こんにちは、GMOリサーチの中村です!
GMOリサーチに入社してはや1カ月。毎日たくさんのエンジニアの方に囲まれて過ごしています。この環境には個性豊かなエンジニアが揃っていて、話をすればするほど一人一人の魅力に引き込まれる毎日。誰と話しても面白く『十人十色』とはまさにこのことだなと感じています。
現在、システム部には約45名程のエンジニアが在籍していますが、今回は誰にインタビューしようか迷っていたところ【ベトナムでの業務経験や、元バックパッカーというフットワークの軽さと、多くのパートナーから武士と評される真面目さを持ち合わせるエンジニアがいる】という情報をもらい、「何それ、気になる!」ということで・・・
今回はシステム部の能勢さんにインタビューさせてもらいました!!!!
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(アポなしでモンゴルの遊牧民に会いに行きました(能勢さん右上)。いきなりの写真のエピソードが強烈すぎます笑)
ー自己紹介
- 名前:能勢さん
- 所属:グローバルシステム本部 システム部 開発一課
- 職歴:エンジニア歴3年
- 趣味:ランニング、海外旅行
ー経歴
地元茨城の高校を卒業後、東京の理系大学を卒業。大学では建築構造が専門だったこともあり、今の仕事とは畑違いの言語ではあるものの、当時からプログラムを書いていました。また、元学生バックパッカーで30カ国を制覇。その後、新卒でベトナムの日系IT企業で約2年ほど勤務し、帰国後の2021年11月、GMOリサーチに入社しました。
バックパッカーはまさにドラクエの世界観
ーなぜバックパッカーに?
インスタグラムで友達のバックパッカーの投稿を見て面白そうだと思い、私もバックパッカーになりました。特に目的もなく「行きたいところに行ってとりあえず何かしよう」という観光感覚でした。
高校生の時に地理が好きだったのもあり、授業で学んだ各国の観光地などを転々と訪問していく感じ笑
行きたい国をピックアップしたら、またそれに近い国を繋いで旅して・・・を繰り返していました。まさにドラゴンクエストの世界観に似ていて、冒険しているようでした。
この時から、海外の人と働くのが楽しそうという思考がより強くなり、いつか海外勤務で働きたいと思うようになりました。
《訪問国の国旗のワッペンを縫い付けたリュックは、今でも愛着のある宝物です( In インド・デリー)》※GMOリサーチにはインドオフィスもあります!
ベトナム渡航後、入社半年で会社が倒産!?
ーなぜベトナム?また現地で何をしていた?
海外勤務に向けたビザ取得には、業務経験3年以上や高い学位といった条件が求められていましたが、新卒で海外勤務希望の私にはこの条件が備わっておらず、渡航できる国は限られていました。結果として当時ビザが取得しやすく、オフショア開発に対して非常にホットな国がベトナムだったということもあり、ベトナムの日系IT企業に就職しました。
現地ではブリッジSEとして働いていたものの、入社半年で会社が倒産してしまい・・・笑
・・・!?!?!?
せっかくベトナムに来たのに、ここで帰国したら後悔すると思いベトナムで再度就活。無事2社目が決まり、ブリッジSE兼プログラマーとして在籍しました。
ここでは日本のクライアントと現地エンジニア間のやり取りのサポートに入ったり、自社の新規サービス開発に携わり、上流から下流工程までプロジェクトマネージメントを担当。業務が円滑に進むよう、橋渡し役として日々励んでいました。
ーなぜ帰国を決めたの?
理由は【ビザの更新ができなかった・スキルアップを考えた・コロナ】の3つです。
ベトナムでは自社での新規開発案件に2件、その他受託案件にも複数関わらせていただきました。尊敬できるようなすごいエンジニアが日本人、ベトナム人ともにいらっしゃったので、様々なことを吸収できた良い環境でした。
しかし、ベトナムに渡航し約1年半経過した頃、労働法が変わり当時の私の学歴・職歴ではビザの更新がかなり難しい状況に。なので長くても3年未満でベトナムを去るのはほぼ確定・・・そんな感じでした。
この段階で自分に足りないものは何か棚卸した結果、大規模の開発経験がないことだと考えました。大量アクセスだったり、大量のデータを処理したり、この辺には全然自信がなかったんです。なので他国に移るという考えには至らず、日本への帰国を決めました。
さらにベトナムでは、コロナ猛威によりロックダウンも経験しました。買い出しに行けず毎日の食事はほぼインスタントラーメン。ジョギングも追い返されるほど何も出来ず、家の中(タワマン36階)で屋内シャトルランをしていたこともありました笑
GMOリサーチとは確実にカルチャーマッチすると思った
ーGMOリサーチとの出会いは?
