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営業からエンジニア採用担当に~突然の転機が生んだキャリアの展望とは?

みなさんこんにちは!GMOリサーチの中村です。
以前、弊社で社内転職を経験している仲間を紹介しましたが、今回も社内転職に関するインタビューです!
※社内転職に関する記事はこちら↓
社内異動を3度経験。必要とされる場所で常に挑戦し続けるベテラン社員の体験談を聞いてみた
開発エンジニアからインフラエンジニアに社内転職した話

今回は最近、営業部からグローバルシステム本部に異動してきた、水上さんのインタビュー!
GMOリサーチ新卒入社で4年目の彼女は、23年4月から急遽エンジニア採用担当者に。
その背景や彼女の思い描く将来像について聞いてきました!

自己紹介

  • 名前:水上さん
  • 所属:グローバルシステム本部・CTO室・CTO課
  • 趣味:アイドル鑑賞

経歴

事業開発本部営業開発課(MR課)に新卒1年目から3年目まで在籍。主に法人営業を担当し、23年1月からはGMOリサーチの新サービス「GMO Ask」を担当。23年4月からグローバルシステム本部CTO室に所属することになり、主にエンジニア採用とCTO補佐業務を担当しています。

―営業部の時は主にどんな仕事を行っていましたか?

私は主に既存クライアントから、アンケート調査案件の依頼が来次第、その案件の詳細をヒアリングし、社内で運用を行っていくという業務を担当していました。
既存のクライアントに関しては、先方の経営方針などに考慮しながら、成長したいと考えている方向にアプローチできる提案を行い、クライアントの年間成長目標に向けて注力していました。

営業からシステム部に移動することになった背景を教えてください

いつも通り営業の仕事をしていたら、急に安藤CTOから「時間良いですか?」と声をかけられ、急遽ミーティングをすることになり、「システム部の採用担当とCTO補佐業務をやりませんか?」と言われました笑
突然のことだったので状況が飲み込めずとても混乱しましたし、「GMOAsk」の営業担当としてイベントやセミナーの内容も決まっていたので、とりあえず「2日だけ待ってください」と伝えたことを覚えています。

―どのような流れから水上さんにその話が回ってきたんですか?

私が新卒としてGMOリサーチに入社する際、関わって下さった人事の方を見て、入社当時から人事部に行きたいという気持ちがありました。私がGMOリサーチに入社した理由も、人事の方に魅力を感じたからです。

GMOリサーチの人事の方は新卒の将来を一緒に考えてくれて、1人1人に寄り添ってくれる印象が非常に強く、過去の記事でもみなさん口をそろえて「GMOリサーチは良い人が多い」と言っていますが、本当にそうだと思います。

その思いがずっと残っていたこともあり、入社2年目頃から人事部に行きたいということを上長に伝えていました。しかし、タイミングの関係から人事部への異動は難しいと言われていたので半ば諦めていたのですが、急にグローバルシステム本部のエンジニア採用担当の話が降ってきたので、今このポジションにいるというのが背景です。

もちろん、異動の話が出た後すぐに営業部の上長と話し合いました。その際、上長から「自分のキャリアのことだから、水上のやりたいようにやっていいよ」と言っていただけたおかげで、結果的にシステム部に異動することとなりました。

―会社の人事担当を目指されていたとのことですが、システム部で配属の採用担当というポジションに対してどう思いましたか?

最初は不安しかありませんでした。
営業担当だった私はシステム部のエンジニアと接点がほぼありませんでしたし、尚且つ私自身が非エンジニアなので、仕事がつとまるかな?と思っていました。

正直、私の中のイメージではエンジニア採用は、エンジニアしか分からない領域だと思っていたので、本当に自分で良いのか?という気持ちがありました。

ただ、私の将来のキャリアプランを考えたとき、人事部に異動したいと思っているからこそ、システム部での経験や内部理解こそ大事だなと考えるようになりました。

その理由は、元々営業部の採用などに携われればいいなと思い人事部への異動を志望していたのですが、それに加えエンジニア採用のスキルを身につければ、複数部署の内部情勢や採用のペルソナを理解している採用担当になれると思ったからです。

実際に、採用担当者と候補者の受け入れ部署が違っていると、現場の求めている人物像とは違った方の採用に繋がり、お互いにミスマッチを引き起こす可能性があります。
そうならないためにも、複数部署での経験は非常に価値があると思いましたし、結果的に会社としても大きな存在になれるのではないかなと考えたので、システム部に異動することを決めました。

営業のスキルが活かされていると思うポイントはありますか?

