博報堂さんのUniverity of Creativityを見学させていただきました。
University of Creativiety(UoC)は、この秋にオープンした創造性の研究機関。なかでも、創造性を使ってサスティナブルな価値観をどうやって社会に広げていこう?という問題関心はゲットイットとも親和性があり、参考になるのではないか、、ということで見学に伺いました!
ここでは、立場や地位に関係なくオープンに対話し、協働するための仕掛けがあちこちに散りばめられていました。学問の壁や会社の枠を越えて、同じ興味関心や探究心を持った人々が集い、情報を交換して新しいものを生み出していく場所。子供の頃遊んだ公園のような、遊び心ある空間がデザインされているなと感じました。
例えば、靴を脱いで同じ目線で座れる場所。社長さんだったり役員さんだったり社会的地位が高い人が見学にくることもあるのですが、靴を脱いで座ると、不思議と距離が近くなるような感覚があるそうです。それで思い出しましたが、ゲットイットの来客用会議室も昔は靴を脱ぐスタイルでした(時代の先取り)。
また、広々としたオープンキッチンがあり、カフェスペースも充実していました。一緒に食べたり飲んだりすることは人間関係の基本なので、異なる立場の人たちが協働していく上でキーになるのかなと思いました。(実際にビジネスでは競合に当たる会社が見学にくることもあるそうです)
サスティナビリティ×クリエイティビティ
プラスチック容器を並べたオブジェ(?)。
「消費期限 2420年」
環境問題に対する考え方や行動は、人によってかなり温度差があるものです。例えばゲットイットでも、分別をするしないは結構人によるところがあるので、資源にまわせる物が捨てられているのを見るとモヤッとします。そしてそれをいちいち拾ったり指摘しない自分にもモヤっと・・。当たり前に行っている習慣や考え方を1つずつ変えていくことは手間のかかることだし、反感が生まれてしまうのもわかります。私も、これ以上知ると辛くなりそうだから知りたくない・・って思ったりします。でもその変化を、カッコ良くて、ポジティブな方法で促していけるのがもしかしてクリエイティビティの力なのかもしれない!と、新たな希望を持つことができました。
貴重な機会をいただき、ありがとうございました!