帰国を決意後、会社探しの条件として『品質管理、セキュリティなどをしっかりやっていて、大きな開発ができそうな会社』を設定した際、必然的にメガベンチャーの会社が絞られ選択の方向性が決まりました。
ベトナムでは自分自身の知見を増やすため、Youtubeをよく見ていたのですが、そこで見ていた方が元GMOインターネットグループの人だということが分かり、GMOグループに惹かれたことが出会いです。
GMOグループには100社以上の会社があり、会社それぞれで雰囲気が違うことをその方が紹介していました。これだけたくさんの会社があれば1つくらい自分に合った会社があるだろうと思い、その時からGMOグループに入ることを決めました。
実際にWantedlyなどでGMOグループの会社を見ていた時、社長が元エチオピアの外交官、CTOが自分と同じ元バックパッカーというインパクトが強かったGMOリサーチが目に入ってきました。ここなら確実にカルチャーマッチし、自分を受け入れてくれるだろうと思い選考を受けることを決意しました。
ー現在の業務内容は?
基本的にシステム部では自社サービスとして提供しているMarket Observer(https://gmo-research.jp/service/platform/mo)の開発を行っているんですが、その中でもAPIを介したお客様とのシステム連携が主な担当領域です。
また、最近はDB正規化に関わる大きめのプロジェクトのメンバーとして業務を行っています。いわゆる技術負債の解消って言葉ですと世のエンジニアの皆さんにも理解しやすいのかなと思います。
自社で抱えている規模が大きく歴史のあるシステムであるがゆえに、考慮しなければならない点の多さであったり、クライアントが国内外問わずいることなど、私が入社する前に期待していたような環境で学びの多い日々を送っています。
ー実際に働いてみた感想は?
業務内容もカルチャーもかなりマッチしていて、入社前に思い描いていた働き方ができています。現在は週3リモートで定例会議や朝礼・終礼以外は実装に集中させてもらっています。
ミーティング以外にも環境構築の面などでは、チームのフォローやサポートも行っています。抵抗なく英語を話すことができるので、プロジェクトにいる外国メンバーのサポートをすることもあります。
パートナー1人1人に個性。分類できないその他大勢の集まり
《システム部のみなさんから頼りになると言われている能勢さんです》
ーGMOリサーチにはどんな人が多い?また、どんな人がGMOリサーチに合っていると思いますか?
人事ポリシーにある【尊重しよう】は、どんな人でも受け入れると言い換えることができます。だからこそ、パートナーそれぞれに個性がありオープンマインドな人が多いと感じます。また、分からないことは聞いてすぐに教えるというグループマインドもあり、優しい人が多いです。
一般的な会社さんですと、それこそ自分みたいなタイプは出る杭として打たれてしまいがちなイメージなんですが、GMOリサーチって出る杭を新しい風として受け入れてもらえる、そんな環境じゃないかなと思ってます。なので、積極的とかオープンとか、そういう言葉が当てはまるような方には特におすすめしたいです。
―今後どんな人と働きたい?
私は自分自身と会社のカルチャーマッチを重視し、GMOリサーチを選びました。
エンジニア市場全体としては、カルチャーマッチよりも「どれほど自分の好きな技術に触れることができるか」や、「会社でどのようなスキルが得られるか」というところを見ているかと思います。
ですが、個人的には技術スキルは自分の学習量次第でなんとでもなると思っているので、「会社が与えた仕事をこなしてスキルが得たい」という受動的な考えよりは「これを解決したらもっとこうなるんじゃないかな、やってみたらこんな経験手に入れちゃった」みたいな能動的な考えの方と働いてみたいですね。
―今後の目標を教えてください
「能勢がいれば何とかなる」と安心されるようなマネージャー、またそれ以上の役職になることが当面の目標です。
私の知る限り、エンジニアの方の多くは技術から派生してスペシャリストを志される方が多いイメージなんですけど、ベトナム時代の経験から皆が最高のパフォーマンスを発揮できる環境作りに興味が出てきたんです。そのために今は分野を問わず技術学習に勤しんで、誰の話でもちゃんと聞ける準備をしています。
開発はチームで行うもの。上がしっかりしていないとチームが崩れていくからこそ、英語と技術知見の2本柱を武器にパートナーを引っ張っていきたいです。今のマネージャー、リーダー陣の背中を追いつつ、いずれ然るべき時が来れば担当したいです。
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今回は入社半年のエンジニア・能勢さんにインタビューをさせてもらいました。
こんなにもユニークなバックグラウンドを持ち、自分のしっかりとした軸や考えを持たれているその姿にとても感銘を受けました。
先日の研修で、細川社長がGMOリサーチが掲げる人事ポリシーの背景を説明してくださいました。正しいと思ったら自分で一歩前に出る大切さ、お互いを尊重し認め合うことで生まれる学びの大きさを教わった際に、私は咄嗟に能勢さんの姿が頭に浮かびました。
細川社長がパートナーに求める姿勢をまさに体現されていて、能勢さんに対して心から尊敬の念を抱きました。私もそのパートナーの一員だからこそ、毎日いい影響を受けながら楽しんで前に進んでいこうと思います!
能勢さんありがとうございました!頼りがいのある能勢さんの今後の活躍にも期待しています!!