リモートワークと出社のハイブリッドでサスティナブルな働き方を自分で創る
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はじめまして。
2019年12月にヒラソル・エナジーに入社した宮本と申します。
入社して2年になりますが、今回は入社までの経緯や今の私自身が感じていることを、一従業員としてお伝えしたいと思います。
お伝えすることによって、ヒラソル・エナジーってどんな会社?どんな働き方をしているの?ということが参考になれば良いなと思っています。
【これまでの経歴】
大学卒業後の数年は派遣の事務職としてしばらく勤務。数年で数社を経験したのち、縁があり、派遣スタッフから正社員へ引き上げていただくことができました。
そこからバックオフィスの様々な職種をジョブローテーションで数年ごとに経験してきました。一般的な事務業務から、営業事務、経営企画、総務、経理、人事労務、法務など、本当に様々でした。
その間に出産を二度経験し、産育休を取りながら、二度の復職。
そして長男が小学校に上がる頃、保育園と学童の預かり時間の差があり、片道1時間以上の通勤時間を含めると定時退社をしてもどうしてもお迎えに間に合わないことが分かりました。
世間で言う「小1の壁」です。
小学校に上がる数年前から制度の変更などを進言してきましたが、私の力不足もあり、制度を変えるまでには至らなかったため、転職を考えるようになりました。
最初の転職は2019年1月。そこは家から近い職場でした。通勤片道30分弱。2019年4月から小学生になる長男の入学に転職が間に合いました。
ただ、今までの経歴を生かせる職種ではなかったことや、勤務時間+通勤時間は家庭の事情に合っていたものの事務職ながらもエッセンシャルワーカーに近く、シフトも厳しかったため、「子どもの体調不良などで当日急遽休む」ということに対しての難しさがありました。
そこで再度転職を考えるようになりました。
いくつかに転職登録をし、2019年10月に某転職エージェントを通じてスカウトを受け、2019年12月からヒラソル・エナジーにお世話になることになりました。
2021年12月現在で、丸2年の勤務になります。
【ヒラソル・エナジーに転職することを決めたきっかけ】
もちろん家庭を考えた上で、時短で働けることが最大のポイントであったことは事実ですが、私自身がバックオフィス全般のジョブローテーションを経験してきていたことで、「スタートアップのバックオフィス全般」を、まだ出来上がっていない状況から整えていく経験ができそうであったことは大変魅力的でした。
これまでは昔ながらの日本的な企業にいたため、どうしても既存の規程や風土などに縛られることが多く、大きな法改正があって変えざるを得ない、ということでもない限りは、従業員が希望を出しても制度や仕組みを変えることも、便利なツールを導入してもらうこともかなり困難でした。
ですが、ヒラソル・エナジーなら、そういった面での風通しがはとても良さそうだと感じました。
そして、働き方についても既婚であるかどうかや子持ちかどうか関係なく、誰もが働きやすい会社を目指せるのではないかと感じました。
【働き方について/ヒラソル・エナジーの良いところ】
私は現在夫婦共働きで、3人の小学生を育てています。(※下の子は双子です。)
乳幼児期に比べれば、物理的なお世話をする場面は減りましたし、発熱や体調不良などで急遽休まなければいけない、ということも格段に減りましたが、親として心を寄せないと動いてくれない年齢にもなってきています。
朝は同じ時間に学校へ登校すること自体が毎日必ずできるわけではなく、三人三様、寒い、眠い、面倒くさい、などいろいろな理由で時間ギリギリになったりバタバタしたりします。そこは正直で人間らしい感情でもあるので、注意をしたり怒ってしまったりすることはもちろんありますが、何もかもを頭ごなしに叱りつけることも出来ません。
時間どおりに出ることができたのに忘れ物をしてしまう、なんてことも当然あります。
そういったときに、フレックスの制度があるのは大変ありがたいです。
普通に家を出れば、9時くらいに会社に到着できるけれど、何か小さなトラブルがあったとしても、出社を1時間遅らせれば問題がない。そういう「心のお守り」があると、余裕も出来ます。
夕方も「今日は通院したいから早めに帰宅しよう」ということができます。
逆に、「今日は夫が早く帰ってくるので少し遅くなっても大丈夫だから、あの仕事を終わらせよう」と終了時間を後ろ倒しで調整することもできます。
これは私が「子持ち女性だから」ではありません。小さいお子さんがいる男性メンバーも複数いますが、お子さんの送り迎えやイベント、ご家族の体調不良などで日々働き方を調整しています。お子さんのいない方、独身の方も同じで、通院などを理由に早退したり休んだり、ということも普通です。年次有給休暇を使用する場合はもちろん理由は不要です。
年5日の有給休暇取得義務についても、全員が適度に休めているため、労務管理の私のほうからみんなに特に声をかけることなく済んでいます。
さらに、コロナ禍がきっかけとは言え、一気にリモートワークが進んだことも良かったことの一つです。
2020年4月~5月は完全リモートにもなりました。外的要因とはいえ、あの状況下でリモート環境を一気に整えられ、出社が出来るようになった今でもハイブリッド形式で続けられているのも良いと思っています。
世の中では、完全出社に戻る会社も出てきているようですが、ヒラソル・エナジーはそういったことはなく、1週間のうち出勤とリモートを半々くらいにしても、問題ありません。出社して対面コミュニケーションを適度に取りながら、日によってリモートを選択する。個人的にはそれがちょうど良いと感じています。
私は埼玉県在住で通勤にも時間がかかるため、入社からずっと1日6時間の時短契約で働いていますが、
この環境が今後も続くようであれば、通勤時間を勤務時間に充てられるため、もう少し長い時間働けるのではないか?もう少し貢献できるのではないか?とも考えています。
【前職との違い】
今は、相談から意思決定までがとても速いです。
昔ながらの企業だと、新しいことをやりたいと思うと、まずは根回しをし、起案が通るかどうかの雰囲気を読み、通りそうであれば担当者が細部まで凝った稟議書を作成し、上司→役員→社長、と決裁を仰いでいく流れになります。
もちろんヒラソル・エナジーでも、みんなが勝手に動くわけではなく、個人単位や部署単位、場合によっては全体ミーティングなどでの相談はします。その後のチャットツールなどでの意思決定・決裁履歴なども残すようにはしていますが、とにかく速いです。
まずはとにかくやってみる、という社風があるように思います。
個人の状況に応じてあれこれと「相談がしやすい環境」もあります。社内の雰囲気も、とても風通しが良いです。役員と従業員にも上下関係をほとんど感じることがありません。提案などにもしっかり耳を傾けてくれる人たちばかりなので、いろいろな話もしやすいです。
【私の今後について】
バックオフィスとして、従業員のみんなが働きやすい環境を整えていきたいです。
オフィス環境を整えたり、オフィス内の仕組みなどを改善したり、制度を整えたり。働きやすい環境や福利厚生などについても、従業員個々の事情や時代背景なども汲み取りながら柔軟に考えていけたらと思っています。