「コミュニケーション力」「傾聴力」「調整スキル」が活かせていると思います。

エンジニア採用において私は「経営層の意向と現場レベルの要望の折衷案を出すこと」「採用市場の動向を見ること」「人事的な立場の考えをもつこと」「マネジメント層の気持ちを言語化すること」という4つの観点が大切だと考えており、その中から一番ベストな回答を出すことが重要だと思っています。

営業で培ったスキルのおかげで、会話の中からある程度相手の気持ちを察する力がつき、現場やマネジメント層へのヒアリングや対エージェントへの説明、弊社が求める情報を入手するための話し方ができているのではないかなと考えます。

エンジニアでなくとも、採用に関して自分の持っている力を活かせる場所があることに気づいたので、試行錯誤しながら頑張っている最中です。

営業部とシステム部の違いを教えてください

業務の違いとしては社外向けか社内向けかで異なっています。
例えば、営業はお客さんとのコミュニケーションがメインですが、システム部では採用に向けて、上長や現場エンジニアとの社内での話し合いがメインになってくるので、話す対象が変わってくるなと思いました。

部署の雰囲気に関しては、まるで別会社のように感じたくらいでした。
営業は極端に言うと個人プレーですが、エンジニアはチーム毎に開発プロジェクトを抱えているので、チームプレーだと思います。
異動前は、システム部の方が静かなイメージがありましたが、いざ所属してみると各チームが集まって話していたり、パパママエンジニアが多いので、ご家庭内でのお子さんの話が時折聞こえてくることもあり、、、笑
そのくらいフランクに話せる雰囲気に最初はびっくりしました。

また、営業部の時と違い、現ポジションでは上長が安藤CTOという「役員」になるので、どうコミュニケーションを取ればいいのか分かりませんでした。通常であれば一般の上にリーダー、マネージャー、などの役職が入るのに対し、いきなり役員なので最初は戸惑ってしまったのが正直なところです笑

ですが、安藤さんはいい意味で普通のテンションで話しかけてくださるので、びっくりしましたし、そのギャップに驚きでした。
本当にシステム部の方は、エンジニアの知識がない私にとても優しくしてくださり、1聞いたら10返してくれる文化があるなと思いました。

エンジニアの採用において意識していることはありますか?

採用においては、社内やチームのバランスを意識するようにしています。
その理由としては、システム部がチームプレーで開発していることを理解できたからこそ、候補者の方がGMOリサーチに合うのか、どのチームに合うのかというところに着目しないとなと思ったからです。

さらに、現在渋谷拠点で行っているのは中途採用なので、候補者のビジョンに向けた想いを汲み取ることを意識しています。

ー今後どんな人に入ってきてもらいたいですか?

考え方に柔軟性を持つ人です。
言語やポジションに限らず、今持っているスキルを活かしながら、色んな事に挑戦したいというマインドを持つことが大切だと思うので、そのような方を仲間として受け入れられたらいいなと思っています。

例えば、英語が出来なくてもそれをマイナスにとらえるのではなく、出来ないことにチャレンジしようというプラスの精神を持っている方がシステム部には合っているなと感じています。

今後の目標を教えてください

営業からシステム部に異動してきたからこそ、自分にしかわからないことがあると思っています。社内的にも異例の異動だと思うので、自分にできる役割を見つけ、その業務を全うしていきたいです。

また、仕事ができるできないだけでなく、現場の雰囲気を変えるのも人事側の仕事だと思っているので、自分自身がシステム部のプラス要因になれるよう頑張りたいと思っています。

エンジニア採用において今はまだ自分の力だけでは判断できないことが多いので、エンジニアの想いをくみ取れるくらい、経験値やスキルを高めていけるよう頑張ります。

―以上、水上さんのインタビューでした!
新卒且つ他部署からの異動という背景を持つ彼女だからこそできる業務や、新たな見え方がたくさんありそうですね!今後の活躍に期待です!

水上さん、貴重なお話をありがとうございました!

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