こんにちは。
当社では基本的にフリーアドレスを推奨していますが、主に事務所で過ごすことが多いメンバーは固定席OKです。ひとつの机にちょっとした棚がひとつ付いているのですが(まれについていない机もあります)、そこにファイルやら文房具やら、よく使うものをそれぞれ置いています。私の場合、写真のコーヒー缶もそのひとつ。
ある日歯医者の帰り道、ふと立ち寄ったお店で見つけたこの缶。事務所で淹れるコーヒー豆用にしようと思い、即購入。共用のものは経費で買うのが通常なのですが、私の好みで買っただけだったのでそっと差し入れしてみました。その後しばらく活躍していましたが、新しいコーヒーメーカーの導入により豆缶が不要になりました。捨てるにはもったいないしなぁと引き取ったものの、家ではコーヒーをほとんど飲まないのでどう使おうかと悩んでいたところひらめいたのが「貯金箱」でした。それも会社での貯金専用の貯金箱です。
最初は毎回蓋をあけて貯金していたのですが、ひと手間だし貯金箱らしさを追求したくなり、力自慢の後輩に無茶ぶりを。「これ、貯金箱にしたいので上に穴あけてください~」。言うだけ言ってあとはお任せ状態にしていたのですが(ひどいですよね笑、)しばらくして写真の状態で戻ってきました。
写真だとわかりにくいのですが、頼んでいた穴あけが完璧だったのはもちろん、蓋が簡単に開かないようにとテープが貼ってあり、また穴の部分も危険だからとテープで保護してあります。時間をかけすぎず、でも求められた以上のものを。素晴らしいなぁ~と感心&感謝して、もう半年ほど愛用しています。
貯金箱といえば、たとえば500円玉貯金であればお財布に500円が入っている場合はすべて貯金箱に入れる、であったり、月はじめに決まった額を貯金に回すだけでなく、月の終わりに残ったお金もすべて貯金に回す、というものだったり、色々とあると思います。その目的も様々ですよね。いまは老後の年金がまともにもらえるか不安だからと、若者も「老後用に」と貯金する人が結構いるようです。老後の心配なんかせずに「宵越しの金は持たねぇぜ」と江戸っ子のように言ってみたいですが、残念ながらそこまで無謀にはなれません。
ではこの貯金は何用か?それは秘密にしたいのですが(まだ目的が定まっていないともいう)、チャリーンとお金を入れるタイミングは決まっています。
仕事をしていると、どうしたって「なんで?」とか「~だったらいいのに」とか、不満・文句・切なさを感じることってあると思います。でも私は、できることならマイナスな感情を仕事中に出したくありません。それをちゃんとした意見にできたり、自分にとっても周りにとってもプラスなものにできる形で出すのならいいのですが、ただただマイナスな感情として出すのは個人的には好きではないのです。気の置けない友人にぐちを言うのならともかく、ここは職場ですから。隣で同僚がマイナスオーラ出しまくっていたら、周りだって迷惑ですよね。
そこで最初は、「マイナスなことを言ってしまったら貯金」をしていました。たとえば、「え、ないわ~」というひとことや、「**ってしてって前も言ったのに!」とかです。
でもこの貯金方法自体、マイナスな方を向いてしまっている気がして、途中から「文句言いそうになったときにぐっとこらえられた/きゅるん♡と変換できたら貯金」に変更しました(名称は検討の余地ありです)。
ぐっとこらえるというのは、マイナスな感情に蓋をするということではありません。反射的に文句になってしまいそうなところ、ひと呼吸置いてみる、という方が近いです。なんでそういうことが起きたのか、なんでそれに対して自分は不満を覚えたのか、どういう形だったらもっと素直に受け止められるか。それでもやはりここは違うでしょ、と思ったり、こうしてほしい、と思ったりした場合には、それを「意見」として相手にちゃんと伝える(それでも相手に伝わらなかったら、いったん同僚になぐさめてもらった後に再度戦略を練り直します笑。なぐさめてくれる同僚がいるって最高です!)
じゃあきゅるん♡と変換とは?
長くなってきましたので、これについては次回記載したいと思います!笑