【メンバーインタビュー】 オペレーション事業部 | もっと、人として誰かのために。〜スピード感 × 納得感をもって新事業を動かす〜
ハプティック・グッドルームで働く人々は、社員からバイトさんまで総勢100人以上!お部屋探しからお部屋のリノベーション施工、シェアオフィスの運営や自社メディア運用まで、一人ひとりが多岐に渡って色いろな仕事をしています。そんなハプティック・グッドルームの中の人。今日は2019年4月に中途入社し、オペレーション事業部運営のシェアオフィスでコミュニティマネージャーを務める叶田みなみに話を聞いてきました!
叶田 みなみ
2019年入社 法政大学卒業 前職はアパレル企業で店舗管理業務や人事新卒採用として12年間勤務。2019年4月に中途入社後はオペレーション事業部にて、シェアオフィスやマンスリーマンションの運営などの新事業に携わる。...将来の夢は小料理屋さん!
人としてもっと成長したいから。自分自身の生活にも関わる仕事を
- まさに今年度、中途で入った叶田。前職はアパレル企業だったんですね。一見畑違いのようにも見えますがなぜ転職を考えたのでしょう?
私の中ではそんなに畑違いではないかもしれません。これはそもそも私の「仕事」っていうものへの考え方が根本にある気がします。私は、仕事と私生活を完全に切り分けるというよりもお互いにリンクし合っていると思っているんです。仕事も単に「お金を稼ぐ手段」というよりも、仕事をすることを通して自分の人生をより豊かにしたいという思いながら取り組んでいます。
そして、自分の人生を豊かにできる仕事って何かなーって考えた時、やっぱり自分にとっても必要で身近なもの、衣食住に関わる業界の仕事に就きたいと思うようになりました。
この気持ちは新卒の頃から強かったかなと思います。「衣食住」に関わりたいという気持ちで、新卒の時はアパレル企業を選び、そこで12年間働きました。
前職の12年間は、初めの7年間が販売、後ろ5年間は人事をしていました。販売の時は5店舗をまとめるスーパーバイザーまで経験させてもらえたり、仕事自体はとても楽しかったです。やっぱり12年間も在籍しているととても居心地いいんです笑 やるべきこともわかっているし、仕事も頼みやすい関係性が出来上がっているし、全然不満はなかったです。
ただ最後の5年間は人事として主に新卒の採用に携わっていたんですが、そうすると日々関わるのは10歳離れた子達で。その子たちにとって私は10歳上の先輩でした。
私の説明会や面接を受けて実際に会社に来てくれる子もいて、ありがたいことに「叶田さんみたいになりたいです!」とかって尊敬してくれるんです!とてもありがたいことなんだけど、自分が尊敬される立場になるに連れてこれでいいんだっけ?みたいな疑問が生まれてきちゃいました。この子たちが私のことをみて尊敬してくれているように、私ももっと多くの人と関わらないといけないんじゃないかって。
尊敬されて恥じない為にも、もっとチャレンジして成長したいと思うようになりました。自分ももっと誰かを尊敬できるような環境に身を置かなきゃいけないって。
よくも悪くもここは居心地の良いぬるま湯だなって気づいてしまって、そこからですね、転職活動をはじめたのは。
転職活動のなかで、自分の「好き」を知った
- 転職において大事にしていたことはなんでしょう?
冒頭で話したこととも重なるんですけど、衣食住に関わっていたいという気持ちは変わらずありました。そして12年間「衣」についてやってきたので自然と次は「住」かなと。
次にその中で、職種は?っていう話になると思うんですけど、実は私はじめ、職種に全くこだわりがありませんでした。悪く言えばなんでもいい、最初はブレブレの転職活動だったと思います。
だけど転職活動はすごく楽しかったんです!
実は自分は起業家の方、経営者の方から経営方針や哲学を聞くのが好きだったみたいで。当時は1日に3、4つくらいのアポをとって、面接を受けたりお話を聞いたりしていたんですが、一生これが仕事になればいいのにと思っていました。笑
丁度それに気付いた頃、wantedlyでハプティック・グッドルームのシェアオフィス事業のコミュニティマネージャー職の求人を見かけました。コミュニティマネージャーっていうのは、一般的には組織が円滑に動けるようにサポートする職種です。シェアオフィス事業では、入居者さんと運営チームのコミュニケーションや、時には入居者さん同士のコミュニケーションもサポートなどもしますね。
「シェアオフィスなら起業家の方や、経営者の方と身近に関わり合いながら仕事することができる。」と思い、話を聞いてみることにしました。
誰も悲しむ人がいない事業を、新しい分野で
- コミュニティーマネージャーなら他の会社でも募集があったかと思うのですが...なぜハプティック・グッドルームだったのでしょうか?
