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ワンオペ子育てと両立しながら挑戦し続けられる理由

2021年10月にカメラブへ入社した小菅さん(30)は、現在事業開発部で撮影方法が学べる動画コンテンツの作成やアライアンス業務サポートをしています。

小学1年生になるお子さんを育てながら積極的に仕事に取り組む小菅さんに、子育てと仕事を両立する仕事術や、前向きに挑戦し続けられる理由を伺います。

「楽しく働ける環境」は「厳しい環境」から生まれる

-小菅さんのファーストキャリアについて教えてください。

大学卒業後に地方銀行に就職し、テレフォンアポイントメントやATMで来店されるお客様に金融商品の案内をしていました。時間や関心がない方に対して営業活動を行うので、限られた時間であってもお客様に寄り添う力が付いたと思います。営業活動に奔走して自分でもかなり努力をしたと言えるほどやりきりました。表彰いただき会社からも認めてもらい、やりがいを感じていました。

-就職時はプッシュ型の営業だと知って入社したのですか。

はい、あえて営業に力を入れている組織に入りました。銀行というと窓口業務を想像される方が多いのですが、私が入社した銀行は成果が問われるプッシュ型の営業をメインにおこなっていました。

挑戦ができる環境を選んだきっかけは、就職活動中に行う自己分析です。「どうしたら楽しく働けるか」を考えたときに、厳しい環境で得られる達成感や成果に、喜びややりがいを感じるのだと気が付きました。

大学時代に某シアトル系カフェチェーン店で働いていたのですが、その店舗は海外の方々が日々訪れていました。英語が全くできなかった私は独学で勉強を重ねました。少しずつ接客ができるようになって海外のお客様にも喜んでもらえた経験は、キャリア形成に大きく影響していると思います。

自分の能力に制限をつけずに成長したい。そう考えている自分にとって売上目標がある組織は成長を実感できる環境そのものでした。

子育て経験を経て変化する仕事の価値観と課題感

-カメラブに入社するまでのお話しを聞かせてください。

退職後2年半は子育てに専念し、2社目の会社では4年ほどカスタマーサポートとして働きました。いつでも「自分の能力に制限を付けない」価値観は大切にしていますが、ライフステージの変化や働いていくなかで、「自分の好きなことを仕事にして挑戦を続けたい」と思うようになりました。

好きなことを考えて最初に思いついたのがカメラでした。カメラに興味を持ったきっかけは息子の運動会です。遠くにいる息子をスマートフォンで拡大しながら撮影したのですが、画像が荒く、大切な一瞬を逃したような気分になりました。そこで、すぐに一眼レフカメラを購入して独学で撮影を学びはじめました。色々なサイトを見たのですが、一番分かりやすかったのが「GOOPASS MAGAZINE」でした。シャッタースピードを学ぶと初心者でも思い出に残る写真が撮れるので、自分で撮影した写真に感動したのを覚えています。

見返す度にいい写真だな、表情がスマホとは全然違うなと思います。そんな経験があったのでWantedlyで「カメラ」と検索してカメラブに出会ったときに「GOOPASS MAGAZINEの会社だ」とご縁を感じました。撮影体験を通じて「好きに夢中になれる機会を支え、誰かの喜びと生きがいをつくる」というビジョンにも深く共感しました。

-カメラブに入社後はどのような仕事をしていますか。

入社当初は営業サポートで数字管理をしていました。現在は事業開発部のアライアンス業務で「GOOPASS GO」のディレクション業務に携わっています。「GOOPASS GO」は撮影手法を分かりやすく解説する動画など、思い出つくりをサポートするサービスを提供しています。私は解説動画において撮影に立ち合い、スムーズな進行になるようアシストしたり、納品物のクオリティ確認をしたりと、ユーザーが楽しみながら分かりやすく学べるコンテンツ作成をしています。

-小菅さんは入社当時からの成長がめざましいとチームメンバーからの評価がありました。

入社当時はサポ―トしてもらってばかりだったので、成長しているとしたらチームメンバーのおかげです。今は課題に対して仮説を元に対処できるようになったのと、アクシデントを予見する習慣はチームメンバーから学ばせてもらいました。

上司である金子さんは案件のすすめかた、マネジメントに長けていますし、他部署への配慮などマネしたいところばかりです。部門長の荻野さんも、部長でありプレーヤーなので指示が的確で腹落ちした状態で仕事ができるので恵まれた環境だなと思っています。

仕事を意欲的に取り組むための秘訣

-子育てをしながら裁量のある仕事に取り組むのは大変なこともありそうですね。

私はワンオペで子育てをしているので、最初はどうしたらよいか分からずチーム長に助けてもらいっぱなしでした。今でも頭がパンクしそうになる前にチーム長に相談をして優先順位の確認などすり合わせをさせてもらいます。30分話すだけでまったく心持ちが変わるんです。

-子育てと仕事を両立するコツはありますか。

とにかく切りかえを大切にしています。毎日終わらせる仕事をチーム長にコミットして、早朝にタスクを終わらせるように工夫しています。業務終了前には自分の状況を客観視する時間をつくって、終業後はスラックを見ないように切り替えています。同居している母親が介護をしている関係で予定通りにいかないこともありますが、今はとても充実しています。休みの日も意識的に切り替えて、カメラをもって子どもと出かけたり、ゆっくり映画を見たりと英気を養っています。

-今後の目標について教えてください。

有名大学や大手企業とのアライアンス業務やコンテンツ制作のディレクションなど、任せていただける仕事が増えると同時に楽しさを感じるので、今後は1人で一からプロジェクト管理できるようになっていきたいです。チーム長や部門長の負担を少しでも減らしてチームの目標に近づけるようにチームビルディングやマネジメント管理もサポートできるようになるのが目標ですね。カメラの知識も深めながらユーザーの方とも関わるなど、できることが沢山ありそうなので今後も楽しみです。

プライベートと仕事のメリハリをつけながら、趣味であるカメラ知識を深めている小菅さんは、チームメンバーからも「なんでも吸収する素直さと積極性に加えて、敵をつくらない関係構築能力がある」と評価を受けている通り、インタビュー中も明るさと気遣いに溢れていました。

「自身の成長を通じてチームメンバーに貢献しながらユーザーに価値提供をしていきたい」そのように語る小菅さんは、楽しみながら挑戦を続ける、まさにカメラブのバリュー(まずは楽しもう、チームカメラブ、大きく描こう、とにかく進もう、ユーザーとともに……そして、最高の価値を届けよう。)を体現する人そのものです。

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