皆さんこんにちは、システム部のアユシュマです。
今回はCakePHPでJSON Serverを使ってみたことについて書いていこうと思います。
JSON (JavaScript Object Notation) はサーバーとクライアントアプリケーション間のデータ交換に使用できる軽量のデータ形式で、シンプルで読みやすく、JavaScriptと簡単に統合できるため、現代のWeb開発標準となっています。JSONを使えば、開発者はスケーラビリティが高く、柔軟なウェブアプリケーションを迅速かつ容易に構築することができます。
そのJSONサーバーを構築するための最も強力なツールの1つに、RESTful APIを構築するためのビルド済みコンポーネントを多数提供する、PHPベースのMVCフレームワークCakePHPがあります。
今回は、CakePHPでJSON サーバーを利用するプロセスについてや、インストールから設定、実装まで詳しく解説していきます。
目次
1.JSON サーバーの概要
1-1.JSON サーバーを使う理由
2.CakePHPとは?
3.JSON サーバーのセットアップ法
4.JSONファイルの作成
5. JSON Serverの起動
6.CakePHPでのルートアクションを定義
7. コントローラーアクションでJSONサーバーとやり取りする方法
8.CakePHPでJSONサーバーを使用する際の効果的な手法紹介
9. まとめ
1.JSON サーバーの概要
JSONサーバーは、クライアントからのリクエストに対してJSON形式のデータを返すAPIです。JSONサーバーは通常、RESTfulサービスとして実装され、Representational State Transfer(REST)アーキテクチャのスタイルに準拠しています。
RESTfulアーキテクチャでは、リソースはURI(Uniform Resource Identifier)で識別され、各リソースはXML、JSON、プレーンテキストなどの異なるフォーマットで表現することができます。RESTful APIは、これらのリソースをクライアントに公開し、クライアントが特定のエンドポイントにHTTPリクエストを送信し、応答としてデータを受信することでシステムと対話することを可能にします。
JSON形式は、キーと値がペアのコレクションで構成され、キーは文字列、値は数値、文字列、配列、オブジェクトなど、任意のデータ型にすることができます。JSONはJavaScriptのオブジェクトリテラルに似ており、JavaScriptでの解析や構築が容易なため、WebAPIに最適とされています。
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日本語版【https://gmor-sys.com/2023/06/19/jsonserver-cakephp-japanese/】
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