グロービス初となるオンラインカンファレンス開催！2,200名の創造と変革の志士が日本・世界各地から集う

グロービス経営大学院では、教育理念である「能力開発」「志」「人的ネットワーク」を育てる場を
継続的に提供するために、経営者、学者、政治家、メディアなどの各界で活躍するトップリーダー達を登壇者として迎え、「あすか会議」（ASKA＝Assembly for Synergy, Knowledge and Ambition）と呼ばれるカンファレンスを毎年7月に開催しています。

（2019年開催第15回あすか会議＠アクトシティ浜松）

日本・世界各地から創造と変革の志士として活躍する、グロービス経営大学院の学生（在校生・卒業生）が集い、2日間に渡って、共に学び合い、徹底的に議論し、心ゆくまで語り合う....そんな唯一無二のカンファレンスです。

（あすか会議2019「ナイトセッション」登壇者を囲んでの議論）

あすか会議の特徴の一つは、事務局スタッフだけで企画・運営を行っているのではなく、グロービス経営大学院に通う在校生の皆さんが学生企画委員に立候補し、一緒にプログラムを企画・運営していることです。

今年は85名の方が学生企画委員を担ってくださり、「学生企画」と呼ばれるプログラムを中心に、企画・運営を行っていただきました！（※プログラムの詳細はこちら）

しかし、今年は新型コロナウイルス蔓延に伴う緊急事態宣言が出された状況等を鑑み、苦渋の決断でしたが、あすか会議2020を中止とすることにしました。

中止が決まった瞬間は、スタッフはもちろん、学生企画委員の皆さんも大変なショックを受けておりましたが、「学びは止めるな！」を合言葉に再び立ち上がり、「あさって会議～あすよりも、ちょっと未来なカンファレンス～ 」と題して、オンラインカンファレンスの開催を目指すこととしました。

あさって会議という名前には、「未来（あす）に向かって一人ひとりが新たな一歩を踏み出す。その一歩がやがて大きなうねりとなり、さらに遠い日本、世界の未来（あさって）を創る」、そんなカンファレンスにしたいという委員の皆さんの想いが込められ、名付けられました。

（「あさって会議」のロゴは学生企画委員の皆さんに制作いただきました）

そして、7月3日（金）、4日（土）に、グロービスの歴史において初となるオンラインカンファレンス「あさって会議」を開催し、無事に終えることができました！

当日は、日本全国、世界各地のグロービスの卒業生や在校生、英語プログラムやオンラインMBA生など、約2,200名がオンラインで参加。

従来のあすか会議でも行っていたプログラムに加え、心身のリフレッシュを目的とした、ラジオ体操、リフレッシュセッション（マインドフルネスなど）といった、オンライン独自のプログラムも企画し、参加者の皆さんに楽しんでいただきました。

2日間で用意したプログラムの数は、なんと300近く...。

100を超えるテーマを同じ時間帯に開催するなど、難易度の高いオペレーションが求められていましたが、学生企画委員の皆さんとリハーサルを重ね、大きなトラブルもなく、無事に終えることができました。

当日は、東京、大阪、名古屋の３つのキャンパスからの同時オペレーションを実施。50台を超えるPCを前に冷静さと緊張感を保ちながら、手際よく運営を行うこともできました。

（PC50台が並ぶ様子）

（PC1台1台の設定を確認している様子）

ここからは、あさって会議の様子を少しでもお届けできればと思い、写真とコメントでお伝えしていきます。

あさって会議開幕！

開会式に先立ち、「プレあさって」、「パワーナイト」、「リーダーズディスカッション」といった学生企画委員の皆さんが考えてくださったプログラムがまずはスタート。参加者の皆さんの気持ちが高まってきた中、グロービスのテーマ曲と共にカウントダウンが始まりました。ちなみにカウントダウンはパワーポイントで手作りです。

カウントダウンの後、オープニングムービーが流れました。こちらは、公認クラブ活動「アート＆デザインコミュニティ」の皆さんと一緒に制作しました！

・公認クラブ活動「アート＆デザインコミュニティ」の活動詳細はこちら

司会の挨拶によりあさって会議が開幕！学長堀が開会の挨拶を行い、「志を胸に、この新カンファレンスからたくさんのことを学んでいってほしい」という力強いメッセージを送りました。

