「得意分野を伸ばすこと」を評価の軸に据え、エンジニアの成長を促す
こんにちは。GMOメディア株式会社
取締役兼・技術部門統括を務めております、別府将彦(べっぷまさひこ)です。
過去の経歴に関しては、こちらの記事を見ていただけたらなと思います!
本日はエンジニアの評価制度について話そうと思います。
GMOメディア株式会社では、「グレード制」に基づいてエンジニアを評価しています。
「グレード制」では、「その人が持っている得意分野を伸ばすこと」に着目し、評価をしていきます。
以前の評価制度では、「役職型評価制度」では、さまざまな能力をまんべんなく伸ばすことが良いこととされていました。これももちろん良い評価制度ではあるのですが、デメリットとして、たとえグンと秀でた得意分野があったとしても、苦手分野を克服しなければ昇進できない欠点がありました。
この評価制度のままでは、エンジニアのモチベーションを保ちづらいのではないか。そう考えた私たちは、「弱点をカバーするのではなく、強みを伸ばすことによってステップアップしていってほしい」という思いを込めて、「グレード制」を採用することにしたんです。
この考えのもと、現在弊社ではエンジニアにより強みを伸ばしてもらうために、スキルアップを支援する制度も設けております。たとえば、「この技術を学びたい」「講習会に参加したい」などの希望があれば、会社側が教材の購入費用や研修の受講料などを負担します。
このように、GMOメディア株式会社は「成長したい」意欲がある方を徹底的にフォローしています。
3年後を見据えた目標設定で納得いくキャリアを形成する
同じく、GMOメディア株式会社では、エンジニアが納得のいくキャリアを歩めるよう、目標設定や面談の内容を工夫しています。
具体的には、新卒の方も中途の方も、まずは「3年後に自分がどうなっていたいか」という目標を定めます。そして目標の達成に向けて、1年ごとにクリアすべき課題を上長とともに設定するのです。
たとえば、「3年後にマネージャーになりたい」という目標があるとしましょう。こんなふうに、期限と目標が決まっていれば、いまの自分が何をすべきか、おのずと見えてきますよね。
ただ、もし1年たって、「やっぱりテクノロジーリードになりたい」と目標が変わったらどうするか?その場合は、2年後の目標をテクノロジーリードに設定し、キャリアパスを引き直します。期限を延ばしてしまうと、せっかく立てた目標の意味がなくなってしまいますので。そしてまた、やるべきことを洗い出し、一つずつクリアしていきます。
このように、「3年後の目標値を定め、1年ごとに振り返ること」を繰り返しながら、GMOメディア株式会社のエンジニアはキャリアパスを形成していきます。
新規事業のアイデアを広く募集。同時に、PdMの目線でアイデアを考えられる人材を育成
最後に、弊社が新規事業創出を応援する姿勢について紹介させてください。
私たちは、ただ「業績を安定させる・伸ばす」というよりも、「世の中にまだないものを作り続けなければならない」という使命感を持っています。
ですから、常に新規事業のアイデアを募集しています。
お恥ずかしい話をすると、以前は、「新規事業コンテスト」のような形でアイデアを募っていたのですが、あまり形にはなりませんでした。なぜそうなってしまったのかというと、簡単に言えば、経営メンバーに「なんとしてでもアイデアを実現させよう」という覚悟が足りなかったからだと思います。
そのため今では、イベント的にアイデアを募るのではなく、常時アイデアを受け入れ、経営陣がそのアイデアを責任を持ってフォローする方式に切り替えたのです。「自分のクビをかけても、このアイデアを形にしたい」。そんなふうに、我々が腹をくくる体制に変わりましたので、我こそはという方はぜひ気軽に相談してもらえたら嬉しいですね。
より身近なキャリアパスに関して言えば、新規事業のアイデアを練ってくれるメンバーには、ぜひ、PdM(プロダクトマネージャー)としての考え方を身につけてもらいたいと考えています。そこで2020年からは、PdM勉強会を定期的に開催しています。勉強会には、エンジニアやデザイナー、営業など、職種問わず様々なメンバーが参加しています。もともとの専門分野に関わらず、勉強会に参加したメンバーが学んだことを活かして、積極的にアイデアを提案してくれることを期待しています。
「失敗し続けられる環境」を活かし、どんどんチャレンジしてほしい
GMOメディア株式会社は、自分でサービスを作り上げたいという熱量がある方、そしてその想いをアウトプットできる方をお待ちしています。
GMOグループ傘下ゆえ、ベンチャーながら会社の経営基盤が安定しているメリットがありますので、多少失敗しても「大丈夫!」と励ましてあげられる環境です。たとえうまく行かなくても、次のチャレンジに活かしていただければOK。会社側も再チャレンジの機会をどんどん提供します。つまり、GMOインターネット株式会社は、「失敗し続けられる環境」を提供する会社なのです。
サービスづくりを通して、幅広い世代に様々な価値を提供したい方は、GMOメディア株式会社でどんどんチャレンジしてください。きっと、学べることがたくさんあるはずです。ぜひ一緒に働きましょう!
GMOメディア株式会社では一緒に働く仲間を募集しています