社員研修制度「交換留職」を利用し、1ヵ月間大阪校で働いてきました！

こんにちは、グロービスのスクール部門採用チームの田中です。本日はグロービスのユニークな社内研修制度についてご紹介できればと思います＾＾

グロービスは社会人教育を主要な事業として行っているため、当然、社員への教育にも熱心に取り組んでいます。例えば、グロービス経営大学院への進学によるMBA取得サポートや短期海外留学制度、「EQ」、「ビジョナリー・カンパニー２」など全７冊を５年間かけて読んでいく社内読書会といった、多様かつユニークな学びの機会を通じて社員の成長を後押ししています（詳しくはこちら）。

私が所属するグロービス経営大学院の運営部門では、１月より「交換留職制度」が新設されました。この制度は、約１ヵ月間、異なる拠点（※）で働くことによって、物事を多様な視点から考え、また、広い視野から物事を捉えられるようになることで、個人の成長だけでなく、拠点間、チーム間の連携がより密になっていくことを狙いとしています。

また、グロービスではメーリングリストを活用し、社員が積極的に自らの持つナレッジを発信していますが、それでもまだ共有されていないナレッジ（＝暗黙知）がたくさん眠っています。暗黙知を言語化して見える形（＝形式知）にし、他のメンバーに共有することによって、互いにレベルアップを図っていくことも目指しています。

※グロービスは、東京・大阪・名古屋・仙台・福岡・中国・シンガポールに拠点を持っています。

　　（大阪校の様子。新大阪駅の真上にあるため、駅のホームに沿って廊下が一直線に伸びています。）

今回、パイロットケースとして、私自身が新設されたばかりの「交換留職制度」を使い、大阪校に行ってきました＾＾

この取り組みが始まった背景の一つとして、グロービス代表の堀が、今後、グロービスは「アジアNo.１のMBA」を目指すのではなく、「テクノベート時代の世界No.1 MBA」を目指していく方針を掲げたことにあります。

世界No.1のMBAになるためには、決して現状のサービス水準に満足することなく、新しい取り組みにチャレンジしながら、さらなる高みを目指していく必要があります。そのためには、スタッフ一人ひとりの成長、拠点やチームの垣根を超えた緊密な連携が不可欠です。個人の成長と連携強化の１つの手段として、「交換留職制度」がスタートし、すでに第２弾、第３弾も動き始めました！

「交換留職制度」によって、私は東京校から大阪校に勤務となりましたが、変わったのは物理的な働く場所だけではありません。仕事内容（一部）や学生の皆さん（顧客）、そして一緒に働く人も変わります。

所属するチームだけでなく、様々なチームのミーティングに参加することで得られたナレッジ。受付に立ち、クラスに来た学生の皆さんを迎え入れることで触れられた、大阪校に佇む暖かい空気感。オフィスでの何気ない雑談やスタッフ一人ひとりとじっくりお話することで深まった信頼関係。

普段、電話やオンライン上でのやり取りだけではわからなかったことが、実際に別の拠点で働いてみることによって、わかるようになってきました。