学生企画委員会の委員長による挨拶の後、「グロービス　アルムナイ・アワード」の授賞式を執り行いました。社会や組織の課題解決に果敢に挑戦し、事業の創造・組織の変革に成果を上げた合計4名にアルムナイ・アワードを授与しています。

続いて、第1部全体会がスタート。テーマは「新しい未来を創造するリーダー達へ」。
スピーカーは、ロート製薬株式会社代表取締役会長兼 CEO 山田邦雄氏。モデレーターは、グロービス経営大学院研究科長田久保善彦。

新型コロナウイルス感染拡大により世界的にも劇的な変化が起きている状況下において、リーダー一人ひとりが何を大切にしどのように行動すべきか、また、リーダーとしてどうあるべきか。最前線に立つ山田氏から見えていたことや実際に取り組まれたこと、今後の展望など講演いただきました。

また、講演後のグロービス経営大学院田久保との対談では、「新しい時代に勝ち残る企業の要件」「これからの時代にあるべき組織像」「長期ビジョンや長期戦略の重要性について」など、様々なテーマでの対談が行われました。

分科会（様々なテーマ（課題）を、深く、多様な視点から掘り下げていくプログラム）では、グロービス経営大学院を卒業後、様々な業界で活躍されている卒業生20名にご登壇いただきました。

4月頃からテーマの企画を始め、登壇者の決定、登壇者との打ち合わせ等、長いプロセスを経てこの場を迎えられたことに、喜びもひとしおでした。

第2部分科会プログラム

・グローバル市場におけるビジネス（大山尚貢氏ノバルティスファーマ株式会社メディカル本部執行役員本部長、中田義則氏 Brand’s Suntory International Co.,Ltd Vice President Manufacturing、吉本明憲氏タイガーインディア（タイガー魔法瓶株式会社インド支店） Managing Director、河尻陽一郎グロービス経営大学院教員）

・なぜ、私はこのビジネスをやるのか～突き動かされた使命感～（河野健一氏株式会社iMed Technologies 代表取締役CEO 医師、民秋清史氏株式会社モルテン代表取締役社長最高経営責任者
町井恵理氏認定NPO法人AfriMedico 代表理事、廣瀬聡グロービス経営大学院経営研究科副研究科長／事務局長）

・既存組織の中で新しい事業を生み出す（木内文昭氏株式会社マクアケ共同創業者/取締役、間嶋宏氏トヨタ自動車株式会社主任（未来プロジェクト室）、宮脇健太郎氏ブラザーインターナショナル(コリアCo., Ltd. 代表取締役社長、鈴木規文氏株式会社ゼロワンブースター代表取締役）

分科会と分科会の合間には、リフレッシュセッション。心身ともにリフレッシュし、第3部分科会へ。

第3部分科会プログラム

・危機的状況の中におけるリーダーシップ（武田武士氏株式会社武田の笹かまぼこ代表取締役社長、野本周作氏株式会社エー・ピーカンパニー執行役員本部長（塚田農場事業、海外・新規事業、生産流通統括担当）、平川大計氏有限会社平川食品工業代表取締役、岩佐大輝氏株式会社GRA 代表取締役CEO）

・人々に感動を与え、ファンを創るビジネス（片上秀長氏株式会社ポケモン映像本部映像企画部シニアディレクター、西川哲也氏エイベックス株式会社新事業推進本部新事業戦略投資グループチーフディレクター、株式会社MAKEY 取締役、株式会社LIVESTAR 取締役、STYLICTION株式会社取締役、株式会社人機一体取締役、藤本光正氏株式会社栃木ブレックス代表取締役社長、村尾佳子　グロービス経営大学院経営研究科副研究科長）

・テクノロジー最前線～企業や人はいかに変わっていくべきか～（各務茂雄氏株式会社KADOKAWA グループ経営企画本部執行役員、株式会社KADOKAWA Connected 代表取締役社長、株式会社ドワンゴ ICTサービス本部本部長、SmartCity研究所所長、iU 准教授、中島徹氏 15th Rock Ventures. Founder & General Partner 兼 Spirete, Inc. 代表取締役、元家淳志氏パナソニック株式会社インドイノベーションセンターセンター長、鈴木健一グロービス経営大学院教員）　　