たしかにそうですね。笑 大事な部分を忘れていました。
「それが新規事業だったから」というのは大きいかもしれないです。シェアオフィス事業を専門にしている会社ではなくて、今まではリノベーションだったり、生活提案だったり、別の事業を主軸にやってきた会社が初めて立ち上げる事業だったので、「新しいこと」に0→1で挑戦していけるという点で自分自身のもうちょっとチャレンジしたいという気持ちと合致していました。
あと、やっぱり単純にハプティック・グッドルームの企業としての方針というか事業内容に惹かれた面もあります。
この歳になると、もう自分のためだけに頑張るというモチベーションで働けないなあという感覚があるんです。30代入ったくらいからですかね、誰かのため、社会のために頑張りたいというモチベーションが湧いてくるようになりました。そこに、ハプティック・グッドルームの古い空室の物件をリノベーションして生き返らせる、物件がお客様と出会うまで支える。という事業を聞いて、これはオーナさんにとっても入居者さんにとっても、会社にとってもメリットがあって、関わる人に誰も悲しむ人がいない事業だなって思いました。事業に共感をもてたことはとても大きかったです。
そしてそれをさらにオフィスの領域にも広げていっている。シェアオフィス事業はどんな事業になるんだろう、この環境でチャレンジしたいと思いました。
ベンチャーとも言いきれない。難しいフェーズだからこそ活きる経験
- 事業に共感してモチベーションも合致してハプティック・グッドルームに入ったんですね。入ってみて意外だったことってありますか?
もうちょっとベンチャーっぽいかと思いました。笑 というと曖昧かもしれませんが、今のハプティック・グッドルームって会社の成長のフェーズにおいては難しい位置にいると思います。
私が入社したのが2019年の4月なんですけど、ハプティック・グッドルームが上場したちょうど翌月でした。創業10年だけど上場企業でもある。ベンチャー目線も大企業化を見据えた目線も、どちらも必要な難しい時期だと思うんです。具体的に言えば、新しいことには取り組んで行きたいけれど、制度もカルチャーも整ってきているという面があります。承認経路も意外と多かったりして。笑 0→1での創造的な取り組みも求められるけど、同時に1→100という具体的で小さな個別の課題達にも向き合っていかないといけない。どちらの力も求められるフェーズということです。これは私が持っていた「ベンチャー企業に転職!」というイメージからは少しギャップがあったと思います。
だけど、0→1だけでなく1→100も求められることって中途入社の私にとっては楽しみでもあります。
例えば、まっさらな環境があってそこで0→1にしていくのはとても大変で、今ある1も中の人にとっては時間をかけて築いてきた当たり前の1かもしれません。だけど他の場所での経験もある中途の私からすれば、とても伸び代のある1だったりします。この制度こうすればもっといいのに!と思う、自分の外での経験のエッセンスも活かしながら働けることはとってもパワーになっています。
スピード感 × 納得感 提案が実現できる環境で。
- 中途採用だからこそ見える、ハプティック・グッドルームの企業としての強みってなんでしょう?
社内のカルチャーや制度の面でいうと、やりたいと思ったことが実現できる環境ではあると思います。
前の会社は3000人〜4000人規模の大きな会社だったので、役割が固定されてしまっていて自分の力だけで動けない環境でした。一度「新卒採用」と決まったらそれ以外の仕事はできないみたいな。先ほど、承認経路は多いって言ったかと思うんですけど、ハプティック・グッドルームではカルチャー的にみんな新しいことに積極的に取り組む体質があると思います。やりたいと思ったことは実現できる、とも思っています。私は4月に入社したばかりですが、社員同士でスキルを共有し合うスキルアップ研修を企画、提案しました。そして実際に提案した2ヶ月後の10月には実際に開催できました!中途で入ったばかりの私でも、もっとこうすればいいのに!と思ったことを発信すれば受け入れて、実施して、評価してもらえる環境です。私はこれってとても良いカルチャーだと思っています。
▶︎スキル研修当日の様子
あとはやっぱり社会的に意義を感じながら働けるっていうのは大きいです。住居もオフィスも、使われなくて困っている空間を綺麗にリノベーションして再活性化して利用してくださるお客様に届ける。お部屋やオフィスを持つオーナーさんも嬉しいことで、エンドユーザーのお客様も使い勝手よく心地よく使っていただける。それが私たちも嬉しい。とても幸せな仕事だと思っています。
中でも、私が携わっているシェアオフィス事業「goodoffice」の強みは、実はシェアオフィス業界の中では独自の路線を確立し始めているという点かなと思います。
今シェアオフィス事業って二極化してるなって思うんです。例えば、欲しいものは全部揃っていて賃料も高い贅沢なオフィスと、最小限の資材に抑えていて賃料も安い質素なオフィスというように。goodofficeはそのどちらでもなく、良い意味で普通なところがユニークだなと思っています。弊社の代表小倉はこれをよく「四つ星」って表現してるんですけど。必要なものが必要な分量あって、だれもが快適な環境を無理なく利用し続けることができる。
そして、住宅の事業とシェアオフィスの事業を同じ会社が運営してるっていうのも強みだと思います。職場で過ごす時間も家で過ごす時間も私たちがハッピーにしていける。生活提案企業としてなくてはならない企業に。すべての事業において、その理念が貫かれていると感じながら働くことができています。
0→1へ。そしてそれを当たり前のものへ。
- 中途であることを生かして働いている叶田。実際に今関わっているのはどんな業務でしょうか?
