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自分の子どもに働きやすい社会を残して死にたい、転職の先に行き着いた答えとは。

groovesの中の人を紹介する社員インタビュー企画の続編!

前回の根来さんに続き、2019年4月にgroovesに入社し、経営企画室で事業推進を行っている「関さん」にお話を伺いました。

ご自身のことを”クレイジー”とおっしゃる関さんが、これまでどのような経験を経てgroovesにジョインしたのか。そして、groovesでどんなことを成し遂げたいのか、インタビューしました。

社内の受賞歴を総なめにした、野村證券時代

大学は、早稲田の政治経済学部でした。高校までずっと理系だったこともあり、数学と親和性の高いミクロ経済学、金融工学や統計学を好んで学んでいました。もっとも、ゼミは数学と関係ない人事系の人的資源管理を研究するゼミに入りましたし、飲み会ばかりやってた記憶がありますが。1日のアルコール摂取の限界値があるのだと、ゼミで学びました(笑)。スピリタスのショット一気飲みは、いい思い出です。

大学3年になってインターンが始まるんですけど、僕は結構ミーハーなので、待遇のいいところに行きたいなと思って外資系金融にインターンに入りました。

ただ、2007年頃の外資系金融ってイケイケで、ちょっと日本の金融をバカにしてる感じがあったんですね。それが日本人として少し悔しくて、「金融に行くなら日系がいい」と思って。実際は、インターン参加者の頭が良すぎて、私はここで競争してはまずいと思ったのが本心です。

就職の際は何社か内定をいただいて、野村證券を選びました。野村證券のリテール営業は、厳しいというイメージがあったので。最初にそれを経験しておけば、いずれ独立したときに武器になると思ったんです。

野村證券では、利益ベースで月に1,500万円を挙げました。当時の同期の営業マンの目標値が500万円ぐらいなので、約3倍ですね。社内の受賞歴もだいたい総なめにしましたね、CEOから表彰をもらったり。

それが実現できた要因としては二つあって、一つは新規開拓をやり続けたこと。会社は最初からお客さんをもらえないので、新規開拓を続ける必要があるんですが、皆100人ぐらいで止めちゃうんです。心を病むことも多いからですね。でも僕は止めないで、新規開拓を続けたのが一つです。

もう一つは、いろいろな商品を自ら学んで提案したこと。株・債券・投資信託だけでなく、オペレーティング・リース、デリバティブ、不動産、事業承継とか、いろいろ手を出したんです。

なぜかというと、不動産とか事業承継とかオペレーティング・リースとかは、本社の人を使えば勝手に本社が営業してくれるんです。結果、僕のところで勝手に収益が生まれる構造になる。プロダクトポートフォリオみたいな形で、うまくやった結果だと思います。


転職理由はやりたいことが目の前にあったから

野村證券の後は、KPMG税理士法人に入社しました。特に野村證券がイヤだったわけではなく、やりたいことが目の前にあったから、という感じでしたね。今でも、野村證券の方々と飲みに行きますし。

野村證券で3年目のとき、ロンドンに行く機会がありまして。そこでデリバティブやオプションプライシングを勉強する機会があり、すごく刺激をもらったんです。

4年目に日本に帰ってきたんですが、そのタイミングでKPMG税理士法人から「オプションプライシングや企業のバリュエーション系のジョブがある」というお話をもらったんです。ちょうどオプション商品に興味があったので、「じゃあ行きます」と返事しました。

KPMGでは、企業のバリュエーション、無形資産評価やオプションプライシングに従事しました。周囲の人たちは、みな優秀で刺激的でしたね。KPMGの方々とも、数ヶ月に1回のペースで飲みに行っていますね。

夜中の4時まで仕事をしていたデロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー時代

そこからKPMG税理士法人からデロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリーに転職しました。今から5年くらい前ですね。ここの在籍期間が、一番長かったかな。一番苦労して、鍛えられました。

主にプレM&A戦略、BDD、ITDD、PMIに従事していました。当時の上司は、めっちゃ厳しかったです。毎日、Excelでの数値分析とPPTの資料作成に追われて、夜中の4時まで仕事してました(笑)。最初は全然仕事ができなくて、かなり苦労したんですが、上司が鍛えてくれたおかげで、最後の方はクライアントから褒められることも多くなりました。周りからはガッツのある奴だな、と思われていましたね。

ただ、世の中が働き方改革の流れになり、コンサル業界にも波及して来て、モーレツに働く環境ではなくなってきたので、どこか物足りなさを感じ始めていました。面白いことないかなーと考え始めて、転職する意向が強くなりました。資料作成のみをすることに飽きてきたって理由もありますね。


やりたいことは、地方創生なんです

そのあとベンチャー企業を一社を挟んでgroovesにジョインしました。

その時の転職の軸として「金融×テック」「医療×テック」「人材×テック」などを考えていて。その中で、ベンチャーで裁量を持てるところにしたいと思っていたタイミングでお話をいただき、僕のやりたいところに近いなと思って。

僕がやりたいのは、地方創生なんですね。東京から地方へという流れを作っていきたい、これは選考を受ける前から思っていました。実際に選考を受ける過程で東京からローカルへ、地方創生、ワークシフトインフラという話が出てきて、すごく共感したんです。

今後、人生百年時代を生きていく中で、仕事も働き方も変わっていく。自分の子どもに、働きやすい社会を残して死にたいと思っていて。そういう話を代表の池見さんが話していて、ビジョンがとても似ていると思ったんです。

groovesに入社してみて良い意味でギャップがあったのは、伸びしろの多さですね。僕は根来さんという経営企画のメンバーと同じタイミングに入社をしたのですが、苦手な部分を彼が全部補ってくれている関係性ができているんです。

僕1人だとここから伸ばしていくのは無理だと思ったのですが、足りない部分をを根来さんがきっちりやってくれている。人材の会社なので、さすが人をよく見て採用しているなと感じています。

現在の業務は、経営企画としてファイナンスや事業提携などの業務だけでなく、セールスチームのマネージメントも担当してます。実際にかなり現場に出まくってますね。セールスは、かなり野村證券時代のノウハウがいきています。これまでテレアポやナーチャリングの文化があまりなかったので、そういった文化をどんどん醸成していきました。

今後やりたいこととしては、60歳になったら世界一周旅行をしたいということですね(笑)。

仕事においてはこれまで金融に関わることが多かったので、地銀さんとの連携をもっと強めていきたいです。地方創生のためには、地銀さんのチカラが必要不可欠ですから。池見さんはそのあたりの連携を強めてアセットを作ってくれているので、うまく使いながら地方創生に絡めていけたらと思っています。


groovesでは関さんをはじめ、事業会社の経営企画、人材紹介会社、コンサルティングファーム出身者など様々なバックグラウンドのメンバーが集まってきています。そんなメンバーと一緒に今後の会社の成長を創っていける仲間を募集しています!

ぜひ、関さんのような”クレイジー”な方のエントリーお待ちしています。

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