秀ではないですが、リスクをとれるし根拠のない自信もあったので、同学年が大手メーカーにエントリーしているのを横目に、リクナビやマイナビに載ってない会社を探していました。何言ってるの?って思われるかもしれませんが(笑)、就活生が使っている求人メディアには掲載していない、知名度の低い会社に入って「自分がその会社を大きくした」と言いたかったんですよ。事業の根幹に入って強い意思決定ができる人になりたくて、役員になりたいですと言って面接も受けていましたね。しかし、小さい会社を片っ端から受けてもピンとくる会社はほとんど無くて、、、。かといって大きい会社の選考はつまらないくせに長くて、途中で辞退していました。
企業理念に共感ができて、無名の会社で、大好きなインターネット事業を営んでいる会社がいい。そう思っている時に出会ったのがgroovesでした。
「厳しいところに行け」就活氷河期だからこそあえて茨の道を進みたかった僕にアドバイスをくれたのがgroovesだった
groovesは、就活時代に出会った友人から「面白い会社がある」と教えてもらいました。希望通りの就活サイトには載っていない、インターネットの会社だったので、すぐさまコーポレートサイトから直接エントリーをしました。一次面接から代表の池見さんが出てきたのですが、池見さんってあの調子で関西弁のマシンガントークじゃないですか(笑)。よく話す上に、質問しても質問しても「他には?他には?」とどんどん次の問いを要求され、負けじとガンガン質問したのを憶えています。あんなパワフルで盛り上がった面接は他にはありませんでした。次の面接で、取締役の大畑さんが出てきた時に「就職氷河期の我々学生にアドバイスするなら何でしょうか?」と聞いてみたんですよ。そしたら、大畑さんは迷わず「厳しいところに行け」と答えたんです。その時、「ここだな」と決意しました。
2009〜10年は就活が難しい時代といわれていました。当時それでもあえてその言葉をかけてくれた大畑さんと印象的な面接をしてくれた池見さんに惹かれたこと、そして何より『より良い未来への「きっかけ」を提供すること』という企業理念に共感し、groovesに入社することにしました。余談ですが、当時私にgroovesをすすめてくれた友人は、groovesの内定を蹴って地方のベンチャーに就職したのですが、実は今、grooves の地方創生の担当として一緒に仕事をしています。ご縁ってすごいですね。
仕事の責任範囲が広がるから、先輩の退職はチャンスだと思った
入社後はクラウドエージェント事業部にて法人営業の担当になりました。ところが、右も左も分からないままテレアポ・営業同行等の基礎を学んでいた矢先に、先輩社員が数名立て続けに退職することになったんです。今だからこそ言えるのですが、その時実は不安よりも先に「やった!」って思ったんですよね。それは先輩が嫌いだったからでは決してなくて(笑)、上がいなくなると自然に責任範囲が大きくなるし、これまでだとやらせてもらえなかった仕事を勝手に拾うことができるんです。だから昇進などのステップを踏む前に仕事の幅が広がって、成長機会が増えるのが嬉しかったんですよね。当時、最短で昇格できたのは誰もやっていなかった仕事を進んでやったり挑戦し続けた結果だった思います。いざ役職に就いてからは、全く実績が出なくてかなり迷惑をかけたんですけどね(笑)。
実績が出せずリーダーを降ろされたこともありましたが、それでもチャンスがあればいつでも手を挙げるようにしていましたね。以前、あるサービスのマーケティング部門の立ち上げを任されたのですが、広告費を数百万円もかけたのに全く成果を出すことができなかったことがあったんです。この規模の会社ではかなりの損失だったはずなのに、よくこの会社にいさせてもらえてるなと思います。チャレンジに失敗しても、また次の機会をもらえるのは本当にありがたいですし、チャレンジさせ続けてくれるこの環境がなければ、今の私はないと思います。
足りないものを考え、補う努力をしていったら事業部長になっていた
ちょうど2年前「やってみろ」と言われ、Forkwell事業部のプロダクトマネージャーに就任することになりました。しかもピープルマネジメントまでセットになっており、、、とにかくエンジニアを理解しようとめちゃくちゃ努力しました。エンジニアにどの本を読むべきかを聞き、手当たり次第に読みましたし、より理解を深めるためにすすめられたアニメも一通り、20クール以上は観ました(真顔)。
マネージャーとしてやったことの一つは、ビジネスサイドとエンジニアサイドの価値観を揃えたこと。当時、営業は数字・利益を出すことが一番という価値観で、エンジニアは自分たちがつくったものでユーザーに喜んでもらいたいという価値観で、会話が噛み合っていませんでした。でもそれって裏側では繋がっているんですよ。だから「ユーザーに価値あるものを届けて利益に繋げよう」と両サイドに伝え続けたので、今は両サイドにこの考えが浸透しています。
今年の春再び転機が訪れ、Forkwell の事業部長代理に就任しました。エンジニア・マーケだけでなくビジネスサイドもみることになり、自分の影響範囲が広がることに。コントロールできるレバーが倍になりやりがいもある分、事業部の責任者としての重責を感じています。気がつけばどんどん役割が変わり、9月から事業部長に就任しましたが、そうやって変化が訪れるたびに、その役割に対して自分の足りないものはどんどん補い、常に自分自身をアップデートし続けています。それは事業部長になった今でももちろん続けていて、事業部長として自分に足りないスキルを身につけるために目下勉強中です。
組織として成功したいからこそ、自身のマネジメントはメンバーに評価してもらう
私は「チーム」というものが好きで、特に今のチームは大好きなんです。個人で成功するより組織で成功したい性だからなのか、起業したいって気持ちはそんなに強くないんですよ。一方で、ユーザーはもちろんチームのためにも、私がもっと成長しなければならないとは常日頃思っています。事業部長には上司らしい上司がいないので、誰も手厳しい指摘をしてくれません。そこで、メンバーに向けて私の立ち居振る舞いに関するアンケートに協力してもらい自分の改善ポイントを洗い出すことを不定期にしています。メンバーに自分のことを評価してもらうのはとても怖いのですが、こうすることで事業部長として何をすべきで、何をすべきじゃないかが見えてきました。例えば就任したばかりの頃、マイクロマネジメントしすぎといったフィードバックがあり、大役を任された焦りがそのままメンバーへの関わりにつながっていることに気付かされました。こういったアンケートは、自分に必要なスキルが明確になるのでマネジメントをする人にはオススメですよ。
まだ3合目。プロダクトもスタート地点。自分でこの会社を大きくしたと言えるまで走り続けたい
いつどうなるか分からないサービスだった頃に参画し、新サービスが徐々に軌道に乗り始め、ようやく自信を持ってユーザーに価値を届けられるプロダクトになってきました。ここがスタート地点だと思っているし、これからも「Forkwell」を大きくしたいし、日本のエンジニアが当たり前に使うサービスにしていきたい。そしてゆくゆくは新しいプロダクトの立ち上げもどんどんやっていきたいですね!
自分で会社を大きくしたいと思って入社しましたが、まだ3合目です。いたらないことばかりで、メンバーに迷惑をかけっぱなしだし、まだまだやれることだらけで課題は山積みです。転職ですか?職を扱うサービスに携わっていながらあれですが、まだ他の企業に興味が湧かないんですよね(笑)。社内でいろんなことに携われているので、社内転職しているようなものですし、、、。とにかく自分でこの会社を大きくしたと言えるまでは、まだまだ走り続けたいですね。
groovesでは彼のように会社を自分が大きくしたいと思っている、野心溢れる学生を募集しています。
ご興味をお持ちの方はぜひ一度オフィスに遊びに来てみませんか?