私はマンスリーマンションの運営業務と、シェアオフィスの運営業務をしているオペレーション事業部という部署に所属しています。今はシェアオフィスの運営事業の比重を置いて関わっています。
シェアオフィス事業が立ち上がったのは私が入社したのと同時期でした。2019年4月にスタートして、私は入社してから今までの半年の間、何もない状態からそれを標準化していくっていう仕事をやってきました。そして今現在は、その半年かけて標準化してきたものを自分自身で整理している最中です。平たく言えば、シェアオフィス事業の運営ノウハウをマニュアル化しています。
ここも中途の私の経験が生きたところかなと思います。前の企業は3000人〜4000人規模の大きな会社だったので、仕事のやり方で困ることってほとんどありませんでした。必ず、誰がどこで何をやっているか見えるように整備されていて。わからないことがあった時は何のどこを見れば良いか、誰に聞くのが良いかが必ずどこかにまとまっていたんです。これは私にとっては当たり前のことでした。しかしハプティック・グッドルームに入社後は、同じ事業部の中でさえも、どこで誰がどんなことをやっているのかわからないことが多かったんです。質問してもゼロベースで一緒にお話を聞く感じで。
なので今は、組織としての体制面や運営の効率化を考えて私が半年やってきた業務を見える化、マニュアルとして整備するところに注力しています。アルバイトさんも11人に増えて、大所帯にもなってきたので、新しい人が入ってきても自分が入社して困った時と同じようにならないように、一覧化しているところです。
半年かけて築いた「1」を、育ててきた実感。
- ズバリ、叶田の仕事のやりがいは...?
やりがいを感じる瞬間はいっぱいあります!
オフィスの運営が軌道に乗り始めたことは一番嬉しかったかなーと思います。シェアオフィス事業も、始まりたては運営方針も制度も整っておらずで、大変申し訳ないですけれど入居者さんを困惑させてしまうことも多かったんです...。
そこを少しずつ整備して、改善して、半年かけてようやく入居者さんとの信頼関係も築けてきた実感があります。例えば入居者さんの方が、入居者さんの大事な取引先に「ここのgoodofficeいいんですよ」とオススメしてもらえたり。
0から1にしてきたものをようやく少しずつ2とか3とかになってきているということが、日々入居者さんと接することで見えるのでこれがやりがいに繋がっています。ふらっと寄ってくださった方と、受付業務の中でお話しして、実際に契約に繋がることとかもあって。
goodofficeのことなら寝ながらでも喋れると思います。笑
オフィスをもっと自由に。事業の成長を後押しするために。
- 最後に、前職での経験も活かして現在輝いている叶田。今後の展望は?
やっていきたいこととしては、事業でのこと自分自身のことについて2軸がありますね。
まず、事業として目指していることとしては、このgoodooffice事業がベンチャー企業の成長を後押しするような環境になっていけるように、と思っています。そのためにももっと多くの人にgoodofficeを知ってもらいたいですね。
私自身がgoodofficeで仕事をするようになって、「働く場所を選べるっていいな」と思うようになったんです。オフィスで過ごす時間って1日8時間もあって、すごく長いじゃないですか。実はお家と同じくらい「居心地」が求められるものなんじゃないかと思います。今日はこの仕事だからこのオフィスを使おうとか、自由に選択ができて居場所に縛られないというか。そういう選択がもっともっと当たり前にできる社会になったらいい。そういう社会になって、入居者さんの中から「上場しました!」とか、いつかそういう声が聞けるような事業になると良いなと思っています。私はその事業の成長を後押しする存在になれるよう成長しようと思っています。
あと自分のこととしては「衣食住」の最後、私が関わっていない「食」についても考えていることがあって。将来は旦那さんと一緒に小料理屋さんをやりたいなって思っています。笑
叶田のインタビューは以上で終わりです。今ある事業に意味を見出しながら、新しい分野にも挑戦できる。スピード感も納得感も、どちらも感じて働きたいという方。ぜひハプティック・グッドルームで一緒に働きましょう!