はじめまして!株式会社グルーヴスのデザイン戦略チームでプロダクトデザイナーをしていますペイカです!
私の所属している「デザイン戦略チーム」ですが、実は9月に発足したばかりのチームです。
今日はこのデザイン戦略チームが誕生した理由や、チームが出来たことによる変化についてご紹介していきたいと思います。
目次
- なぜデザイン戦略チームが出来たのか
- デザイン戦略チームのコンセプト
- デザイン戦略チームが出来て変化したこと
なぜデザイン戦略チームが出来たのか?
きっかけ
チーム以前に、まずデザインそのものの価値が浸透したきっかけとして、UXを大切にする1人のデザイナーの存在がありました。
積極的にユーザーの声を聞き、上流からユーザー体験を作っていく姿勢は、会社に影響を与え、デザインの価値が社内・経営陣・代表に伝わっていきました。
なぜ ”チーム” を作ったのか
きっかけとなったデザイナーの次に3名のデザイナーが加わり、現在グルーヴスには4人のデザイナーが在籍しています。(メンバーについて詳しく知りたい方はコチラ)
せっかく4人に増えたのに、バラバラに動いてしまってはチカラが分散してしまいますよね。ここは一致団結して、デザイナー全員が同じ方向を向いて軸の定まった行動をすれば、デザインの価値を最大限発揮できるはず!
こうして4人のデザイナーは「個」ではなく「集」として、チームになっていきました。
4人のデザイナーチームが出来ましたが、チームを作っただけでは組織の中でデザインを機能させることはできません。機能させる仕組みとして、次に体制作りが必要です。
社内にチームの存在意義を認知してもらえるよう、まずはチーム名から考えました。タイトルに答えを書いてしまいましたが、名前は「デザイン戦略チーム」。
戦略レベルから関わって価値提供したいという想いから、そう名付けました。
デザイン戦略チームのコンセプト
次に必要なものは、チームのビジョンでした。
グルーヴスではビジョンのことを北極星(目指すべき指針)に例えます。チームで同じ目的に向かって未来をイメージしながらデザインの価値を提供できる状態になるため、北極星(目指すべき共通の行き先)となるビジョンを定めました。
チームビジョンの作り方
チームビジョンはワークショップで考えていきました。キーワードを集めて分類し、デザイン戦略チームが何を実現したいのか?何を大切にしたいのか?そんな話をしていると、方向性がだんだんと見えてきてテンションがあがります!
ビジョンはシンプルで伝わりやすいものにしたかったのですが、想いが強すぎて、伝えたいことが多すぎて、難しい、、、なので必殺技で解決しました!(後述)
決定したチームビジョン
このビジョンには以下の想いを込めています。
- グルーヴスの「はたらくヒトと、未来を拓く。」というビジョンを、デザインのチカラで実現に導きたい
- 「はたらくヒト」には社員全員も含まれており、デザイン戦略チームが他の部署やチームと共に、未来を拓く、という意味も込めている
あれ?シンプルですね。ワークショップの付箋に書かれた沢山の想いはどこへいったのでしょうか?
実は「デザイン」についた「*」アスタリスクに込められています。
このアスタリスク(小さな星)は、5つのコアバリューを意味しています。
ビジョンにコアバリューを含めた理由はシンプルです。デザインには色々な意味があるから。デザインを、単純に見た目の良さだと捉える人も、全ての顧客体験だと捉える人もいます。
デザイン戦略チームの考えるデザインとは何で、デザインの何を大切にすべきかを明確に示すため、コアバリューを定めました。私たちは「デザイン*で、はたらくヒトと、未来を拓く。」というビジョンを掲げながら、5つのコアバリューを軸に、普段の業務にあたっています。
デザイン戦略チームが出来て変化したこと
デザイン戦略チームは、2020年9月の全社キックオフで誕生を宣言しました。キックオフはオンラインで開催したのですが、デザイン戦略チームの誕生を伝える場面では盛大に盛り上がり、社内から熱い視線を浴びながら走り出しました!
デザイナーは以前、プロダクトデザインの傍ら、バナーなどのコミュニケーションデザインを社内受注して制作していましたが、誕生宣言のあとは「デザイン戦略チーム」の名前通り、戦略フェーズからデザインの価値提供ができるようになりました。
ここからはコアバリューをベースに、デザイン戦略チームが誕生してどのような変化があったか、具体的にご紹介します。
お客様の声にならないホンネ(インサイト)を探り、UXを向上させるため、積極的にユーザーヒアリングに出向いています。営業担当とお客様のオンライン会議に同席し、直接お話を伺う時間をいただいています。ヒアリングの内容は分析し、仮説検証や戦略に活かします。
本質的な価値を追求するためには、デザイナーが上流から戦略に関わる必要があると考え、2つのことを実践しました。くわしくはコチラの記事をご覧ください!
デザイン戦略チームがデザインでどのような効果を発揮できるか社内に示したことで、各方面から構想段階のご相談が増えました。
「新しい事業(特に事業名)を一緒に考えて!」というご相談があれば、どのような構想があるか起案者にヒアリングし、実際の顧客ニーズを探り、どのような内容が刺さるか、ビジネスチームと協力して考えています。
グルーヴスのビジョン「はたらくヒトと、未来を拓く。」を社内に浸透させるべく、社員全員参加のワークショップなどの施策を、積極的にリードして開催しています。
また、VI(ビジュアルアイデンティティ)マニュアルを制作し、コーポレートブランドを可視化したロゴ・カラー・フォントなどをルール化する取り組みをしています。
1ヶ月に1度、デザイナー4人でアウトプット共有会というものを開催しています。1ヶ月の活動を振り返りながら、学んだことや改善したいことを話し合っています。日頃の業務改善から組織改善まで、話題は多岐にわたります。良いアイデアは経営陣や事業責任者に相談する機会もあります。
デザイン戦略チームが誕生してから3ヶ月、既にこんなに沢山の変化が生まれています。これからもデザイン戦略チームはもっともっと進化していくので、期待しながら見守っていただけると嬉しいです!
最後に、私たちグルーヴスのデザイン戦略チームでは、チームビジョンである「デザイン*で、はたらくヒトと、未来を拓く。」を一緒に実現できる仲間を探しています!
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