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【23年新卒インタビューPart2】ベトナム人の私が日本での就職を選んだ背景とは?

みなさんこんにちは!GMOリサーチの中村です。

今回は新卒インタビュー第二弾!今回の主役はベトナム人のタンさんです。彼女が来日した背景、GMOリサーチで働く理由とは何なのか?

早速インタビューしていきます!

自己紹介

  • 名前:タンさん
  • 所属:事業開発本部 ・営業戦略部 ・営業サポート課
  • 出身:ベトナム
  • 趣味:音楽を聴く事、映画をみること

1.学生時代のことを教えてください

私は高校卒業後、ハノイ工科大学に進学しました。この大学を選んだ理由はベトナムで1番有名な大学だったからです。最初は普通に通っていたのですが、家庭の事情もあったことから1年で大学を中退し、2019年から日本の大学に進学することになりました。
というのも、ベトナムの奨学金は授業料のみだったので、奨学金を全額もらえる大学を探したときに日本の大学を見つけたというのが背景です。
元々海外に行きたいなという気持ちもありましたし、日本が好きだったことから挑戦してみようと思いました。

(後列の左から7番目がタンさん)

ーその時の心境はどうでしたか?

私は当時、日本に来たことが1度もありませんでしたし、もちろん日本語も分からなかったので、不安がありました。当時は英語も日常会話程度のレベルしか話せなかったので「大丈夫かな?」という気持ちが大きかったです。

―日本での学生生活はどうでしたか?

最初の1年は言語の壁でとても苦労しました。でもこれは日本語ではなく英語での言語の壁です笑

私はたくさんの国から留学生が集まる「国際学部」に所属していたので、友達とのコミュニケーションは全て英語を使わなければなりませんでした。
また、授業も全て英語だったので宿題の内容を理解するのも大変でしたし、課題の意味が分からず間違った内容のプレゼンテーションを行ったこともあるくらい、毎日がいっぱいいっぱいでした。

奨学金を借りていた私は、高いGPAを保つのが必須で、奨学金を借りれなくなったらベトナムに帰らなければならなかったので、そうならないためにも頑張るしかなかったんです。
私は奨学金を借りられなくなって、国に帰るとなることが恥ずかしいと思っていたので、GPAを落とさないように学校が終わった後にも講義の復習をして過ごしていました。

この大学生時代の勉強の勉強おかげで、英語が話せるようになりました。

―タンさんは日本語も上手ですよね!

日本語は1、2年生の時に週2,3回ほど日本語の授業があったので、そこで勉強しました。
あとは、2年生の時にアルバイトを始めたのですが、みんなが日本語を話していて自分だけ内容が分からなかったので、みんなと会話するためにも勉強しました。

資格としては日本語能力試験のN2まで取ることができましたが、就職活動を行ったときに、資格のための日本語勉強はダメだということに気づき、実践能力の大切さを実感しました。

2.就職活動について教えてください

私は日本で社会人の経験をしたいと思ったので、就職活動を始めるときに日本で働くことを決めました。
大学生時代の4年間を日本で過ごしたので、ベトナムに帰ったり他国での就職は勿体ないなと思ったからです。
私自身、いつ日本を好きになったのかきっかけ等は自分でも分からないのですが、日本が大好きなので日本での就職を選択しました。日本はとても住みやすくて空気も綺麗なので、若いうちはまだ国に帰りたくないなと思っています。

―日本での就職活動はどうでしたか?

とても大変でした。私は留学生なので日本人と同じ就職活動プロセスを歩むのには限界があると感じました。
日本での就職活動は日本語でのSPI、適性検査を受けることが必要とされましたし、数学や政治に関する質問内容なども全て日本語で受ける必要がありました。

正直これは本当に大変でしたが、日本での就職活動を諦めたくない気持ちが強くありました。難しい事こそ諦めたくなかったですし、負けたくなかったので折れずに続けて頑張りました。

そこから思考を変えて、私はSPIテストの受験がない会社を受けることに決めました。

3.GMOリサーチとの出会いは?

私はグローバルに展開している日本企業に入社したいという思いがあったので、留学生向けの求人サイトをチェックしており、その時にGMOリサーチを見つけました。
GMOリサーチはグローバル展開をしている会社でしたし、将来的にもより海外進出していく可能性があるなと思ったので非常に魅力に感じました。

また、私の大学時代の専攻が国際ビジネスだったこともあり、学生時代に学んでいたスキルが活かせるかなと思ったので、選考を受けることにしました。

ー就活において、重視していた点はありますか?

私は企業文化を重視していました。

私がGMOリサーチに出会い、会社を調べた際、
「楽しもう・やり抜こう・尊重しよう」という人事ポリシーと、「生活者と企業の 「想い」に向き合いわくわくするアイディアや テクノロジーで 「世界」につなぎ、笑顔・感動の創造に貢献する、というフィロソフィーを見つけました。

これらは私が働く上で理想とする考え方だったので、とても魅力に感じたことを覚えています。

―いくつか受けた会社の中で、なぜGMOリサーチを選びましたか?

私はGMOリサーチの他にも4社ほど選考を受けていましたが、GMOリサーチ以外は日系企業ではありませんでした。
私は日本での働く文化や日本語をもっと学びたかったため、GMOリサーチから内定を貰った時点ですぐに「YES」と答えました。
日本に住んでいたとしても日系企業の会社に入らなかったら、メインの言語が英語となり、日本語を勉強する機会が失われますし、結果的に日本で働く文化も分からないままになります。そのため、外資系の企業に入りたいと思わなかったのが心境でした。

4.今後の展望を教えてください

グローバルサポートメンバーとして、国内チームとグローバルチームをつなぐ懸け橋のような存在になりたいと思っています。今は研修中なので、業務内容を覚えるのに必死ですが、早く自立できるように頑張りたいと思っています。

また、今まで開拓できなかった国や地域にサービスを展開し、会社がもっと世界に進出できるよう、私自身が少しでも力をつけて役に立ちたいと考えています。会社へ貢献することが、自分の成長に直結すると考えているので、これからもっと頑張ります。

また、私は下関オフィスのみなさんにとても感謝しています。日本語での仕事はやはり難しくて、分からないこともありますが、みなさんが一生懸命説明してくれるので優しすぎるなと思うくらいです。

渋谷オフィスは海外メンバーが多いですが、下関はみんな日本人なので日本語を学ぶ環境としては最適だなと思っています。

そんなみなさんに早く恩返しするためにも、将来的に会社がもっとグローバル展開できるようなプロジェクトにかかわり、そのプロジェクトの重要なポジションに就きたいと思っています。

―以上、タンさんのインタビューでした!

就活では留学生ならではの苦労を乗り越えてGMOリサーチに入社してくださったタンさん。グローバルメンバーとしての今後の活躍に大注目です!
タンさん、ありがとうございました!






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